Macを起動した際、アップルマークのまま止まってしまい、先に進めず困っていませんか?
- リンゴマークが表示されたまま数十分経っても変わらない
- 途中まで読み込まれたバーが止まり反応しない
- 強制終了後も毎回アップルマークで止まる
こうした症状は、軽度なエラーから内部ストレージの障害まで幅広く原因が考えられ、慎重な対処が求められます。無理な再起動や強制終了を繰り返すと、データが完全に失われるリスクがあるため注意が必要です。
本記事では「mac 起動しない アップルマークのまま」になる主な原因と、順を追って試せる対処法をわかりやすくご紹介します。
もし重要なデータが保存されている場合や自力での対応に不安がある場合は、私たちデジタルデータリカバリーへご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
Macが起動しない原因
Macがアップルマークで止まる原因には、ソフトウェアやハードウェアに関連するさまざまな問題が考えられます。以下の項目を確認してみましょう。
NVRAM/PRAMの問題
Macには「NVRAM(またはPRAM)」という、小さなメモリがあり、音量や画面の明るさ、起動ディスクの情報などを記憶しています。この部分に問題があると、Macがうまく起動できなかったり、設定が正しく反映されないことがあります。NVRAMのリセットで改善する場合があります。
外部デバイスの競合
接続中のUSB機器や外部ディスプレイが、起動時に干渉する場合があります。特に起動ディスクとして認識されるようなストレージデバイスが接続されていると、起動が途中で止まるケースがあります。
macOSのアップデートの不具合
macOSのアップデート中にエラーが発生すると、システムのファイルや設定が不完全になり、正常に起動できなくなることがあります。
特に、「macのアップデートが終わらず、リンゴマークのまま進まない」といったトラブルはよくある症状で、空き容量の不足やバージョンの互換性に問題がある場合に起こりやすくなります。アップデート前の確認と準備が重要です。
システムファイルの破損
Macがリンゴマークのまま止まって起動しない場合、システムファイルの破損が原因の可能性があります。システムファイルとは、macOSを正常に動かすための基本的なプログラムで、破損すると起動が途中で止まることがあります。
アップデート中に電源が落ちた、最近フリーズやエラーが増えていたという方は、すでにファイルが破損している恐れがあります。
放置するとデータ消失や完全に起動しなくなるリスクもあるため、早めに専門業者へ相談することが大切です。
HDDやSSDの物理故障
Macがリンゴマークのまま動かなくなった場合、HDDやSSDの物理的な故障が原因の可能性があります。HDDは衝撃や経年劣化で異音やフリーズといった前兆が出ることがありますが、SSDは突然故障して一切の前触れなく起動できなくなることもあります。
「最近少し調子が悪かった」「起動に時間がかかっていた」といった小さな変化が、実は故障のサインだったというケースもあります。
物理故障が疑われる状態で無理に再起動を繰り返すと、状況を悪化させる可能性があります。大切なデータを守るためにも、早めに専門業者に相談することが重要です。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク
「Macが起動しない? リンゴマーク(アップルマーク)で止まる」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
MacがAppleロゴで止まる場合の対処法
MacがAppleロゴや進行状況バーの画面で停止してしまうときは、原因に応じた適切な対処が必要です。以下では、トラブルの切り分けから、macOS復旧を使ったシステム修復、再インストールまで、段階的に対応方法を解説します。
Macを強制終了して再起動する手順
画面がフリーズしたままの場合、まずはMacを一度強制終了し、再起動してみましょう。
- 電源ボタンを10秒以上長押しして、Macの電源を完全に切ります。
- 数秒待ってから、再び電源ボタンを押して起動します。
- Appleロゴや進行状況バーが正常に進むかを確認します。
周辺機器をすべて取り外す方法
接続されている外部機器が原因で起動できないケースもあります。Mac本体以外の周辺機器をすべて取り外すことで、干渉の可能性を排除します。
- Macの電源がオフになっていることを確認します。
- プリンタ、USBメモリ、外付けHDD、ハブなど、接続されているすべての周辺機器を取り外します。
- 再度Macの電源を入れ、起動できるか確認します。
リカバリーモードでmacOSを修復
起動ディスクの修復やmacOSの再インストールが可能な復旧機能です。誤った操作でデータ消失のリスクがあるため注意が必要です。
- 電源を切り、Command+Rキーを押したまま電源を入れます。
- 「macOSユーティリティ」が表示されたら「ディスクユーティリティ」を選びます。
- 起動ディスクを選択し、「First Aid」で修復を試みます。
起動ディスクを修復する手順
ディスクユーティリティを使って、システムがインストールされているディスクを検証・修復することで起動できる場合があります。
- macOS復旧から「ディスクユーティリティ」を選択し、「続ける」をクリックします。
- 左のリストから内蔵ストレージ(通常は「Macintosh HD」)を選びます。
- 「First Aid」をクリックし、「実行」を選択します。
macOSを再インストールする手順
ディスクに異常がない場合でも、システムファイルの破損が起動不良の原因であることがあります。macOSを再インストールすることで、正常な起動環境を再構築できます。
- macOS復旧の画面で「macOSを再インストール」を選択し、「続ける」をクリックします。
- 画面の案内に従い、インストール先のディスクを選びます。
- 再インストールが完了するまで電源を切らずに待ちます。
強制再起動を試みる
まず最も簡単な方法として、強制的にMacを再起動することを試してください。これにより、一時的なシステムエラーが解消される可能性があります。
- 電源ボタンを10秒間長押しして、Macを完全にシャットダウンさせます。
- 再度電源ボタンを押してMacを起動させます。
- アップルマークが表示され、起動するか確認します。
セーフモードで起動する
セーフモードを使って起動することで、問題を引き起こしている可能性があるサードパーティ製ソフトウェアの影響を回避し、問題を特定できることがあります。
- Macの電源を入れるか再起動します。
- すぐにShiftキーを押し続けます。
- アップルマークが表示されるまでShiftキーを押し続けてください。
- セーフモードで起動するか確認します。
NVRAM/PRAMをリセットする
NVRAMやPRAMのリセットは、ディスプレイや音量、起動ディスクなどの設定が誤っている場合に有効です。これにより、設定が初期化されます。
- Macを再起動します。
- 起動音が鳴ったらすぐにCommand + Option + P + Rキーを同時に押し続けます。
- 20秒間押し続けた後、キーを離し、通常通り起動するか確認します。
SMCをリセットする
SMC(システム管理コントローラ)のリセットは、電源関連の問題や、バッテリー、ファンの動作に影響する問題がある場合に有効です。モデルによってリセット方法が異なるため、Appleの公式ガイドラインを参照してください。
- MacBookの電源を切ります。
- Shift + Control + Optionキーを左側のキーボードで押しながら電源ボタンを10秒間押します。
- キーを離し、電源ボタンを押してMacを再起動します。
専門業者に相談する
すべての対処法を試しても改善しない、またはデータ消失のリスクを避けたい場合は、専門業者に相談することが最善です。誤操作で状態を悪化させてしまう前に、慎重な判断が必要です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。
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他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
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復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































