突然Dellパソコンの電源が入らなくなり、次のような症状に心当たりはありませんか?
- 電源ボタンを押しても反応せず、画面が真っ暗なまま
- 本体の電源ランプが「オレンジ2回+7回」で点滅している
- ファンやHDDの駆動音が聞こえない
このような状態は、Dell特有の自己診断LEDエラーコードで、液晶表示装置(LCD)関連のハードウェアトラブルが発生している可能性を示しています。原因を特定せずに電源を入れ続けると、内部パーツのさらなる損傷やデータ消失につながるリスクもあります。まずは落ち着いて、安全な方法で状況を確認しましょう。
本記事では、オレンジ2回+7回の点滅が何を意味するのか、考えられる故障原因とその対処法を専門的な視点でわかりやすく解説しています。
「この状態からどうすれば復旧できるのか分からない」「大事なデータが入っているので不安」――そんなときは、24時間365日対応の無料診断をご利用ください。今すぐ状況を確認して、適切な対処法を見極めましょう。
目次
「オレンジ2回+7回点滅」が示す主な原因
この点滅パターンは、LCD(液晶パネル)やその接続部分に異常が発生している際に多く確認されます。特にノートパソコンでは、開閉や持ち運び時のダメージがケーブルやパネルに影響を及ぼしやすいため注意が必要です。
液晶パネル自体の故障
LCDパネルそのものが物理的に故障している場合、内部回路が正しく動作せず、エラーとして2回+7回の点滅を出すことがあります。衝撃や経年劣化が原因です。
LCDケーブルの接触不良や断線
ノートPCでは液晶ケーブルがヒンジ部分を通っており、頻繁な開閉で摩耗・断線することがあります。断線や接触不良があると、信号が正常に伝達されずLCDに映像が出ません。
マザーボード側のLCD出力回路の異常
GPUや映像出力回路に障害が発生している場合も、LCDが機能しなくなり、このようなエラー点滅につながります。部品の損傷やチップの劣化が原因です。
電源ユニットまたはCMOSバッテリーの劣化
まれに、電源供給系統の不具合やCMOSバッテリーの劣化がLCD出力に影響を与えることがあります。特に長期間使用されたパソコンでは、こうした経年劣化による障害に注意が必要です。
このような障害を放置すると、画面がまったく表示されなくなるだけでなく、BIOSの起動やOSの立ち上げすらできなくなる可能性があります。早期の診断と対処が求められます。
その点、デジタルデータリカバリーでは、豊富な経験と高度な技術をもとに、電源系統やCMOS関連のトラブルにも対応しています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しておりますので、デバイスの不調を感じた場合は、できるだけ早くご相談ください。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

Windows 11で「CRITICAL PROCESS DIED」エラーが無限ループする――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
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「オレンジ2回+7回点滅」の対処法
このエラーコードが出ている場合、LCD関連の障害を中心に以下の対処を行うことで、症状の改善が見込めます。ノートパソコンでは外部モニターを活用した確認作業が有効です。
外部モニターで映像出力を確認する方法
ノートパソコンの場合、外部モニターを使って映像が表示されるかを確認することで、LCD側の問題かどうかを特定できます。
- HDMIまたはDisplayPortケーブルを用意します。
- パソコンを外部モニターに接続し、電源を入れます。
- 外部モニターに映像が表示されるかを確認します。表示されればLCDまたはケーブルに問題があります。
LCDケーブルの再接続・断線確認手順
液晶ケーブルの接触不良や断線がある場合は、再接続または交換で復旧することがあります。
- PCの電源を完全に切り、バッテリーやACアダプタを外します。
- 裏蓋を開けてLCDケーブルの接続部を確認します。
- ケーブルを一度外し、異物や破損がないか確認後、しっかり再接続します。
液晶パネルを交換する手順
パネル自体が故障している場合は、交換が必要です。作業には一定の技術が求められます。
- 型番に適合する交換用液晶パネルを準備します。
- LCDベゼルを外し、パネルを固定しているネジを外します。
- パネル背面のケーブルを慎重に外し、新しいパネルに取り付け、元通りに組み立てます。
電源ユニット・マザーボードを点検する方法
まれに電源供給や基板自体の障害が原因になるため、電源ユニットやマザーボードの確認も必要です。
- 電源ケーブルやACアダプターを別の正常なもので試します。
- 内部の電源ユニットが正常に通電しているかを確認します。
- 異音や焦げ跡がないかマザーボードを目視確認し、異常があれば修理または交換します。
CMOSバッテリーを確認・交換する手順
長期使用でCMOSバッテリーが劣化すると、電源起動に影響を与えることがあります。
- PCを分解し、マザーボード上のボタン型バッテリー(CR2032など)を確認します。
- 古いバッテリーを慎重に取り外し、新しいバッテリーに交換します。
- すべての部品を元通りに戻して、PCを起動し直します。
LCDやマザーボードの修理・交換には、繊細な部品の取り扱いと専門知識が求められます。自己判断で分解を行うと、状態が悪化したり保証が無効になるリスクもあります。
操作に不安がある場合や、大切なデータが残されている場合は、速やかに専門業者に相談しましょう。初期診断やお見積りは無料のため、安心してご相談いただけます。
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自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。