HPのノートパソコン（Windows 7）を使っていて、次のような場面に直面していませんか？
- 動作が極端に遅く、まともに作業できない
- ウイルスやマルウェア感染の不安がある
- 他人に譲渡・廃棄する前にデータを完全消去したい
こうしたケースでは、パソコンの「初期化（リカバリー）」が有効です。ただし、操作を誤ると重要なファイルを二度と取り戻せなくなる危険もあります。
本記事では、HPノートPC（Windows 7）を初期化するために必要な準備と具体的な操作手順、さらに初期化できない場合の主な原因とその対処法まで、初心者にもわかりやすく解説します。
作業に不安がある方は、無理をせず無料診断（24時間365日対応）をご活用ください。専門スタッフが安全かつ確実な方法でサポートいたします。
目次
初期化が必要な主なシチュエーション
HPノートパソコン（Windows 7）を初期化する理由はさまざまですが、以下のような状況では初期化を検討すべきです。
システムをクリーンな状態に戻すことで、動作の安定化やセキュリティ対策、個人情報の保護が期待できます。
- パソコンの動作が遅い、頻繁にフリーズする
- ウイルス感染や不要ソフトが増えた
- パソコンを譲渡・売却・廃棄する予定
- OSが起動しない、エラーが頻発する
- Cドライブの空き容量を増やしたい
しかし「データが必要な状態」で初期化してしまうと、パソコン内部のデータ領域が新しい情報で上書きされ、元のファイルの復旧が極めて難しくなる可能性があります。このような状況では、初期化後に慌てて自己流で復元を試みるよりも、正確な診断と高度な復旧技術を持つ専門業者への相談が効果的です。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク
データトラブルが起きた場合、多くの方がメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
HPノートパソコン（Windows 7）の初期化手順
以下の方法で、HPノートPCを工場出荷時の状態に戻すことができます。
初期化前の準備
初期化を始める前に、以下の準備を行ってください。
大切なデータのバックアップ手順
初期化するとCドライブ内のデータはすべて消去されるため、必ず事前にバックアップを取りましょう。
- 外付けHDDやUSBメモリをパソコンに接続します。
- 必要な写真、文書、アプリデータなどをコピーします。
- コピー漏れがないか確認し、メディアを安全に取り外します。
周辺機器の取り外し方法
マウスやキーボード以外の周辺機器は、初期化作業中のトラブルを防ぐため外しておきます。
- パソコンに接続されているUSB機器を確認します。
- プリンターや外付けHDD、USBメモリなどをすべて取り外します。
- 取り外し後、パソコンを再起動して動作確認をします。
ACアダプター接続の確認手順
初期化中に電源が落ちるとエラーや故障の原因になります。ACアダプターの接続は必須です。
- 電源ケーブルとACアダプターを接続します。
- 電源が入ることを確認します。
- 可能であれば、バッテリーの充電残量も確認しておきましょう。
HPノートパソコンの初期化方法
Windows 7のHPノートPCでは、以下の3つの方法で初期化が可能です。
Recovery Managerを使った初期化手順
Windowsが起動する場合は、Recovery Managerから簡単に初期化が可能です。
- [スタート] → [すべてのプログラム] → [Recovery Manager]を開きます。
- 「すぐにヘルプが必要」から[System Recovery]を選択します。
- 「はい」→「次へ」と進むと再起動後に初期化が開始されます。
F11キーによるリカバリーパーティションの使用手順
Windowsが起動しない場合は、F11キーでリカバリーパーティションから初期化が行えます。
- パソコンの電源を入れ、HPロゴが表示されたらすぐに[F11]キーを数回押します。
- 「HP Recovery Manager」が起動したら、[System Recovery]を選択します。
- 画面の指示に従い、工場出荷状態へ復元を実行します。
リカバリーメディア（DVD/USB）を使用した初期化手順
リカバリーメディアがある場合は、それを使って初期化が可能です。
- リカバリーメディアを挿入し、パソコンを再起動します。
- 起動時に[ESC]キーまたは[F9]キーを押して起動デバイスを選択します。
- 画面の案内に従って初期化を完了させます。
初期化できない場合の主な原因と対処法
初期化に失敗するケースにはいくつかの原因が考えられます。以下に主な原因と対処法を紹介します。
リカバリーパーティションの削除・破損
リカバリーパーティションが削除されていると、「工場出荷状態に戻す」オプションが表示されません。
BIOS設定を初期化して復元手段を再確認
BIOS設定が変更されていると、リカバリーが実行できない場合があります。
- パソコン起動直後に[F10]キーを押してBIOSを起動します。
- [Exit]メニューから[Load Setup Defaults]を選択し、初期設定に戻します。
- [Save and Exit]で設定を保存して再起動します。
リカバリーメディアを使用する手順
リカバリーメディアがある場合は、それを使って初期化できます。
- リカバリーディスクまたはUSBを挿入し、パソコンを再起動します。
- 起動デバイスをリカバリーメディアに設定します。
- 画面の指示に従って初期化を進めます。
上記すべての対処法を試しても初期化できない場合、HP公式サポートや専門業者へ早急に相談することをおすすめします。
自己での試行錯誤は状況を悪化させる可能性がありますので、専門家に任せるのが安心です。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%（内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
