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【Windows11】Outlookが起動しない・開かない原因と対処法|セーフモードでの起動方法も解説

突然、Windows 11でOutlookが起動しなくなり、「アイコンをクリックしても反応しない」「途中まで開いてそのまま固まる」といった状態に不安を感じていませんか?

このトラブルはアドインや設定の不具合だけでなく、データファイル(PST/OST)の破損やストレージ障害が影響しているケースもあり、自己流で再インストールや修復を繰り返すとメールや連絡先などのデータが失われるリスクがあります。

 

本記事では、【Windows11】Outlookが起動しない・開かないときの原因と対処法に加え、セーフモードでの起動方法を、データを守る視点からわかりやすく解説します。

こうした状況の中で、対応に迷う方や安全に進めたい方も多いはずです。
次のどれか一つでも当てはまる方は、一度専門家に相談することをおすすめします。

  • 大切なメールや連絡先を失いたくないと感じている
  • 自分だけの判断でトラブル対応を進めるのが不安に感じる
  • どこから手をつければよいか分からず迷っている
  • できるだけ安全に状況を確認し、確実にデータを守りたい

当社では、24時間365日、初期診断とご相談を無料で承っています。不安を感じた時点でお気軽にご連絡ください。

Outlookが開かない原因

Outlookが起動できなくなる原因は複数存在し、それぞれで必要な対応も異なります。原因を正しく特定することで、スムーズな復旧が可能になります。

アドイン・セキュリティソフトとの干渉

Outlookが開かないときは、他のソフトが影響していることがあります。たとえば、ウイルス対策ソフトがOutlookをブロックしていたり、「アドイン」と呼ばれるOutlookの追加機能がうまく動作せず、不具合につながる場合もあります。このような場合は、安全モードでOutlookを開いてアドインを無効にすることで、正常に戻ることがあります。

バージョンやライセンス状態の不備

Outlookが開かない原因として、Officeの更新がうまく行われていなかったり、ライセンスの期限が切れていたりすることがあります。特に会社で使っているパソコンでは、新旧バージョンが混ざっていたり、「新しいOutlook」への切り替え途中で設定がうまく反映されていない場合もあり、注意が必要です。

Outlook本体の不具合

WindowsやOfficeを更新したあとに、Outlookが正しく開かなくなることがあります。何のエラーも出ずに起動できなかったり、「Outlookウィンドウを開けません」と表示される場合もあります。このようなときは、Officeの修復や再インストールを行うことで改善することがあります。うまくいかない場合は、前の安定したバージョンに戻す方法を考えることもあります。

Outlookの設定情報(プロファイル)の破損

Outlookには、メールの設定やアカウント情報などを管理する「プロファイル」と呼ばれる設定データがあります。これが壊れると、Outlookがすぐ終了したり、起動時に動かなくなることがあります。うまく開けないときは、新しいプロファイルを作り直すことで正常に使えるようになるケースもあります。

Outlookの保存データ(OST/PST)の破損や読み込み不良

Windows11でOutlookが起動しない原因として、OSTやPSTファイルの破損が考えられます。これらはメールや予定表、連絡先などの情報を保存する大切なデータファイルです。

強制終了や電源トラブルなどがきっかけで、ファイルの中身が壊れ、Outlookが正しく読み込めなくなることがあります。フリーズしたまま動かない、エラーが出るといった症状がある場合は要注意です。

この状態で修復を試みると、データが失われるリスクもあります。重要な情報が残っている場合は、無理に操作せず、データ復旧の専門業者に相談することが大切です。

当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。 

Outlookが開かないときの対処法

ここでは、Outlookを起動しようとしても「応答なしのまま固まる」「エラーが出て開かない」「起動画面から進まない」といった場合の対処法を紹介します。 この症状はアカウント設定やアドインの不具合だけでなく、データファイル(PST/OST)の破損や保存先ストレージのトラブルが原因になっていることもあり、ここから紹介する作業にはデータを失う可能性のある手順が含まれます。

「失いたくないメールや連絡先がある」「少しでも不安がある」という方は、むやみに再インストールやデータファイルの削除・再作成などを行わず、慎重に対応することが大切です。

