外付けHDDやUSBメモリを利用中に「0x80071ac3」というエラーに悩まされていませんか?操作が止まってしまい、データの取り扱いに不安を感じる方も多いでしょう。
こうした症状は、軽度なファイルシステムの破損から、ストレージ自体の物理障害まで幅広く関わっている可能性があります。放置するとデータが完全に失われる危険性があります。
本記事では、エラー0x80071ac3の原因と、実際に試せる安全な対処法を順を追って紹介します。
もし失いたくない大切なデータであれば、自力での誤った操作は避けた方が安心です。私たちデジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内していますので、少しでも不安を感じた時点でお気軽にご相談ください。
目次
エラーコード0x80071ac3とは?症状と特徴
エラーコード0x80071ac3は、Windows OSで「ボリュームの状態が正しくないため、操作を完了できませんでした」と表示されるトラブルです。特に外付けHDDやUSBメモリ、SDカードなどの外部ストレージ利用時に多く発生します。
このエラーはファイルシステムの不整合やストレージの内部不良を示しており、軽度な論理障害で済む場合もあれば、物理的な故障に直結する場合もあります。0x80071ac3は内部に深刻な障害が起きているサインである可能性も高いため注意が必要です。
0x80071ac3の主な症状
このエラーは利用中のデバイスにさまざまな異常を引き起こします。以下に代表的な症状を整理しました。
- ファイルコピーや移動中にエラーが出る
- 外付けHDDやUSBメモリが認識されない
- アクセス時にフリーズや遅延が頻発する
- チェックディスク実行時に修復できない
- 頻繁に接続トラブルや再接続が必要になる
同じエラーでも、原因はさまざまです。0x80071ac3が表示された場合、適切な対処を行わないと状況が悪化し、最悪データにアクセスできなくなる恐れがあります。
このエラーは「ボリュームに汚損が検出されました」などのメッセージとともに表示され、USBメモリや外付けHDDでよく発生します。見た目に異常がなくても内部で障害が起きていることがあり、自己判断では正しい原因を見誤るケースが少なくありません。そのため、正確な原因を突き止めるには、専門業者による診断を受けることが重要です。
当社では相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。ぜひ気軽にご相談ください。
エラーコード0x80071ac3の原因
エラーコード0x80071ac3は、外部ストレージの利用時に発生する複合的な問題です。原因はソフトウェア要因から物理的な故障まで多岐にわたり、誤った自己対処はリスクを伴います。以下に主な原因を整理しました。
不適切な取り外しや電力不足
USBメモリや外付けHDDをアクセス中に抜いたり、電力供給が不安定な環境で利用した場合、データの整合性が崩れてエラーが発生することがあります。軽度であれば再接続で改善しますが、繰り返すと内部構造にダメージを与える恐れがあります。
ドライバやReadyBoostの不具合
USBやHDDのデバイスドライバに不具合がある場合や、WindowsのReadyBoost機能との競合が原因でエラーが出ることもあります。ドライバ更新や機能停止で改善する場合がありますが、根本的にストレージが不安定な状態にあるサインかもしれません。
ファイルシステムの破損
エラーコード「0x80071ac3」は、ファイルシステムの破損が原因で発生することがあります。ファイルシステムとは、パソコンがデータを整理・管理する仕組みで、これに異常が生じるとファイルが正しく表示されなくなることがあります。
たとえば、「フォルダが開けない」「ファイルにアクセスできない」といった症状がある場合、内部のデータは残っていても読み出せない状態になっている可能性があります。こうしたトラブルは、USBの取り外しミスや強制終了、ウイルススキャンの影響などでも起こるため、注意が必要です。
自力で復元ソフトを使うと状態を悪化させるおそれがあるため、早めに専門業者に相談することが安全です。
ストレージデバイスの物理障害
もっとも注意すべきはHDDやUSBメモリ自体の物理障害です。例えばHDDなら内部の磁気ヘッドやプラッタの損傷、SSDならコントローラやフラッシュメモリの劣化が原因となります。この場合、ユーザーがコマンド実行やフォーマットを試すとデータが完全に失われるリスクが非常に高いため危険です。
また、物理障害は症状が徐々に悪化するケースも多く、最初は一部のファイルだけだった不具合が、最終的に全データへ波及する可能性もあります。こうした場合は自力での復旧は困難であり、早急にデータ復旧の専門業者に相談することが最も安全です。
当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。大切なデータを守るためにも、早めの対応をおすすめします。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「ファイルコピーや移動中にエラーが出る」「外付けHDDやUSBメモリが認識されない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、認識不良やエラーの原因が内部の故障だった場合、再接続や修復ソフトの使用によって状態が悪化することがあります。とくに通電を繰り返すだけでも障害が進行する恐れがあり、慎重な対応が求められます。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
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- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
エラーコード0x80071ac3の具体的な対処法
エラーコード0x80071ac3が表示された場合、問題の原因に応じて適切な対処を行うことが重要です。以下では、一般的な解決策を具体的に解説します。必要に応じて、デバイスの状態を慎重に確認しながら進めてください。
デバイスを別のポートやPCに接続する
最初に試すべき対処法は、デバイスを別のUSBポートや別のパソコンに接続することです。これにより、以下のような原因を切り分けることができます。
- 現在使用しているポートに問題がある場合
- 接続先のPCの設定やドライバに不具合がある場合
デバイスが他のポートやPCで正常に動作する場合は、接続元に問題がある可能性が高いです。その場合、ポートの清掃や別のUSBケーブルの使用も試してください。
Windowsのチェックディスク機能を利用する
チェックディスク機能は、ストレージデバイス上のファイルシステムエラーや不良セクタを修正する機能です。
- 「スタートメニュー」から「コマンドプロンプト(管理者)」を開きます。
- 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
chkdsk X: /f /r(※「X:」はデバイスのドライブ文字を指定してください。)
- チェックディスクが完了するまで待ちます。
この機能を利用することで、多くのファイルシステム関連エラーが解消される場合があります。
ドライバを更新または再インストールする
デバイスのドライバが古い、または破損している場合、エラーコード0x80071ac3が発生することがあります。以下の手順でドライバを更新または再インストールしてください。
- Windowsのスタートメニューで「デバイスマネージャー」を検索し、開きます。
- エラーが発生しているデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 「ドライバーソフトウェアを自動的に検索」を選び、最新のドライバをインストールします。
- 問題が解決しない場合は、同じメニューから「デバイスをアンインストール」を選択し、その後デバイスを再接続して再インストールを試みます
デバイスのフォーマットを試みる
デバイスのファイルシステムが破損している場合、フォーマットを行うことでエラーが解消される可能性があります。以下の手順でフォーマットを試みてください。
- 「エクスプローラー」でデバイスを右クリックし、「フォーマット」を選択します。
- 適切なファイルシステム(例: NTFSやFAT32)を選び、「クイックフォーマット」を有効にします。
- 「開始」をクリックし、フォーマットを実行します。
ただし、フォーマットを行うとデバイス内の全データが削除されるため、事前にバックアップを取ることを強く推奨します。不安な場合は専門業者に相談することがおすすめです。
専門業者へ相談する
以上の方法を試しても改善しない場合や、物理障害が疑われる場合は、無理に操作を続けると症状が悪化する恐れがあります。
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※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
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よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。