「確かに保存したはずのファイルが見つからない」。そんな経験はありませんか?普段通りに保存したはずの仕事の資料や家族との思い出の写真が、次に開こうとしたときにはどこにも見当たらない。このような状況に直面すると、誰でも焦りや不安を感じるのは当然です。
- 保存したはずのファイルが突然消えた
- フォルダを開いても中身が空になっている
- 検索してもファイル名がヒットしない
こうした症状が現れた場合、データが一時的に隠れているだけでなく、深刻なトラブルによって完全に消失している可能性も否定できません。誤った操作や不用意な復元ソフトの使用は、回復できたはずのデータを二度と戻せなくするリスクを伴います。
本記事では、ファイルが見つからないときに考えられる代表的な原因と、その場で試せる安全な対処法をわかりやすく解説します。少しでも心当たりがある方は、読み進める前に24時間365日対応の無料診断で今の状況を把握しましょう。
目次
保存したはずのデータが見つからない原因
データが見つからない原因は、操作ミスからシステム障害までさまざまです。まずは考えられる主な原因を整理し、状況の把握を行いましょう。
保存先の記憶違い・勘違い
保存時に場所を指定したつもりでも、ソフトのデフォルト保存先が反映されているケースがあります。デスクトップや「ドキュメント」フォルダに自動保存されていることもあるため、広範囲に確認が必要です。
ファイルの移動・削除
自分または他人が意図せず移動や削除を行っていた場合や、ショートカットのリンク切れによってファイルが開けなくなっている可能性も考えられます。
クラウドや外部デバイスへの保存
Google DriveやOneDriveなどのクラウドサービス、USBメモリや外付けHDDなどの外部デバイスに自動保存・バックアップされていることがあります。
ファイルシステムやハードウェアの障害
ディスクの物理的な損傷やファイルシステムの破損、不良セクタがあると、OS上でファイルが表示されなくなることがあります。深刻な場合は専門対応が必要です。
アクセス権限や設定の問題
管理者アカウントでないとアクセスできないファイルや、セキュリティ設定で表示が制限されているケースもあります。
システムやアプリの不具合
保存したデータが見つからないときの対処法
焦らずに、下記の手順を順番に試していくことでデータの発見・復元が可能です。各方法の具体的な手順を紹介します。
保存先を検索機能で探す
保存先を誤って認識しているケースは非常に多いため、まずは検索機能で徹底的に探しましょう。
- エクスプローラーを開き、画面右上の検索窓にファイル名や拡張子(例:.docx、.jpg)を入力します。
- 「最近使用したファイル」や「クイックアクセス」も確認します。
- タスクバーの検索窓にファイル名を入れて、検索結果から場所を特定します。
ごみ箱を確認する
意図せず削除したファイルがごみ箱に残っていることもあります。早めの確認が重要です。
- デスクトップ上の「ごみ箱」をダブルクリックして開きます。
- 目的のファイルがあるかを確認します。
- 見つかった場合は、右クリックして「元に戻す」を選びます。
クラウドや外部デバイスを確認する
バックアップ設定により、自動的にクラウドや外付けストレージへ保存されている可能性があります。
- Google Drive、OneDrive、Dropboxなどのクラウドにログインし、対象ファイルを検索します。
- USBメモリや外付けHDDを接続し、保存されていないか確認します。
- モバイル同期アプリの履歴も確認してみましょう。
ファイル履歴やバックアップから復元する
Windowsには自動バックアップ機能(ファイル履歴)があります。これを活用して過去の状態に復元できます。
- 「コントロールパネル」→「ファイル履歴」へ移動します。
- 「個人用ファイルの復元」画面から該当フォルダを選び、目的の日時の状態を表示します。
- 対象ファイルを選択し、「復元」ボタンを押します。
データ復元ソフトを使用する
検索や履歴からも見つからない場合は、専用の復旧ソフトを活用しましょう。削除されたファイルを検出できる可能性があります。
- RecoveritやMiniToolなどの復元ソフトをインストールします。
- 復元対象のドライブを選び、スキャンを実行します。
- 検出されたファイルをプレビューし、保存先を指定して復元します。
アクセス権限や設定を確認する
権限不足でファイルが見えない場合は、管理者権限での確認が必要です。
- ファイルやフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「セキュリティ」タブからアクセス権を確認します。
- 必要に応じて「編集」で権限を追加・変更します。
ハードウェア診断・修復を行う
物理障害が疑われる場合は、無理な操作を避けつつ、修復ツールで診断を行いましょう。
- コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
- 「chkdsk D: /f /r」のように対象ドライブを指定して入力します。
- エラーチェックとセクタ修復の処理が完了するまで待ちます。
操作に不安がある場合や、重要なデータが見つからない場合は、早めにデータ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。
初期診断・見積もりは無料、365日年中無休で対応しています。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
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復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。