「iPhoneで写真やファイルをうっかり削除してしまい、「最近削除した項目」からも消えてしまった」。そんな状況でも、データを復元できる可能性はまだ残されています。
- 間違えて大事な写真を削除してしまった
- バックアップも取っておらず、どうしていいかわからない
- 「最近削除した項目」にも表示されず絶望的に感じる
このようなトラブルに直面すると、「もう二度と戻らないのでは」と不安になるのも当然です。しかし、正しい手順を踏めば、iPhone本体やクラウド上に残された痕跡からデータを取り戻せる可能性があります。
本記事では、iPhoneで「最近削除した項目」からも消えてしまったデータを復元するための具体的な方法を、専門家の視点からわかりやすく解説しています。
データ消失に気付いたら、まずは落ち着いて正しい対処法を確認し、無料の初期診断(24時間対応)もぜひご活用ください。
目次
iPhoneで「最近削除した項目」からデータが消えた原因
「最近削除した項目」からデータが消えてしまう原因は、大きく分けて以下の4つが考えられます。該当する原因を確認し、早めの対応がデータ復元成功のカギとなります。
保存期間の経過
「最近削除した項目」は30日間の保存期限があります。この期間を過ぎると、データは自動的に完全削除され、iPhone上から完全に消去されます。
iPhoneの初期化
iPhoneを初期化した場合、本体のすべてのデータが消去され、「最近削除した項目」に残っていた写真やファイルも含めて復元は困難になります。
iCloud同期の影響
iCloudフォトライブラリを利用していると、iPhoneで削除したデータが自動でクラウドからも消去されるため、復旧チャンスが減少することがあります。
手動で完全削除した
「最近削除した項目」から手動で完全削除すると、通常の方法では復元できません。ただし、上書きが起きていなければ、専門ツールや復旧サービスで取り戻せる可能性があります。大切なデータを誤って削除した場合は、操作を控え、速やかに専門業者へ相談するのが最も安全です。
当社は15,000種類以上の障害パターンに対応した独自データベースを活用し、原因の迅速特定と高精度な復旧を実現。これまでに46万件以上の相談実績(2011年〜)と、復旧件数割合91.5%(完全復旧57.8%、2023年10月実績)を達成しています。
まずは無料の初期診断をご利用いただき、現状を正確に把握しましょう。24時間365日対応しておりますので、今すぐお気軽にご相談ください。
iPhoneで「最近削除した項目」から削除されたデータを復元する方法
iPhoneで削除されたデータを復元するには、以下の方法を試してみましょう。
iCloudバックアップから復元する
iCloudバックアップを利用すれば、最近削除したデータを取り戻せる可能性があります。ただし、復元するとiPhoneの状態がバックアップ時点に戻るため注意が必要です。
- 「設定」アプリを開く。
- 「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択。
- iPhoneを初期化し、セットアップ画面で「iCloudバックアップから復元」を選択する。
- 利用可能なバックアップから適切なものを選び、復元を開始する。
iTunesまたはFinderのバックアップから復元する
パソコンに保存されたバックアップを使って、iPhoneの状態を戻すことができます。iPhoneをパソコンに接続し、バックアップに復元したいデータが無いか確認することをおすすめします。
- パソコンに最新バージョンのiTunes(Windows)またはmacOSのFinder(Mac)をインストールしておきます。
- iPhoneをLightningケーブルでパソコンに接続します。
- iTunesを起動するか、macOS Catalina以降の場合はFinderを開き、左側のデバイス一覧から対象のiPhoneを選択します。
- 「概要」または「一般」タブにある「バックアップを復元」をクリックします。
- 表示されるバックアップの一覧から、復元したい日付のバックアップを選びます。暗号化している場合は、パスワードの入力が必要です。
- 「復元」ボタンを押して復元処理を開始します。
- iPhoneが再起動し、同期が完了するまで待ちます。バックアップ容量により、復元には数十分かかることがあります。
- 復元後にiPhoneを確認し、目的のデータ(写真、メッセージ、アプリなど)が戻っているかをチェックします。
データ復元ソフトを使用する
復元ソフトを利用すれば、iPhoneから削除したデータをスキャンし、復元できる可能性があります。
- 信頼性の高いiPhoneデータ復元ソフト(例:PhoneRescue、Dr.Fone、iMobieなど)を公式サイトからパソコンにダウンロード・インストールします。
- iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続し、復元ソフトを起動します。
- ソフト内で「iOSデバイスから復元」などのモードを選択し、スキャンを開始します。
- スキャンが完了すると、削除済みを含む検出されたファイルが一覧表示されます。
- 復元したい項目(写真、メッセージ、連絡先など)にチェックを入れて「復元」ボタンをクリックします。
- 復元対象の保存先を選び、パソコンまたはiPhone本体への復元を選択します(一部ソフトではiPhoneへの直接復元に制限があります)。
- 復元処理が完了するまで、iPhoneの接続は絶対に解除しないでください。
- 完了後、復元されたファイルが正しく表示されているか確認します。
ただし、復元ソフトで必ずデータが戻るとは限らず、操作によっては上書きが発生し、復元不可能になる恐れもあります。
重要なデータは自己修復を避け、専門業者に相談するのが最も安全です。
データ復旧業者に相談する
どうしても復元できない場合は、専門業者への相談を検討しましょう。
特に復旧実績が豊富な業者であれば、専門的な知識と技術をもとに対応できるため、個人では復元できないようなケースでもデータを取り戻せる可能性があります。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。