「思い出の写真が開けない…」「画像ファイルが壊れて表示されない…」「突然、JPGが真っ白に…」そんなトラブルに直面したことはありませんか？
- ファイルを開こうとすると「破損しています」と表示される
- 画像の一部が黒く塗りつぶされたようになる
- 縮小表示では見えるのに、開くと真っ白
こうした症状が出ている場合、JPEG（JPG）ファイルはすでに破損している可能性が高く、大切な画像データが失われるリスクがあります。
本記事では、JPEGファイルが破損する原因、破損の見分け方、そして復旧の可能性について、データ復旧の専門知識をもとに詳しく解説しています。
もし「今すぐ画像を取り戻したい」「自分では対応が難しそう」と感じた方は、24時間365日対応の無料診断をぜひご活用ください。
目次
JPEGファイルが破損する主な原因
JPEGファイルが壊れてしまう背景には、複数のトラブル要因が存在します。どれもデータ消失に直結するリスクがあり、見落とすと重大な損失を招くこともあります。
転送エラーや書き込みエラー
画像をコピー・移動・ダウンロード中に接続が途切れたり、書き込み処理が途中で止まったりすると、ファイルが不完全な状態で保存され破損することがあります。
ストレージデバイスの故障や不良セクタ
HDDやSDカードなどの物理的な障害があると、JPEGファイルの一部データが破損・消失する危険があります。特に不良セクタが発生している場合、該当領域のデータにアクセスできなくなることがあります。
アプリケーションやOSのクラッシュ
画像編集中や保存中にPCが突然落ちた場合、書き込み処理が完了せず、ファイル構造が壊れる可能性があります。クラッシュ後に再起動すると、開けなくなった画像ファイルが残されていることもあります。
ウイルスやマルウェアの感染
JPEGファイルが改ざんされ、開けない状態になるケースがあります。感染源となるソフトやファイルをダウンロードした覚えがある場合は、セキュリティ対策も同時に見直しましょう。
ファイル形式の不一致や拡張子の誤り
拡張子が「.jpg」や「.jpeg」になっていても、実際の中身がJPEGでなければ正常に開くことはできません。例えばPNGやRAWなど別形式を誤って拡張子変更した場合も読み込みエラーになります。
ファイルの編集エラーや変換ミス
画像編集ソフトの不具合や、変換設定ミスによりファイルが正しく書き出されないことがあります。保存形式を正しく指定していても、途中で処理が失敗していることがあります。
復元ソフトによる不完全な復旧
削除したJPEGファイルを復元したものの、画像が正常に開けなかったり、表示が一部欠けていたりする場合は、ファイルの構造が破損している可能性があります。特にJPEG形式では、以下のような状態になると、復元されたファイルが完全であっても正しく表示されないケースが多く見られます。
- データの一部が欠落している
- ヘッダ情報が破損している
こうした状態は、次のような原因で発生することがあります。
- 削除後に別のデータが上書きされている
- 復元ソフトの処理が不完全である
このまま放置すると、さらにデータが損傷し、復元の可能性が低くなる恐れがあります。だからこそ、適切な診断と高度な技術による対応が求められます。
当社では、15,000種類以上のデータ障害パターンをもとに、破損したJPEGデータを解析・復元する独自の技術を保有しています。これまでに50万件以上の相談実績（2011年1月以降）を積み重ねており、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（内、完全復旧57.8%。2025年9月実績）という高い成果を維持しています。
復元に不安がある場合は、まずは初期診断をご依頼ください。診断無料で、24時間365日体制でご相談を受け付けています。破損画像を少しでも早く元通りにするために、専門業者へのご相談が最善の一手となります。
JPEGファイルの破損をチェックする方法
ファイルが本当に破損しているかどうかを確認するには、以下の手順を実践しましょう。見た目では判断できない破損も、ツールや検証方法によって把握できます。
別のビューアや編集ソフトで開いてみる
まずは他のアプリで開いてみることで、アプリ側の問題かファイル破損かを切り分けできます。無料ソフト「IrfanView」や「XnView」などがおすすめです。
- 別の画像ビューアをインストールする（例：IrfanView）
- 破損が疑われるJPEGファイルをソフトで開く
- 正常に表示されるか確認する
拡張子やファイル形式を確認する
拡張子が「.jpg」や「.jpeg」でない場合や、拡張子と実データの形式が異なると開けません。
- ファイルのプロパティを右クリックで開く
- 拡張子を確認（.jpgまたは.jpegであるか）
- 必要に応じてファイル形式を確認するソフトで開く（ExifToolなど）
ファイルサイズとヘッダ情報を確認する
ファイルの容量が極端に小さい、またはヘッダが壊れている場合は破損の可能性が高まります。
- エクスプローラーでファイルサイズを確認する
- バイナリエディタ（HxDなど）で先頭のJPEGヘッダ（FF D8）を確認する
- ヘッダが壊れていた場合は、修復ソフトの使用を検討する
オンライン修復ツールを利用する
「iMyFone UltraRepair」や「4DDiG File Repair」などの専用ソフトやオンラインサービスを使うと、破損の程度や修復可能性をチェックできます。
- 公式サイトにアクセスして修復ツールをダウンロード
- 破損したJPEGファイルを読み込ませる
- 修復できるか確認し、プレビューで結果を確認する
CHKDSKコマンドでストレージの状態を確認する
ファイルシステムのエラーが原因で破損している場合、CHKDSKで修復可能なことがあります。
- 「Windowsキー + R」で「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを起動
chkdsk D: /f /r（D:は対象のドライブ）と入力- 実行後、修復ログを確認し、再度ファイルを開いてみる
ウイルススキャンを実施する
マルウェアによる破損が疑われる場合、セキュリティソフトによるスキャンが有効です。
- 信頼できるセキュリティソフトを起動
- JPEGファイルが保存されているフォルダを指定してスキャン
- 脅威が検出された場合は、駆除後にファイルの状態を確認
別のPCやスマートフォンで開いてみる
他の端末でも開けない場合、ファイルそのものが破損している可能性が高くなります。
- USBメモリやクラウドで別の端末にファイルを転送
- スマートフォンや他のPCでファイルを開く
- 結果を比較し、破損の有無を判定
JPEGファイルが破損して開けない場合、自力での修復は限界があることも少なくありません。特に重要なデータが含まれている場合は、自己判断を避け、専門業者に相談するのが最も安全です。少しでも不安を感じたら、まずは当社の無料初期診断をご利用ください。365日対応・完全無料で、最短即日対応も可能です。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」（※1）の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間：2016年6月1日～) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50％以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく（算出期間：2007年～2023年）
※2：2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
