HPのWindows7パソコンを利用している方は、次のようなトラブルに直面する可能性があります。
- 突然OSが起動しなくなる
- 深刻なシステム不具合で操作ができない
- 修復を試みても改善せず作業が止まってしまう
こうした事態に備えてリカバリディスクを事前に作成しておくことが強く推奨されています。リカバリディスクがあれば、システム障害や起動不能時でも工場出荷時の状態に戻すことが可能です。
準備を怠ると、トラブル発生時に大切なデータや環境を二度と取り戻せない恐れがあります。
安全にPCを使い続けるために、Recovery Managerを利用した標準的な作成方法を確認し、今のうちに対策を講じましょう。もし既に不具合が起きている場合は、24時間365日対応の無料診断をご利用ください。
目次
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「突然OSが起動しなくなる」「深刻なシステム不具合で操作ができない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、誤って初期化や上書きをするとデータが失われる恐れがあり、内部故障が原因の場合は自力対応によって状況をさらに悪化させるリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
リカバリディスク作成手順
以下はHPパソコン(Windows7)でリカバリディスクを作成する際の基本手順です。
事前準備を行う
スムーズな作成のために必要な準備を行います。
- 空のDVD-RまたはUSBメモリを用意します(機種によって異なります)。
- パソコンにACアダプターを接続し、電源が落ちない状態にします。
- プリンタなど不要な周辺機器は外しておきます。
- 一部モデルはリカバリディスクを1回しか作成できない点に注意します。
Recovery Managerを起動する
HPに搭載されている専用ソフト「Recovery Manager」から作成を開始します。
- スタートメニューを開きます。
- 「すべてのプログラム」から「Recovery Manager」を選択します。
- 「Recovery Mediaの作成」または「リカバリディスクの作成」をクリックします。
メディアの種類を選択する
保存先となるメディアを選びます。
- DVDかUSBメモリかを選択します。
- 指示に従って空のメディアを挿入または接続します。
- DVDの場合は通常3~4枚必要になります。
作成を開始し最後まで完了させる
作成中は中断せず最後まで続けます。
- 作成を開始し、画面の案内に従います。
- DVDの場合はディスクを入れ替えながら作業します。
- エラーが出た場合は新品のメディアを使用して再度実行します。
作成後にテストと保管を行う
作成したリカバリメディアは確実に動作確認を行い、安全に保管します。
- 作成が完了したら一度起動テストを行います。
- 問題なく起動できれば保管用ケースなどに入れて管理します。
- 紛失すると再作成できない場合があるため、厳重に保管してください。
注意点
リカバリディスクを利用するとPCは出荷時の状態に戻ります。このため個人データはすべて削除されます。必要なファイルは必ず事前にバックアップしてください。また、HDD内のリカバリ領域が消えていたりソフトが見つからない場合は、HP公式サポートから有償でリカバリメディアを入手できるケースもあります。
操作に不安がある場合や、失いたくない大切なデータがある方は専門業者に相談することが最も確実で安全です。
不安な場合はデータ復旧の専門業者へ相談を
リカバリメディアを作成していない状態でパソコンが起動しなくなると、大切なデータを失うリスクがあります。
当社デジタルデータリカバリーは、2011年1月以降で46万件以上の相談実績を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。2023年10月実績)という成果を達成しています。復旧作業は「クリーンルーム」と呼ばれる、空気中のホコリやチリを極限まで取り除いた特別な環境で行います。わずかな異物が原因でHDD内部が損傷するのを防ぎ、データを安全に扱うことができるため、確実性の高い復旧が可能になります。
また、官公庁や大手企業を含む1万社以上との取引実績があり、信頼できる体制でご依頼に対応しています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日いつでもご相談いただけます。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。