メモリを増設したらPCが起動しない、画面が真っ暗なまま動かないとお困りではありませんか?
- 3枚挿したら電源は入るが画面が映らない
- 再起動ループになりBIOS画面も出ない
- 2枚だと動くのに3枚では動作しない
こうした現象は、単なる接触不良からマザーボード仕様の制限、相性や故障まで幅広い原因が考えられます。
無理な増設や誤った組み合わせはシステム起動不能や部品損傷の危険があるため、慎重な対応が必要です。
この記事では、代表的な原因と安全なチェック・改善方法をわかりやすく紹介します。
もし重要データが保存されているPCで障害が起きた場合は、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
メモリ3枚挿しでPCが起動しない主な原因
メモリが正しく動作しない理由や、メモリ以外が原因で起動しないケースも存在します。ここでは代表的な原因を挙げ、確認すべきポイントを解説します。
物理的な装着不良
メモリが奥までしっかり挿さっていない、端子に埃や汚れがあると認識されません。特に3枚目だけ接触不良を起こすこともあります。
マザーボード仕様・相性問題
多くのマザーボードは2枚単位(デュアルチャネル)での動作が前提です。3枚構成では「2枚がデュアル、1枚がシングル」になる場合もあれば、全く起動しない仕様もあります。メーカーや容量・速度の異なるメモリ混在は相性不良の原因になります。
BIOS設定・バージョン未対応
古いBIOSでは新しいメモリを正しく認識できないことがあります。また、XMPやEXPO設定、手動オーバークロックが干渉して起動不能になるケースもあります。
メモリやスロットの故障
メモリの初期不良や経年劣化、スロットの接点不良・破損でも同様の症状が出ます。別スロットや別メモリでの検証が必要です。
ストレージデバイスの障害
ストレージデバイスの障害は、HDD(磁気ディスクで記録)やSSD(半導体メモリで記録)の不具合が原因で発生し、メモリが正常でもOSを読み込めず起動できないことがあります。物理的な故障(ヘッド損傷やコントローラ不具合など)やシステム領域の破損(OSの起動に必要な情報の損傷)が代表例です。
このような状態で通電や再起動を繰り返すと、状態が悪化してデータが上書きされ、復旧が困難になる危険があります。特に重要なデータが残っている場合は、自力での対応を避け、専用設備やクリーンルームを備えたデータ復旧業者へ早急に相談することが安全です。当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「メモリ3枚挿しでPCが起動しない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
メモリを3枚挿した状態でPCが起動しない場合、メモリ自体は正常でも、ストレージデバイスなど別の部品が原因となっていることがあります。このような場合、状況によっては保存データが失われる可能性もあるため、慎重な対応が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
メモリ3枚挿しでPCが起動しないときの対処法
ここからは安全に確認・改善するための具体的な手順を説明します。基本は負荷やリスクの少ない作業から順に行いましょう。
抜き挿しとスロット清掃
最も基本的な確認方法です。一度すべてのメモリを取り外し、スロットの埃を除去して再装着します。
- PCの電源とケーブルを外す
- 全メモリを外し、エアダスターでスロット内部の埃を吹き飛ばす
- 一枚ずつ挿して起動確認、問題ない場合のみ追加してテスト
メモリの組み合わせ変更
異なる規格や容量のメモリを混在させると不具合が起きやすくなります。同一メーカー・同容量・同モデルでの2枚挿し動作を確認後、3枚目を追加してテストします。
- 同じモデル・容量のメモリだけで2枚挿しテスト
- 正常起動を確認後、3枚目を追加
- 3枚構成で起動不可なら、マザー仕様上の制限を疑う
BIOS初期化・アップデート
BIOS設定の干渉や古いバージョンが原因の場合があります。設定を初期化し、必要に応じて最新バージョンに更新します。
- マザーボードメーカー公式サイトで最新BIOSを入手
- 現在のBIOS設定をメモし、初期化(CMOSクリア)を実行
- 案内に従ってBIOSを更新し、再起動して確認
メモリ診断ツールの活用
物理的な不良を特定するため、Windowsメモリ診断やmemtest86+を使ってチェックします。
- Windowsの場合は「Windowsメモリ診断」を起動
- またはUSBにmemtest86+を作成し、USBから起動
- 全スロット・全メモリを対象にテストし、不良があれば交換
専門業者に相談する
上記を試しても起動しない場合、マザーボード、メモリ、起動に必用なOS情報が入っているストレージデバイスの深刻な不具合が考えられます。デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降 ※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。