データ復旧なら国内売上No.1【データ復旧.com】

一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)

パソコン

bootrec /rebuildbcd 実行後のエラー原因と解決策|Windows起動トラブルの修復ガイド

・Windowsが起動しないため、「bootrec /rebuildbcd」を実行したが、エラーが表示された
・「インストールをスキャンできませんでした」や「システムに要求されたデバイスが見つかりません」などのメッセージが出て処理が止まった
・起動領域に問題があると分かっていても、どの修復操作が正しいか判断できない

「bootrec /rebuildbcd」は、Windowsのブート構成データ(BCD)を再構築するための基本的な修復コマンドですが、
状況によっては処理が失敗したり、エラーが発生して再起動できないまま進めなくなるケースがあります。

このようなエラーは、ブート領域の破損、ドライブ文字の認識不具合、アクセス権限の問題などが原因で発生し、無理にコマンドを繰り返すと状況が悪化するリスクもあります。

本記事では、bootrec /rebuildbcd 実行後に表示される代表的なエラーの原因と、それぞれに応じた解決策をわかりやすく解説します。
起動領域に関わる操作であるため、慎重に進め、状況によっては専門業者への相談も検討しましょう。

bootrec /rebuildbcd 実行後に発生するエラーとその原因

「bootrec /rebuildbcd」は、Windowsの起動トラブルを解決するために使用されるコマンドのひとつですが、状況によっては新たなエラーメッセージが表示されることがあります。ここでは、実行後によく見られる4つの代表的なエラーとその主な原因を詳しく解説します。

「Total identified Windows installations: 0」:Windowsインストールが見つからない

このメッセージは、bootrecがWindowsインストールを検出できなかったことを意味します。主に次のような原因が考えられます。

  • BCD(ブート構成データ)の破損
  • MBRやブートセクターの異常
  • システムパーティションがWindows PE環境から認識されていない

これにより、正常な起動構成が見つからず、再構築が不可能となる状態です。

「The requested system device cannot be found」:システムデバイスが検出不可

このエラーは、システムが起動に必要なデバイスやパーティションを認識できていない場合に発生します。

  • アクティブパーティションの設定ミス
  • パーティションテーブルの破損
  • ディスク自体の障害

BIOSやUEFIの設定変更後、または誤ったディスク操作後にこのエラーが発生しやすい傾向があります。

「The system cannot find the path specified」:パスが不正

このエラーは、bootrecが指定されたパス(通常はBCDストア)にアクセスできないことを示します。

  • BCDファイルが存在しないか、配置場所が誤っている
  • ドライブレターの認識不良(例:WindowsがDドライブとして認識されている)
  • システムパーティションが未マウント

ディスク構成変更後や別環境からの起動時に頻発するエラーです。

Error: 0x000000f:ブート構成の致命的な損傷

bootrec /rebuildbcd 実行後に「Error: 0x000000f」が表示される場合、ブート構成データ(BCD)の重大な破損が原因です。これは、Windowsの起動に必要なファイルや情報が欠損・消失している状態を示します。

たとえば、BCDファイルの完全な破損、ブートローダーに必要なファイルの欠如、Windowsのインストール情報の喪失などが主な原因です。このエラーが発生すると、通常の起動はできなくなり、状況によっては修復ディスクでも対応できない場合があります。

無理な操作を続けるとデータの上書きや消失につながるリスクがあるため、自己判断での対応は避けるべきです。当社では、起動不能エラーにも対応した無料の初期診断を24時間365日体制で実施しています。深刻なエラーが出た際は、早めにご相談ください。


メールで相談する

bootrec /rebuildbcd エラー時の具体的な解決策

以下の手順を順に試すことで、多くのケースで問題を解消できます。

ディスクとパーティションの状態確認

システムパーティションが存在し、アクティブになっているかを確認します。

diskpartでの確認手順
  1. diskpartと入力して起動
  2. list diskselect disk 0list partition
  3. 「アクティブ」なシステムパーティションが存在するか確認

chkdskによるディスクエラーの修復

ディスクに不良セクタやエラーがあると、bootrecの処理が正常に進みません。

chkdskの実行手順
  1. コマンドプロンプトでchkdsk C: /f /rを入力
  2. 完了まで待機(時間がかかることがあります)
  3. 終了後に再度bootrecを試す

bootrecコマンドを順に実行する

bootrecの基本的なコマンドを順に実行することで、修復効果が高まります。

bootrecの順番実行
  1. bootrec /fixmbr
  2. bootrec /fixboot
  3. bootrec /rebuildbcd

BCDの手動再構築を行う

自動再構築がうまくいかない場合、既存のBCDを削除して新たに作成します。

手動でBCDを再構築
  1. bcdedit /export C:\BCD_Backup
  2. attrib C:\boot\bcd -h -r -s
  3. del C:\boot\bcd
  4. bootrec /rebuildbcd

bcdbootコマンドで新たにBCDを作成

bootrecで再構築できない場合は、bcdbootでWindowsを再登録します。

bcdbootの使用方法
  1. bcdboot C:\Windows /s C: /f ALL
  2. 成功メッセージを確認したら再起動

BIOS/UEFIの起動順序を確認する

誤った起動デバイスが指定されていると、OSに到達できません。

起動順序確認手順
  1. PC起動時に「F2」「F10」「Del」などでBIOS/UEFIに入る
  2. 「Boot」タブで起動順序を確認し、Windowsがあるドライブを最優先に設定

インストールメディアから修復を行う

それでも解決しない場合は、Windowsインストールメディアを使って「スタートアップ修復」や「システムの復元」を行います。

インストールメディアからの修復
  1. USBまたはDVDから起動し、「コンピューターを修復する」を選択
  2. 「トラブルシューティング」→「スタートアップ修復」または「システムの復元」を実行

自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する


自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。

データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

デジタルデータリカバリーの強み

選ばれ続ける6つの理由デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。

一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。

初期診断・相談・見積まで無料で対応可能

初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。

データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。相談問合せ

まずは無料で相談する

 

よくある質問

復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?

いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。

機器の無料診断・データ復旧のご依頼はこちらからお問い合わせください>

復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?

機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。

弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

最短15分で診断可能!お問い合わせはこちらから>

営業時間を教えてください

営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。

電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)

電話番号:0800-333-6302

来社受付:9:30~21:00

メールでのお問い合わせはこちら>

他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?

復旧できる可能性がございます。

弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。

他社不可相談件数7,300件超!デジタルデータリカバリーへのご相談はこちら>

この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

 関連記事
驚愕 業界No1だからできる ¥0データ復旧サービス
各種メーカー復旧可能!外付けハードディスクおまかせください。

復旧取扱機器

法人様・官公庁専用 窓口はこちら
RAID専用緊急対応窓口はこちら
ハードディスクデータ復旧はこちら
外付けHDDデータ復旧はこちら
パソコンデータ復旧はこちら
SSDデータ復旧はこちら
レコーダーの復旧はこちら
USBメモリデータ復旧はこちら
SDカードデータ復旧はこちら
ビデオカメラデータ復旧はこちら
スマートフォンデータ復旧はこちら

バックアップ・保証サービス

DDB
DDW

調査・解析サービス

社内不正調査
ハッキング調査
マルウェア感染調査
パスワード解除
トップへ