Windowsでファイルを「切り取り(カット)」操作した直後に消えてしまった経験はありませんか?
- 誤って他の場所に貼り付けずにウィンドウを閉じてしまった
- 外付けメディアからPCへ移動中にエラーでファイルが消えた
- 操作中に突然フリーズし、データが行方不明になった
こうした状況では、ファイルが一時的に失われた状態になっている可能性があり、適切な手順を踏めば復元できるケースも少なくありません。ただし、間違った操作をすると、復旧のチャンスを逃す危険性もあります。
本記事では、Windowsで「切り取り」操作により消失したファイルを復元するための方法をわかりやすく解説します。初心者でも理解しやすい手順から、専門的な復旧サービスの活用法まで、状況別に対応策を紹介します。
デジタルデータリカバリーでは、HDD・SSD・USBメモリ・SDカード・RAID・NAS・サーバーなど、あらゆる媒体に対応可能。365日年中無休・最短即日での復旧も行っており、初期診断は無料で受け付けています。まずは、お気軽にご相談ください。
目次
Windowsで切り取りしたデータが消える原因
Windowsで「切り取り」(Ctrl + X)を実行した後、誤ってペーストしないままファイルが消えてしまうことがあります。このような状況が発生する主な原因を解説します。
クリップボードの上書き
Windowsのクリップボードには、最新のコピーまたは切り取りデータしか保持されません。別のデータをコピーすると、以前のデータは消えてしまいます。
ペースト前にシステムがクラッシュ
ファイルを切り取った後、ペーストする前にWindowsがフリーズしたり、クラッシュした場合、クリップボードのデータが失われることがあります。
ファイルの移動エラー
ネットワークドライブや外部ストレージ間で移動しようとした際、接続が切れると、ファイルが失われる可能性があります。
個人でのデータ復旧作業にはリスクが伴います。操作を誤ると、状態が悪化し、データの損失が深刻になるおそれがあります。たとえば、大切なファイルを誤って切り取って消してしまった場合などは、自己判断で対応せず、データ復旧の専門業者に相談することが安全な選択です。
デジタルデータリカバリーでは、46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※)と高い成果を誇ります。相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。
※(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)
Windowsで切り取りしたデータを復元する方法
消えたデータを復元するための具体的な方法を紹介します。
Ctrl + Zで操作を取り消す
ファイルを切り取った後、すぐにCtrl + Zを押すことで、操作を取り消し、元の場所に戻すことができます。
- ファイルを切り取った直後に、Ctrl + Zを押す。
- ファイルが元の場所に戻ったことを確認する。
- 念のため、ファイルを他の場所にコピーしておく。
「ファイル履歴」機能を利用する
Windowsの「ファイル履歴」機能が有効になっている場合、過去のファイルバージョンを復元できます。
- エクスプローラーを開き、元のフォルダに移動する。
- 「ホーム」タブから「履歴」をクリックする。
- 復元したいバージョンを選び、「復元」をクリックする。
コマンドプロンプトで復元を試みる
Windowsの「コマンドプロンプト」を使用し、chkdskコマンドや属性変更コマンドを試すことで、切り取り後に消えたファイルを復元できる可能性があります。
- コマンドプロンプトを管理者として開く。
- 以下のコマンドを実行し、ディスクのエラーをチェックする。
chkdsk (ドライブレター): /f
- 次に、隠し属性を解除してファイルを復元するために以下のコマンドを入力。
attrib -h -r -s /s /d (ドライブレター)\*.*
- エクスプローラーで復元されたファイルを確認する。
データ復元ソフトを使用する
データ復元ソフトを使用することで、切り取り後に消えたファイルを復元できます。ソフトでデータを修復できることもありますが、間違った操作でデータをさらに失うリスクがあります。大事なデータがあるなら、迷わず専門業者に相談するのが賢明です。
- 公式サイトからデータ復元ソフトをダウンロードし、インストールする。
- 復元したいドライブを選択し、スキャンを開始する。
- スキャン結果から目的のファイルを選び、別のフォルダに保存する。
専門業者に相談する
もし原因や対処法が当てはまらない場合やデータを無くしたくない場合、無理に操作せず、専門業者に相談を。デジタルデータリカバリーなら、24時間365日年中無休・最短即日復旧が可能です。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。