富士通製のノートパソコンやデスクトップPCが突然起動しなくなった――そんなトラブルに直面すると、誰しも焦ってしまいます。
- 電源は入るが、画面が真っ暗なまま
- ロゴ画面から進まず再起動を繰り返す
- 「自動修復を準備しています」で止まる
特に2025年以降は、Windows Updateの影響による起動不良が複数報告されており、安易な初期化は大切なデータを失うリスクがあります。
この記事では、症状ごとのチェックポイントや自力でできる修復手順、そして業者への相談が必要となるケースまで、実例を交えて詳しく解説します。
「大切なデータが消えてしまうのでは…」と不安な方は、365日対応・初期診断無料の当社にまずはご相談ください。状況に応じて最適な復旧策をご提案します。
目次
富士通パソコンが起動しない原因
「電源が入らない」「ロゴ画面で止まる」「画面が真っ黒」など、富士通PCの起動トラブルにはいくつかの典型パターンがあります。それぞれに対処方法が異なるため、まずは代表的な原因を確認しましょう。
電源ケーブルやバッテリーの不具合
電源ランプが点灯しない場合、ケーブルの断線やACアダプタの劣化、コンセント側のトラブルなどが疑われます。ノートPCの場合、バッテリーの故障も原因になります。
外部機器の干渉やBIOS設定不具合
USB機器やSDカードなど外部メディアが起動を妨げることがあります。また、BIOS設定が変更・破損している場合も、Windowsが立ち上がらない原因になります。
Windows Update後の不具合
特に2025年6月以降に配信された更新プログラムによって、一部の富士通PCで起動不能になる不具合が多発しています。該当する場合、特定の更新のアンインストールが必要です。
システムファイルの破損
富士通製パソコンが起動しない原因のひとつに、Windowsのシステムファイルの破損があります。これらはOSの起動や動作に欠かせない重要なファイルで、「0xc000000d」などのエラーを引き起こすことがあります。
電源の強制終了やアップデート中の不具合がきっかけとなり、システムファイルが破損するケースは少なくありません。「起動に時間がかかる」「エラー画面が表示される」といった症状が見られる場合は、ファイル破損が進行している可能性があります。
そのまま放置すると起動不能になるリスクが高まり、保存されているデータにアクセスできなくなるおそれもあります。異常を感じた時点で専門業者に相談し、正確な診断と適切な対処を受けることが重要です。
ストレージ(HDD/SSD)の故障
富士通製パソコンが起動しない原因として、HDDやSSDの物理的な故障が考えられます。特に、Windowsの起動に必要な情報が読み取れないと、「0xc000000d」などのエラーが表示されることがあります。
経年劣化や落下・衝撃によるダメージが原因で、ストレージが認識されなくなったり、起動途中で止まったりすることがあります。HDDは異音や読み取り不良などの前兆が見られることがあり、SSDは突然認識されなくなるケースも少なくありません。
こうした障害は外見から判断しづらく、通電や再起動を繰り返すと状態が悪化するおそれがあります。異常に気づいたら、早めに専門業者へ相談することが重要です。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

「電源は入るが、画面が真っ暗なまま」「ロゴ画面から進まず再起動を繰り返す」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに修理で起動不良は改善できますが、HDDやSSDが初期化・交換されるとデータはすべて消えてしまいます。データを残したい場合は、修理前に記憶媒体の確認が必要です。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
富士通製のパソコンが起動しない時の対処法
富士通製パソコンが起動しない場合、まずは基本的な確認から順に進め、Windowsやハードウェアの状態をチェックします。状況に応じて放電、BIOS初期化、回復環境からの修復などを試みましょう。
電源ケーブル・バッテリー・メインスイッチの確認
まずは物理的な通電状態を確認し、接続不良や断線がないかをチェックします。
- 電源ケーブルがしっかり刺さっているか、別のコンセントでテストします。
- ノートPCの場合、バッテリーを取り外し、ACアダプタのみで起動を試します。
- 本体背面や側面にある「メインスイッチ」がOFFになっていないか確認します。
外部機器の取り外しと放電手順
USB機器やSDカード、外付けドライブなどの影響で起動できない場合があります。完全放電と接続機器の取り外しを行います。
- すべての外部機器(USB、SDカード、HDMI機器など)を取り外します。
- 電源ケーブルとバッテリーを外し、電源ボタンを30秒長押しして放電します。
- 再度電源を接続して起動を試します。
BIOS初期化と回復オプションの活用
Windows Update失敗やシステムファイル破損が原因の場合、BIOSのリセットと回復環境からの修復を試します。
- 電源ON直後に「F2」キーを連打し、BIOS設定画面に入ります。
- 「デフォルトを読み込む(Load Setup Defaults)」を選択し、設定を初期化します。
- 再起動後、「F8」または電源長押し3回でWindows回復環境を起動し、「スタートアップ修復」や「システムの復元」を試します。
専門業者に相談する
対処法を試しても改善しない場合、システムファイルの破損やHDD・SSD自体に深刻な障害が発生している可能性があります。このまま自己流で修復を繰り返すと、保存データが上書きされ、状況がさらに悪化する恐れがあります。
大切なデータを守るためにも、早めに専門業者へ相談することが重要です。
当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」とされた富士通製パソコンのケースも含め、7,300件以上のご相談(※1)に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い実績があります。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。電源が入らない、起動しないといった症状でお困りの際は、まずはお気軽にご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
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その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
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これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。