- マウスコンピューター製ノートパソコンの動作が重くて作業効率が落ちている
- SSDへの交換や増設を検討しているが自分でできるか不安
- 交換作業でデータが消えたり、PCが起動しなくなるのではと心配している
こうした状況において、SSDの導入はパフォーマンス改善に非常に効果的な選択肢です。起動時間の短縮やファイルアクセスの高速化など、メリットは多い一方で、正しい手順を踏まなければ取り返しのつかないリスクを伴うことも事実です。
具体的には、以下のようなリスクが想定されます。
- 交換作業によりメーカー保証が無効になる
- 移行時のミスで大切なデータが消失する
- SSDが認識されず、OSが起動しなくなる
これらは、事前準備や作業の正確さが不十分な場合に起こり得る代表的なトラブルです。性能改善のつもりが、かえってPC全体の故障やデータ損失を引き起こす恐れもあります。
本記事では、SSD交換・増設に伴う代表的なリスクを整理し、それぞれに対する安全な対処法や作業時の注意点を詳しくご紹介します。作業に入る前に読んでおくことで、失敗の確率を大幅に下げることができます。
もし「SSDを入れたいけれど、失敗したくない」「データは絶対に失いたくない」と感じたら、まずは無料診断(24時間365日対応)をご活用ください。専門スタッフが状況を見極め、安全な手順をご案内いたします。
目次
SSD交換時のリスク
SSD交換は見た目には簡単な作業に思えるかもしれませんが、実際にはさまざまな落とし穴があります。作業ミスや知識不足により、起動不能やデータ消失といった深刻な問題が起こる可能性があります。以下に代表的なリスクを挙げて解説します。
メーカー保証・延長保証の対象外になる場合がほとんど
マウスコンピューターでは、ユーザーによるSSDの交換・増設作業は原則として「自己責任」とされています。保証書や延長保証契約には「改造や増設による故障・不具合は保証対象外」と明記されているため、作業によっては保証が無効になる可能性が高いです。
部品や規格のミスによる認識トラブル
SSDにはM.2(NVMe/SATA)や2.5インチSATAなど複数の規格が存在し、端子の形状や対応方式が異なります。誤ったSSDを購入・装着してしまうと、物理的に接続できなかったり、システムが認識しないといったトラブルが起こります。
静電気やコネクタ破損による故障リスク
ノートパソコンの内部には静電気に弱いパーツが多数存在し、不用意に触れるだけで破損する恐れがあります。特にM.2 SSDは基板が剥き出しになっており、無理に差し込もうとすると端子が折れたり基板が破損するケースもあります。
データ消失・復旧困難のリスク
SSDを交換しただけで、元のデータが自動的に移行されるわけではありません。クローンを作成していなければ、既存のOSやユーザーデータは完全に消失します。また、交換中に誤って初期化や削除を行ってしまう事故も後を絶ちません。
BIOS未認識・OS未起動トラブル
SSD装着後、BIOSやOSに認識されないというトラブルはよく発生しています。特に未初期化のSSDでは「未割り当て」として認識され、フォーマットされていない状態のままでは使用できません。また、SSDが認識されない原因としては、接続の不具合やパーツ同士の規格の不一致など、複数の可能性が考えられます。
こうしたリスクを避けるには、事前の準備と正しい作業手順を把握することが欠かせません。しかし、原因の特定が難しかったり、誤った設定や操作によって状況を悪化させてしまうケースも少なくありません。
そのため、トラブルの内容に応じた適切な判断と対応が求められます。当社では、SSDやHDDのトラブルに関する無料の初期診断とお見積りを実施しています。
24時間365日、全国からのご相談を受け付けており、経験豊富なスタッフが迅速に対応いたします。SSDが認識されないと感じたら、早めにご相談いただくことで、データを守れる可能性が高まります。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

データトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
安全なSSD交換の対処法
SSD交換を成功させるには、正確な下調べと慎重な作業が不可欠です。ここでは、作業前に行うべき準備や、実際の作業手順を具体的に解説します。トラブルを未然に防ぐためにも、ひとつずつ丁寧に確認して進めましょう。
バックアップの取り方
SSD交換前に最も重要なのが、大切なデータのバックアップです。特にクローンを行わない場合は、全データが失われるため慎重な対応が必要です。
- 外付けHDDやUSBメモリ、クラウドストレージを用意します。
- Windowsの「バックアップと復元」や専用ソフトでファイルをコピーします。
- バックアップが完了したら、復元テストを行っておきましょう。
静電気対策と作業環境の整え方
作業時の静電気による破損を防ぐためには、適切な対策と環境が必要です。
- 静電気防止手袋またはリストバンドを着用します。
- 作業台に静電気防止マットを敷き、バッテリーや電源を取り外します。
- 室内の湿度を保ち、乾燥した環境を避けるようにします。
対応SSDの規格確認方法
パソコンに適合するSSDを選ぶには、事前に規格や接続方式を調べておく必要があります。
- マウスコンピューター公式サイトで型番を入力して仕様を確認します。
- M.2 NVMe/SATAまたは2.5インチSATAのどちらに対応しているかを調べます。
- 可能であれば、分解して既存SSDの型番を確認するのも有効です。
正しい分解と装着の手順
強引な作業やコネクタの破損を防ぐには、正確な手順に沿って作業を行う必要があります。
- 精密ドライバーを用いて裏蓋を慎重に外します。
- 既存SSDを固定しているネジを外し、まっすぐ引き抜きます。
- 新しいSSDを奥までしっかり差し込み、固定ネジを締め直します。
BIOS認識とディスク初期化の確認
SSD交換後は、BIOSで認識されているかどうかを必ず確認してください。
- 電源を入れたらすぐに「Delete」または「F2」キーを押してBIOSに入ります。
- ストレージ情報に新しいSSDが表示されているかを確認します。
- Windows起動後は「ディスクの管理」から初期化・パーティション設定を行います。
SSD交換には一定のリスクが伴い、保証やデータ復旧の観点からも慎重な対応が必要です。当社では「46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)」を持ち、「官公庁や法人1万社以上との取引実績」もあるなど、豊富な経験と実績を活かしたサポートを提供しています。また、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)と高い成功率を誇ります。
SSD交換に不安がある場合や、データのバックアップ・移行に問題がある場合は、早めの専門業者への相談が重要です。初期診断・お見積りは無料、24時間365日対応のサポート体制で、安心してご相談いただけます。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。