突然、「ntoskrnl.exe」に関するブルースクリーンエラーが発生し、PCが強制再起動してしまい、「このまま壊れてしまうのでは？」「データは大丈夫？」と不安を感じていませんか？
ntoskrnl.exeのエラーは、Windowsシステムの不具合に見えても、実際にはメモリやストレージなどハードウェアの障害が関係しているケースもあり、自己判断で操作を続けるとデータが失われるリスクがあります。
本記事では、ntoskrnl.exeブルースクリーンエラーが出る主な原因と、データを守るための正しい対処法を専門家の視点から解説します。
こうした状況の中で、対応に迷う方や安全に進めたい方も多いはずです。
次のどれか一つでも当てはまる方は、一度専門家に相談することをおすすめします。
- 大切なデータを失いたくないと感じている
- 自分だけの判断で進めるのが不安に感じる
- どこから手をつければよいか迷っている
- 安全に進めたい、確実に状況を知りたい
当社では、24時間365日、初期診断とご相談を無料で承っています。不安を感じた時点でお気軽にご連絡ください。
目次
Ntoskrnl.exeブルースクリーンエラーの原因
このエラーは、Windowsのカーネルである「Ntoskrnl.exe」に関連するシステム障害によって引き起こされます。以下のような原因が考えられます。
ドライバーの問題
古い、破損した、または互換性のないドライバーが原因でブルースクリーンが発生することがあります。特にグラフィックカードやチップセットのドライバーが影響を与えることが多いです。
メモリ（RAM）の不具合
メモリが正常に動作しない場合、Ntoskrnl.exeのエラーが発生することがあります。物理的な故障や不適切な取り付けも原因となる可能性があります。
オーバークロック設定
CPUやメモリのオーバークロック設定が不安定になると、Ntoskrnl.exeエラーの原因になることがあります。特に過度な設定はシステムに負荷をかけるため、注意が必要です。
Windows更新プログラムの不具合
Windows Updateによるシステム更新が不完全な場合、エラーが発生することがあります。更新プログラムの適用後にブルースクリーンが頻発する場合は、特定の更新を削除することで改善することがあります。
システムファイルの破損
Ntoskrnl.exeという名前がブルースクリーンに表示される場合、Windowsを動かすための大切な「システムファイル」が壊れている可能性があります。このファイルに異常があると、突然エラーが出たり、再起動を繰り返すことがあります。
電源を強制的に切ったり、更新中にシャットダウンしてしまった経験がある方は特に注意が必要です。知らないうちにファイルが破損し、不具合の原因になっていることがあります。
放置すると、起動できなくなる恐れもあるため、異常を感じたら早めに専門業者へ相談することが重要です。
HDDやSSDの問題
Ntoskrnl.exeという名前とともにブルースクリーンが出る場合、パソコンの記録装置（HDDやSSD）に不具合がある可能性があります。これは、Windowsが必要な情報を読み取れず、強制的に停止してしまうことで起こります。
起動に時間がかかる、動作が重いといった症状が出ているなら、HDDやSSDにエラーや劣化が進んでいる可能性があります。特別な操作をしていなくても、誰にでも起こりうるトラブルです。
放置するとデータが消えたり、PCが起動しなくなる恐れがあるため、異常に気づいたら早めに専門業者に相談することが重要です。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
Ntoskrnl.exeブルースクリーンエラーの対処法
ここでは、「Ntoskrnl.exe」が原因と表示されるブルースクリーンエラーが発生したときの対処法を紹介します。
このエラーはドライバやOSの不具合だけでなく、メモリやストレージの障害が関係している場合もあり、ここから紹介する作業にはデータを失う可能性のある手順が含まれます。原因が分からないまま再インストールや診断ツールの実行を繰り返すと、状態が悪化して起動不能になるケースもあります。
「失いたくないデータがある」「少しでも不安がある」という方は、無理に進めず慎重に対応することが大切です。
当社では、24時間365日、初期診断とご相談を無料で受け付けています。不安を感じたら、お気軽にご連絡ください。
ドライバーの更新
デバイスマネージャーから最新のドライバーに更新することで、互換性の問題を解決できます。
- デバイスマネージャーを開く
- 問題のあるデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーの自動検索」を選択し、最新バージョンをインストール
メモリ診断の実行
メモリの不具合を検出するために、Windowsのメモリ診断ツールを使用します。
- 「Windowsメモリ診断」を検索して開く
- 「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」を選択
- 診断結果を確認し、異常がある場合はメモリの交換を検討
システムファイルの修復
破損したシステムファイルを修復するために、以下のコマンドを実行します。
- コマンドプロンプトを管理者権限で開く
- 以下のコマンドを順に実行する
sfc /scannow
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth - 修復後、PCを再起動する
ハードディスクのチェック
ハードディスクの不良セクタやエラーが原因でブルースクリーンが発生することがあります。コマンドプロンプトでディスクチェックを実行しましょう。
- コマンドプロンプトを管理者権限で開く
- 以下のコマンドを実行する
chkdsk /r /f - 完了後、PCを再起動し、エラーが解消されたか確認
オーバークロック設定の無効化
オーバークロックが不安定な場合、Ntoskrnl.exeのエラーが発生する可能性があります。BIOS設定をリセットしましょう。
- PCを再起動し、BIOS画面に入る（通常はF2やDELキーを押す）
- オーバークロック設定を見つけてデフォルトに戻す
- 変更を保存してPCを再起動する
Windows更新プログラムの確認・インストール
Windowsの更新プログラムを適用することで、エラーが解決することがあります。
- 「設定」を開く
- 「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を開く
- 「更新プログラムの確認」をクリックし、利用可能な更新をインストール
- PCを再起動し、エラーが解消されたか確認
専門業者に相談する
Ntoskrnl.exeに関連するブルースクリーンエラーが何度も発生する場合、システムの深刻な不具合やハードウェアの故障が原因となっている可能性があります。自力での対応を続けると、データ消失やさらなる障害を招くリスクがあります。
安全かつ確実に問題を解決するためには、早めに専門業者に相談し、正確な診断と適切な対応を受けることが重要です。
デジタルデータリカバリーでは、これまでに50万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、少しでも不安がある場合はお気軽にご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」（※1）の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間：2016年6月1日～) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50％以上を占める企業のこと ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく（算出期間：2007年～2023年）
※2：2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