当社では、24時間365日、初期診断とご相談を無料で受け付けています。
不安を感じたら、お気軽にご連絡ください。

Officeの修復や再インストールを行う

Outlookだけでなく、Office全体のプログラムファイルが壊れている場合、アプリごとの設定を触るよりも先に修復機能を使うことで、起動不具合がまとめて解消できることがあります。まずは負荷の少ない「クイック修復」から試し、改善しないときに「オンライン修復」や再インストールへ進むようにすると、トラブルを悪化させにくくなります。

修復手順
  1. 作成途中のファイルがある場合は保存し、Outlookを含むすべてのOfficeアプリ(Word、Excel、PowerPointなど)を終了します。タスクトレイやタスクマネージャーでバックグラウンドに残っていないかも確認します。
  2. Windowsの「スタート」ボタンを右クリックし、「アプリと機能」(または「インストールされているアプリ」などの表示)を開き、一覧が表示されるまで待ちます。
  3. 一覧から「Microsoft 365」または「Microsoft Office」を選択し、「変更」ボタンをクリックします。確認メッセージが表示された場合は「はい」を選択して進みます。
  4. 表示された画面で、まずは「クイック修復」を選択して実行します。改善しない場合は、再度同じ画面を開き「オンライン修復」を選択します。オンライン修復はインターネット接続が必要で時間もかかるため、電源や回線が安定した環境で実行します。
  5. 修復が完了したらPCを再起動し、Outlookを起動して開けるかを確認します。改善が見られない場合は、Officeの再インストールや、別の対処法との組み合わせも検討します。

Outlookを安全モードで起動する

アドインや外部ソフトとの干渉が原因でOutlookが起動できない場合、機能を最小限にした「安全モード」で起動することで、根本原因がアドインにあるかどうかを切り分けできます。安全モードで起動できるかどうかが、問題の方向性を判断する重要なポイントになります。

安全モード起動手順
  1. まず通常のOutlookが起動している場合は終了します。画面上に見えていなくても、タスクトレイやタスクマネージャーで「OUTLOOK.EXE」が残っていないか確認し、残っていれば終了させます。
  2. キーボードの Windowsキー + R を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。入力欄に「outlook.exe /safe」と入力し、「OK」をクリックします。
  3. プロファイル選択画面が表示された場合は、普段使用しているプロファイルを選びます。パスワード入力が求められた場合は、通常使用しているアカウント情報を入力します。
  4. Outlookが安全モードで起動するかを確認します。安全モードではウィンドウ上部に「Outlook(セーフモード)」などの表示が出るため、通常モードとの違いを確認しておきます。
  5. 安全モードでは起動するが通常モードでは開かない場合、「ファイル」→「オプション」→「アドイン」から、COMアドインなどの不要または怪しいアドインのチェックを外して無効化します。アドインを一つずつ無効化してはOutlookを再起動し、どのアドインが原因かを切り分けます。

新しいユーザープロファイルを作成する

既存のOutlookプロファイルが壊れていると、設定が正しくても起動時にエラーが出たり、途中で応答しなくなることがあります。この場合、新しいプロファイルを作成してメールアカウントを再設定することで、問題のあるプロファイルを切り離して検証することができます。旧プロファイルは、必要に応じて後からデータだけを参照します。

プロファイル作成手順
  1. Outlookを終了したうえで、Windowsの「コントロールパネル」を開きます。表示方法が「カテゴリ」の場合は「ユーザーアカウント」から「メール」をクリックし、「メール(Microsoft Outlook)」の設定画面を開きます。
  2. 「プロファイルの表示」をクリックし、現在のプロファイル一覧を確認します。「追加」ボタンをクリックして、新しいプロファイル名(例:Outlook_new など)を入力し、「OK」を選択します。
  3. 表示されるウィザードに従い、メールアドレスやパスワードを入力してアカウントを設定します。会社のメールの場合は、設定情報が分からなければシステム管理者に確認します。
  4. プロファイル一覧画面に戻り、「常に使用するプロファイル」で先ほど作成したプロファイルを選択します。「プロファイルの選択を求める」ではなく、新しいプロファイルを固定しておくと検証しやすくなります。
  5. 設定を保存して画面を閉じ、Outlookを起動します。新しいプロファイルで正常に起動するか確認し、問題がなければ旧プロファイルから必要なメールデータや連絡先をエクスポートして移行します。旧プロファイルが不要になった段階で削除を検討します。

