アプリやファイル、ZIPを開いたときに「変な記号が表示される」「日本語がすべて???になる」「文字が四角やバツになる」など、文字化けの症状にお困りではありませんか？
- メモ帳やテキストファイルの日本語が読めない
- ZIP内のファイル名が文字化けする
- 特定のアプリだけ文字化けする
こうした文字化けは、OSの内部設定やフォントの破損、文字コードの読み違いなどが原因です。
誤った設定や復旧を試すと、元のデータが破損する危険性もあるため、確実な対処法を理解して対応することが重要です。
この記事では、Windows10の文字化けが発生する代表的な原因とその対処法を詳しく解説しています。
文字化けしたファイルに重要なデータが含まれている場合や、復旧に不安がある場合は、誤操作による損傷を避けるためにも、24時間365日無料で診断をご案内しているデジタルデータリカバリーにご相談ください。
目次
Windows10で文字化けが発生する原因
Windows10で発生する文字化けにはいくつかの原因があり、使用しているアプリケーションやファイル形式、フォント環境によっても異なります。以下では、主な原因をそれぞれ解説します。
システムロケールが日本語以外に設定されている
英語版Windowsや多言語環境のPCでは、システムロケールが日本語以外に設定されていることがあります。この場合、日本語ZIPファイルやShift_JIS形式のテキストを開くと文字化けが発生します。日本語対応アプリでも表示に支障が出る場合があります。
日本語フォントの破損や未インストール
「MSゴシック」「メイリオ」などの日本語フォントが欠損していたり、破損していると、日本語部分がすべて四角や「�」などの文字に置き換わることがあります。日本語パックや補助フォントの問題も原因になることがあります。
文字コードの不一致（Shift_JISやUTF-8など）
ファイルの作成環境と開いたアプリの文字コードが異なると、正しく読み込まれず文字化けします。特にCSVやTXTファイル、ZIP内のファイル名、メモ帳などで顕著に現れます。
Windows Update未適用によるOS不具合
Windows10の古いバージョンでは、フォント描画に関する既知の不具合が修正されていないことがあります。最新版への更新によって解消するケースも多く、重要な対処の一つです。
フォントキャッシュの破損
フォントキャッシュが破損すると、アプリケーションで使用する文字情報が正しく読み込まれず、文字化けや表示不具合が発生します。特にWindowsでは複数のアプリに影響が広がりやすく、業務や作業効率に大きな支障をきたす恐れがあります。
自力でキャッシュ削除や再構築を試みても、内部でファイルが破損している場合は根本的な解決に至らないこともあります。重要な文書や業務データが関わるケースでは、無理な操作を避け、専門のデータ復旧業者に早めに相談することが安全です。
当社では、フォントやファイルの破損による文字化けにも対応し、24時間365日無料で診断とご案内を実施しています。ファイルに重要な内容が含まれる場合は、まずはご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「Windows10で文字化けが発生した」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
自分でフォント設定を削除したり、システムを無理に変更してしまうと表示不良がさらに広がるケースがあります。特に内部のシステムファイル破損が原因だった場合は、自力での対応を繰り返すことで状況を悪化させるリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
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- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows10の文字化けを解消する対処法
ここでは、Windows10で文字化けが発生した際に効果的な対処法を順に紹介します。操作ミスによるリスクを避けるため、必要に応じてバックアップを取りながら実行してください。
システムロケールを日本語に設定する
海外向けWindowsや多言語PCでよくある設定ミスです。ロケールを変更することで、日本語アプリやファイルの表示が正常化します。
- 「コントロールパネル」を開きます。
- 「時計と地域」→「地域」を選択。
- 「管理」タブを開き、「システムロケールの変更」をクリック。
- 「日本語（日本）」を選択し、PCを再起動します。
日本語フォントを再インストールする
フォントが破損している場合は、一度削除してから再インストールすることで改善します。
- 「設定」→「時刻と言語」→「言語」を開きます。
- 「日本語」を一度削除し、再追加します。
- 必要であれば「言語のオプション」からフォントを確認します。
- 補助日本語フォントがある場合は「コントロールパネル」→「プログラム」から削除可能です。
Windows Updateを適用する
フォント描画やロケール関連の不具合は、Windows Updateで修正されていることがあります。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を開きます。
- 「更新プログラムの確認」をクリックします。
- すべての更新が完了したらPCを再起動します。
フォントキャッシュを削除する
フォントのキャッシュファイルが破損していると、正しく表示されなくなります。
- C:\WINDOWS\system32\FNTCACHE.DAT を探します。
- ファイルを削除します（管理者権限が必要）。
- PCを再起動し、キャッシュを再生成します。
文字コードを指定してファイルを開く
テキストファイルなどで表示が崩れている場合は、文字コードの指定で正しく表示される場合があります。
- メモ帳や他のテキストエディタでファイルを開く。
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」→「エンコード」で「UTF-8」や「Shift_JIS」を選択。
- 再度ファイルを開いて確認します。
専門業者に相談する
上記の対処で改善しない場合、ファイル自体が破損している、またはシステム全体に異常がある可能性があります。操作を誤るとデータが永久に失われるリスクもあるため、無理に自力で修復を続けず、専門業者への相談を検討しましょう。
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よくある質問
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
