うっかりプロファイルを削除してしまった――そんなトラブルに直面したとき、まず知っておくべきなのは「どの種類のプロファイルかによって復元方法がまったく異なる」という点です。
- WindowsやMacでユーザープロファイルが消えてしまった
- iPhone/iPadの構成プロファイルを削除してしまった
- アプリの設定やアカウント情報が初期化されてしまった
このようなケースでは、プロファイルに紐づいたログイン情報やネットワーク設定、使用履歴などが消えることで、業務や日常利用に深刻な影響を及ぼす可能性があります。正しい手順を踏まなければ、消えた情報は二度と取り戻せなくなる恐れもあります。
本記事では、代表的なプロファイル削除のケースごとに、最も効果的で安全な復元方法をわかりやすく解説します。「自分ではもうどうにもできない」と感じた方もご安心ください。24時間365日、専門スタッフによる無料診断をご利用いただけます。まずはお気軽にご相談ください。
目次
そもそも「プロファイル」とは?
「プロファイル」とは、個人の利用環境や設定情報を管理する構成データのことで、以下のようなものが含まれます。
- WindowsやMacのユーザープロファイル(ログインアカウント)
- iPhone/iPadの構成プロファイル(VPNやMDM設定など)
- アプリ・サービスのプロファイル(個別設定や構成ファイル)
プロファイルが削除されると、デスクトップやドキュメントのファイル、アプリの設定や個人データがすべて失われます。仕事や日常に欠かせない情報が消えるだけでなく、新たなデータを書き込むと元の情報が上書きされ、復元が難しくなる恐れがあります。専門業者の迅速で慎重な対応が重要です。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「プロファイルを削除してしまった」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
ユーザープロファイルを削除した場合の対処法
プロファイルを消してしまった時の対処法をWindows・Apple製品・アプリやサービスの場合に分けて紹介します。
Windowsの場合
ごみ箱の確認
プロファイルフォルダ(例:C:\Users\ユーザー名
)を手動で削除した場合、ごみ箱に残っていれば右クリック→「元に戻す」で復元できます。
新しいプロファイルを作成する
削除されたプロファイルが復元できない場合は、「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」から新しいユーザーを作成して使い直すのが安全です。
システムの復元を利用する
復元ポイント(システムの状態を自動的に保存しておく機能)が作成されている場合、「コントロールパネル」→「回復」→「システムの復元」から削除前の状態に戻せる可能性があります。
Apple製品(Mac・iPhone・iPad)の場合
Time Machineからの復元
Time Machineでバックアップを取っていた場合、「移行アシスタント」や「Time Machine」から削除前の状態へ戻せます。
プロファイルの再配布を依頼する
企業や学校などの管理プロファイル(MDM/VPN等)は、再配布元のIT管理者に再発行を依頼してください。
自分で取得したプロファイルは再ダウンロード
自分でインストールしたプロファイルであれば、以前と同じURLや公式サイトから再ダウンロードできます。
アプリやサービスの場合
再設定を行う
アプリの初期設定に戻ってしまっても、アカウント情報が残っていれば再ログイン・再設定することで元に戻る場合があります。
クラウド同期・バックアップから復元
GoogleアカウントやiCloudで同期しているアプリは、再ログインするとプロファイル設定が復元されるケースもあります。
データ復旧の専門業者に相談する
紹介した方法でもプロファイルの復元ができなかった場合は、保存されていたデータの仕組みそのものが壊れていたり、システムに深刻なトラブルが起きている可能性があります。このまま無理に操作を続けると、元のデータが完全に消えてしまうリスクがあるため注意が必要です。
私たちデジタルデータリカバリーでは、壊れてしまったデータの中身を丁寧に調べ、専門の技術で復元を行っています。市販の復元ソフトでは対応できない重度のトラブルにも、豊富な経験をもとに対応できます。15,000種類以上のトラブル事例をもとに、原因をすばやく特定できる体制を整えており、初期診断とお見積りは無料です。24時間365日いつでもご相談いただけますので、不安を感じたらすぐにご相談ください。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なデータの復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々のデータの復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。