- 操作中に固まる・フリーズする
- 突然ブルースクリーンになる
- 起動はするが、ログイン画面が表示されない
こうした不調がWindows 7搭載のLenovoパソコンで起きた場合、本体内部のシステムが深刻に破損している可能性があります。そのまま使い続けると、状況が悪化し、大切なファイルや設定が完全に失われる危険性もあります。
こうした問題への有効な解決策の一つが「初期化(工場出荷状態に戻す)」です。初期化によって不要なファイルやエラーを一掃し、パソコンを購入時の状態に戻すことで、正常な動作を取り戻せるケースが多くあります。
本記事では、初心者の方でも安心して取り組めるよう、Lenovoパソコンでの初期化手順をわかりやすく段階的に解説します。モデルや状態によって操作方法が異なるため、ご自身の状況に合った方法を選んで進めてください。
「データを失いたくない」「リカバリ方法が分からない」そんな方には、初期診断を無料で行っております。今すぐご相談いただければ、安全かつ確実な対応が可能です。
目次
Lenovoパソコンを初期化する方法
LenovoのWindows 7搭載パソコンには、リカバリーパーティションや専用ディスクなど、複数の初期化手段が用意されています。各方法は機種や状況により異なるため、以下のいずれかを選んで実施します。
リカバリーパーティションから初期化する手順
多くのLenovo機種には「リカバリーパーティション」が内蔵されており、そこから工場出荷時の状態に復元できます。通常の起動ができる場合や、ログインは可能だが不具合があるといったケースで有効です。
- パソコンの電源を入れ、Lenovoロゴが表示されたらすぐにF11キーを連打します。
- 「ThinkVantage Rescue and Recovery」または「Lenovo Recovery」が起動したら選択します。
- 画面の指示に従い「工場出荷時の状態に復元」や「初期化」を選びます。
- 確認後、処理を開始し完了まで待機します。
- 完了後は再起動し、セットアップを進めます。
リカバリーディスクを使って初期化する手順
付属または作成済みのリカバリーディスクを使って初期化する方法です。内蔵リカバリーパーティションが破損している場合や、OSが正常に起動しないときに有効です。
- パソコンの電源を切り、リカバリーディスク(DVD)を挿入します。
- 電源を入れたらすぐにF12キーを押して「Startup Device Menu」を開きます。
- DVDドライブを選択してEnterを押します。
- 「Press any key to boot from CD or DVD…」と表示されたら、何かキーを押して起動します。
- 「Lenovo Total Recovery」プログラムが起動し、指示に従って初期化を完了させます。
詳細ブートオプションから初期化する手順
パスワードを忘れた場合やWindowsが通常起動できない場合には、F8キーで起動する「詳細ブートオプション」から初期化を行うことが可能です。
- 電源を入れてすぐF8キーを連打し、「詳細ブートオプション」画面を表示します。
- 「コンピュータの修復」を選んでEnterを押します。
- 「システム回復オプション」画面が表示されたら、「Lenovo Factory Recovery」などを選択します。
- 表示される案内に従い、初期化を進めます。
- 処理が完了したら再起動し、Windowsセットアップを開始します。
Novoボタンを使用して初期化する手順
一部のLenovoノートパソコンには、「Novoボタン」と呼ばれる専用ボタンが搭載されており、そこから直接リカバリーメニューを起動することができます。
- パソコンの電源を切った状態で、本体側面などにある「Novoボタン」を押します(細いピンなどが必要な場合もあります)。
- 「Novo Button Menu」が表示されたら「System Recovery」を選びます。
- 「Lenovo Recovery」または同様の初期化メニューが起動したら、画面の指示に従って工場出荷時の状態に復元します。
- 復元処理が完了したら、再起動して初期セットアップを進めます。
いずれの方法でも、初期化を実行するとCドライブのデータはすべて削除されます。
大切な写真や文書ファイル、ソフトウェアの設定情報などは事前に必ず外部メディアへバックアップしてください。また、初期化後にはユーザー設定やドライバの再インストールが必要になるため、インターネット接続手段とドライバの準備も忘れずに行いましょう。
操作に自信がない場合や、重要なデータを残したい場合は、データ復旧の専門業者に相談するのが最も安全で確実な方法です。少しでも不安を感じたら、まずはお気軽にお電話を。相談は無料、24時間365日体制で対応しています。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

データトラブルが起きた場合、多くの方がメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
当社では初期診断無料、24時間365日対応で、HDD/SSD/USB/SDカード/RAID/NAS/サーバーなど幅広く対応可能です。まずはお気軽にご連絡ください。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。