データファイルの場所や状態を確認する

Outlookは、OSTやPSTと呼ばれるデータファイルにメールや予定表を保存しています。このファイル自体が壊れていたり、保存先のドライブにアクセスできない状態だと、Outlookは起動途中で止まったり、エラーを表示して開けなくなります。ファイルの場所と状態を確認することで、物理的な障害か、設定や権限の問題かを判断しやすくなります。

確認手順
  1. 一般的な既定の保存場所である「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Outlook\」にアクセスし、OSTやPSTファイルが存在するか、拡張子や更新日時を確認します。AppDataフォルダーが見えない場合は、隠しファイルの表示を有効にします。
  2. データファイルのサイズが極端に大きい、または異常に小さい場合は、破損や保存失敗の可能性があります。サイズや更新日時を、問題が発生する前と比較できる場合は照らし合わせて確認します。
  3. データファイルの保存先が外付けHDDやNASなどのネットワークドライブである場合は、ケーブル接続やネットワークの状態、共有フォルダーへのアクセス権限が正常かを確認します。切断やスリープが原因でアクセスできなくなることもあります。
  4. Outlookの「メール設定」画面から「データファイル」を開き、実際にどのPST・OSTファイルが既定になっているかを確認します。存在しないパスが指定されている場合は、正しい場所のファイルを指定し直します。
  5. ファイル破損が疑われる場合や、アクセス権限の修正が難しい場合は、無理にコピーや移動を繰り返さず、情報システム部門やデータ復旧業者に相談します。誤った操作を重ねると、復旧可能なデータまで失われるおそれがあります。

セキュリティソフトの影響を確認する

ウイルス対策ソフトなどのセキュリティ製品が、Outlookの通信やプログラムの動作を制限していると、起動に時間がかかったり、そもそも起動できない状態になることがあります。業務環境ではポリシーで制限されていることも多いため、むやみに無効化せず、ルールに沿って確認を進めることが重要です。

確認手順
  1. 利用しているセキュリティソフトを開き、リアルタイム保護やメール保護、スパム対策などの機能がどのように設定されているかを確認します。最近設定を変更した場合やアップデート履歴がある場合は、そのタイミングもメモしておきます。
  2. 会社のルールで許可されている場合に限り、一時的にメール保護機能やリアルタイム保護を停止し、Outlookを起動してみます。停止時間は必要最小限とし、不明な場合は必ず管理者の指示を仰ぎます。
  3. 一時的に保護を停止した状態でOutlookが正常に起動する場合は、セキュリティソフトが原因の可能性が高いと判断できます。そのソフトの設定画面で、Outlookのプログラムや通信ポートを例外として追加します。
  4. 例外設定の追加後、セキュリティソフトの保護機能を再度有効にし、Outlookを通常どおり起動できるか確認します。エラーが再発する場合は、例外設定が正しく反映されているかを再確認します。
  5. 自分で設定変更する権限がない場合や、例外設定を行っても改善しない場合は、管理部門やセキュリティベンダーのサポート窓口に相談します。むやみに機能を無効化したまま使い続けると、セキュリティリスクが高まる点にも注意が必要です。

専門業者に相談する

Outlookが開かない原因がデータファイルの破損に起因する場合、自己対応によってさらにファイルを損傷してしまうリスクがあります。特に重要な業務メールや添付ファイルが含まれている場合は、慎重な対応が不可欠です。そのため、安全かつ確実にデータを保護するには、専門業者への相談が最適な選択肢となります。

デジタルデータリカバリーでは、これまでに50万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、少しでも不安がある場合はお気軽にご相談ください。

※1 期間:2011年1月以降
※2 2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。

なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか

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「他社で復旧できなかった機器のご相談件数8,000件超(※4)」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。

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まずは無料で相談する

※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
※4:算出期間:2016年6月1日~

よくある質問

復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?

いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。

機器の無料診断・データ復旧のご依頼はこちらからお問い合わせください>

復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?

機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。

弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

最短15分で診断可能!お問い合わせはこちらから>

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営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。

電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)

電話番号:0800-333-6302

来社受付:9:30~21:00

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他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?

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この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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