HPノートパソコンにメモリを増設したのに、エラーが出たり容量が正しく反映されなかった経験はありませんか?
- 増設後にブルースクリーンやエラーメッセージが表示される
- OSで追加したメモリ容量が認識されない
- 起動はするが動作が不安定になる
メモリ増設は性能向上に有効ですが、規格の不一致や取り付け不良があると、起動不能やデータアクセス不良につながるリスクがあります。
とくにHPノートPCでは機種ごとに対応するメモリ規格や上限が異なり、誤った部品を装着すると認識されないだけでなく、ハードウェア全体に負荷を与えてしまう恐れがあります。本記事では、メモリが認識されない主な原因と、トラブルを解決するための具体的な対処法をわかりやすく解説します。
「このままではデータにアクセスできなくなるのでは」と不安を感じる方は、まずは無料の初期診断をご利用ください。専門スタッフが24時間365日、安全に状況を確認いたします。
目次
メモリ増設エラーの原因
メモリが正常に認識されない場合、単純な装着ミスからハードウェアの故障までさまざまな要因が考えられます。以下に代表的な原因を挙げます。
装着不良・接触不良
メモリが最後まで差し込まれていない、端子にホコリが付着しているなどで認識されないことがあります。差し込みの甘さはよくある原因のひとつです。
規格や相性の問題
DDR3・DDR4・DDR5などの世代やクロック数が異なるとエラーや起動不良が発生します。HPのモデルごとに対応規格が決まっているため確認が必要です。
メモリの初期不良・故障
新品でも不良品の可能性があります。認識しない場合は個体差を疑いましょう。
メモリスロットの故障
古いモデルや物理的な破損があると、スロット側の故障で認識できないことがあります。この場合は修理が必要です。
BIOSの設定不足・未更新
新しい規格のメモリはBIOS更新が必要な場合があります。古いバージョンでは認識されないケースもあります。
POSTエラーやランク不一致
メモリの容量やランク(シングルランク/デュアルランク)が混在するとPOSTエラーを起こす場合があります。
基盤故障やメモリコントローラの異常
メモリ自体に問題がなくても、ノートパソコンの基盤やメモリを制御するコントローラに異常があると、正常に認識されないことがあります。増設直後にエラーが出るだけでなく、「ときどきフリーズする」「増設前より動作が不安定になった」といった症状も、このトラブルに当てはまる可能性があります。
内部の基盤異常は目で確認できないため、自分では気づきにくい点が厄介です。そのまま使い続けると、最悪の場合データが破損したり起動できなくなったりするリスクがあります。少しでも思い当たる症状がある場合は、早めに専門業者へ相談することが重要です。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「増設後にブルースクリーンやエラーメッセージが表示される」「OSで追加したメモリ容量が認識されない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って何度も再インストールを繰り返したり、無理に部品を付け外しすると、内部の不具合をさらに悪化させるケースがあります。特にメモリスロットや基板に問題がある場合、自己流の対応によって状態が深刻化するリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
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- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
メモリ増設エラーの対処法
メモリ認識エラーは正しい手順で確認を進めれば改善できるケースがあります。以下の方法を試してみましょう。
差し直し・接点清掃
最も基本的な対処は差し直しと清掃です。接触不良を防ぐことで改善することがあります。
- 電源を切り、バッテリーや電源ケーブルを外す。
- メモリを一度抜き取り、端子を乾いた布で拭く。
- スロットをエアダスターで清掃する。
- メモリを奥までしっかり差し込み、ラッチがカチッと閉まるのを確認する。
1枚ずつ挿して確認
複数枚挿した場合は1枚ずつ検証することで不良メモリの特定が可能です。
- 元のメモリだけを挿して起動する。
- 新しいメモリだけを挿して起動する。
- 認識されるかどうかで個体不良を切り分ける。
メモリスロット変更
使用するスロットを変えることで正常に認識される場合があります。
- 電源を切ってメモリを抜く。
- 別のスロットに挿し替える。
- 電源を入れて認識されるか確認する。
取り付け方法・向きの確認
メモリには切り欠きがあるため、逆向きには入りません。向きが合っているか再確認が必要です。
- メモリの切り欠き位置を確認する。
- スロットの溝と合わせて差し込む。
- ラッチが確実に固定されているか確認する。
BIOSでの認識確認と更新
BIOSで認識されていない場合は、設定やバージョンに原因があります。アップデートで改善することがあります。
- 起動時にBIOS設定画面を開く。
- システム情報からメモリ容量を確認する。
- 認識されていない場合はBIOSを最新版にアップデートする。
仕様・上限の確認
機種ごとに対応メモリの規格や最大容量が決まっています。非対応規格では認識されません。
- HP公式サイトやマニュアルで対応規格を確認する。
- 世代(DDR3/DDR4など)や容量上限を照合する。
- 対応外のメモリを使用していないか確認する。
専門業者に相談する
HPノートパソコンでメモリ増設後にエラーが出たり認識しない場合、単なる接触不良だけでなく、内部システムやストレージの障害が関係していることがあります。自己判断で繰り返し操作すると、データが上書きされて復旧が難しくなる恐れがあるため注意が必要です。
大切なデータを守るためには、修理や買い替えの前に専門業者へ相談することが安心です。
当社デジタルデータリカバリーは、これまでに7,300件以上のご相談(※1)に対応し、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という実績を持っています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じたら早めにご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
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最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
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一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

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- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
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これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
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※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。