「0キーを押してもリカバリーモードに入らない」「エラーで初期化が途中で止まる」「再インストールできない」など、dynabookの初期化に関するトラブルでお困りではありませんか？
- リカバリー領域が破損していて工場出荷状態に戻せない
- 「初期化できませんでした」や「エラーコード」が表示される
- ストレージを交換後にリカバリーできなくなった
こうしたトラブルは、ちょっとした周辺環境や設定の問題から、ストレージ障害やリカバリーデータの損失まで、原因の切り分けが必要です。
誤った操作やストレージ障害により、大切なデータが消失する危険性もあります。
本記事では、代表的な原因ごとに初期化が失敗する理由とその対処法をステップ形式で解説します。初期化できないまま放置するとデータにも影響する可能性があるため、症状に合わせて慎重に対処してください。
目次
dynabookの初期化ができない原因
dynabookで初期化やリカバリーができない場合、以下のような原因がよく報告されています。自分の状況と照らし合わせて確認してみましょう。
周辺機器の接続による干渉
マウス、外付けHDD、プリンタなどが接続されていると、リカバリープロセスが正しく動作しないことがあります。USBデバイスからの誤起動なども影響します。
セキュリティソフトの影響
サードパーティ製のウイルス対策ソフトが初期化処理をブロックすることがあります。Windows Defender以外を使用している場合、一時的にアンインストールしてから再試行してください。
空き容量不足
特にCドライブの容量が極端に不足していると、リカバリ作業に必要なテンポラリ領域が確保できず失敗します。写真や動画、一時ファイルを削除して空き容量を増やしましょう。
BIOS設定やストレージ変更の影響
SSD換装や起動順の変更、Secure Boot設定などがリカバリ機能を無効化していることがあります。BIOSで初期設定に戻すか、起動順を修正する必要があります。
リカバリーデータやシステムの破損
リカバリー領域が削除されていたり、システムファイルに破損がある場合、パソコンに標準搭載されている「0キー初期化」などの復元機能が使えなくなることがあります。特にリカバリーメディア（復元用ディスクなど）が手元にない場合、再インストールすら困難になります。
また、こうした異常の背後には、ストレージの物理障害が隠れていることも少なくありません。破損が深刻だと、データのバックアップを取ることもできず、重要なファイルが完全に消えてしまうリスクがあります。操作を誤る前に、データ復旧の専門業者へ相談することをおすすめします。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「dynabookを初期化できない、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
dynabookの初期化がうまくいかず、自力で繰り返すと状態が悪化する場合もあります。更に、誤って大切なデータを削除してしまったり、内部故障の可能性もあるため、専門業者への相談が安心です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
dynabookを初期化できない場合の対処法
ここでは、dynabookの初期化がうまくいかない場合に試すべき対処法を、原因別にわかりやすく紹介します。設定の確認から最終手段まで、段階的に対応していきましょう。
周辺機器をすべて外す
外部デバイスが初期化を妨げる原因となっている可能性があるため、すべて取り外してから操作を行ってください。
- パソコンの電源を切る
- USB機器、SDカード、外付けドライブ、LANケーブルなどをすべて取り外す
- 電源を入れ、「0キー」または「F12キー」で初期化を再試行
セキュリティソフトを一時的に削除する
Microsoft Defender以外のセキュリティソフトが干渉することがあるため、いったん削除してから再試行するのが安全です。
- コントロールパネルまたは「設定」>「アプリ」から該当ソフトを選択
- 「アンインストール」を選択し、案内に従って削除
- 再起動後に初期化を実行
空き容量を確保する
初期化に必要な容量が不足している場合、不要なデータを削除することでエラーを回避できる可能性があります。
- 写真、動画、大容量ファイルを外付けストレージ等に移動
- 不要なアプリやテンポラリファイルを削除
- ディスククリーンアップや「システムファイルのクリーンアップ」を実行
- 空き容量が10GB以上確保されているか確認
BIOS設定を確認・修正する
起動順序やSecure Bootの設定ミスが初期化を妨げている可能性があります。BIOSを確認し、必要なら初期化設定に戻しましょう。
- 電源を入れ、起動直後に「F2」キーを押してBIOS画面を開く
- 「Boot」タブで起動ドライブが最上位にあるか確認
- 「Secure Boot」が有効/無効の適切設定になっているか確認
- 必要に応じて「設定を初期化」や「Save & Exit」で保存して終了
リカバリーメディアで初期化を試す
リカバリー領域が破損していたり、「0キー」操作が無反応の場合、公式のリカバリーメディアを使って初期化を行います。
- dynabook公式サイトからリカバリーメディアを入手（または自作）
- 作成したUSBまたはDVDをパソコンに接続
- 電源を入れて「F12」キーでブートメニューを開き、USB/DVDを選択
- 表示されるリカバリーウィザードに従って初期化を進める
専門業者に相談する
上記の対処を行っても初期化できない場合や、リカバリー領域が完全に消失している、HDD/SSDに異音やエラーがある場合は、自己修復が難しい可能性があります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
