MacでWAVファイルを再生しようとしても音が出なかったり、アプリが対応していないと表示されて困ったことはありませんか？音楽制作や資料確認の場面で再生できないと、作業が止まってしまいます。
- QuickTimeやミュージックで開けない
- 一部のWAVだけ再生できない
- 再生しようとするとエラーが出る
こうした症状は、コーデック不足やファイル自体の破損、再生アプリの非対応など複数の要因が関係していることが多いです。
無理な変換や誤った操作でデータを失うリスクもあるため、落ち着いて原因を切り分けることが大切です。
この記事では、MacでWAVファイルが再生できないときの原因と、順に試せる解決策をわかりやすく解説します。
もし大切な録音データや音源ファイルが再生できず不安な場合は、デジタルデータリカバリーにご相談ください。私たちはHDD・SSD・USBメモリ・NASなど幅広いメディアに対応し、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
WAVファイルが再生できない原因
WAVファイルは基本的に非圧縮の標準形式ですが、特殊なコーデックや破損、ソフトの互換性によって再生できない場合があります。以下に代表的な原因を整理しました。
コーデックの不足
WAV形式は一見シンプルですが、内部で異なるコーデックが使われる場合があります。例えばOGGコーデックを使ったWAVは、QuickTimeやミュージックアプリでは再生できません。VLCのような汎用プレーヤーで解決できることが多いです。
ファイルの破損
拡張子が「.wav」であっても、内部のデータが壊れていれば再生はできません。録音中のエラーやコピー時の不具合が原因になることがあります。この場合は修復ツールの利用や、場合によっては専門業者に相談する必要があります。
再生アプリの非対応
標準のQuickTimeやミュージックアプリは基本的にWAV対応ですが、特殊なコーデックや古いアプリではエラーが発生することがあります。最新版にアップデートすることで改善する場合もあります。
旧QuickTimeが必要なファイル
一部のWAVファイルはQuickTime Player 7など古いソフトに依存しているケースがあります。最新の環境では再生不可になるため、必要であれば旧バージョンの導入を検討する必要があります。
ストレージ障害による読み込みエラー
HDDやSSDの劣化、セクタ破損が原因でWAVファイル自体が破損しているケースもあります。この場合、無理に操作するとデータが消失するリスクが高まります。特に録音データなど唯一無二の音源は、自力で修復を試みる前に専門のデータ復旧業者に相談することを強くおすすめします。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料で対応しています。安心してご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「WAVファイルを再生できない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
WAVファイルが再生できない場合、アプリの不具合やファイル破損、ストレージ障害が原因のことがあります。自力で変換や再生を繰り返すと状態が悪化し、ファイルが完全に壊れるリスクが高まるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
WAVファイルを再生できない時の対処法
ここでは、MacでWAVファイルが再生できない場合の具体的な対処法を順番に紹介します。まずはソフト面から確認し、改善しない場合はデータ破損を疑う流れがおすすめです。
VLCなど汎用プレーヤーで再生
QuickTimeやミュージックで再生できないWAVでも、VLCメディアプレーヤーやElmedia Playerなら多くのコーデックに対応しています。
- VLCメディアプレーヤーを公式サイトからダウンロード
- アプリをインストールして起動
- 対象のWAVファイルをドラッグ＆ドロップして再生確認
WAVをMP3などに変換
WAVが特定アプリで再生できない場合は、互換性の高い形式に変換する方法も有効です。
- ミュージックアプリにWAVを読み込む
- メニューから「ファイル」→「変換」→「MP3バージョンを作成」を選択
- 新しいファイルが作成されるので再生確認
ファイル修復ツールを利用
ファイル自体が破損している場合、修復ツールを使う必要があります。ただし、誤った操作で修復不能になるリスクもあるため、重要な音源の場合は専門業者に相談する方が安全です。
- Recoveritなどの修復ソフトをインストール
- 破損したWAVを読み込み、修復を実行
- 修復後のファイルを別名で保存し、再生確認
旧QuickTimeを導入
古い仕様で作成されたWAVファイルはQuickTime Player 7が必要になる場合があります。
- Apple公式サイトからQuickTime Player 7をダウンロード
- インストールして起動
- 対象のWAVファイルを開き、再生できるか確認
macOSやアプリをアップデート
古い環境では再生エラーが出ることもあります。アップデートすることで改善するケースがあります。
- システム設定から「ソフトウェアアップデート」を確認
- 利用可能な更新があれば適用
- QuickTimeやミュージックも最新版に更新
専門業者に相談する
以上の方法でも改善せず、特に録音データや唯一無二の音源が再生できない場合は、自力での対応は危険です。
デジタルデータリカバリーはこれまでに46万件以上の相談実績（※1）があり、一部復旧を含めた復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、安心してご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
