PNG(ピング)はPortable Network Graphicsの略称で、画像ファイル形式の一つで、拡張子は「.png」と表示されます。
圧縮後に解凍をしても画像の品質を失うこと無くデータを圧縮できます。そのため、高品質な画像を必要とする用途に適しています。
しかし、何らかの原因でPNGファイルが開けなくなる症状が発生することがあります。個人でも修復できますが、場合によっては修復作業で状態が悪化する恐れがあります。
この記事では、PNGファイルが開けない場合の原因から修復方法までを解説しています。
目次
PNGファイルが開かない原因
PNGファイルが開かない原因として、以下のことが挙げられます。
ファイルが破損している
PNGファイル自体が破損している場合、正常に開くことができません。ファイルが破損する原因としては、ダウンロードの最中に切断したり、保存中にエラーが発生することが挙げられます。
対応するソフトウェアに問題がある
PNGファイルを開こうとしているソフトウェアに不具合があり、ファイルが開けない可能性があります。また、ソフトウェアがアンインストールされており、開けない可能性があります。
ファイル形式が間違っている
ファイル拡張子が「.png」となっていても、実際には異なる形式のファイルであることがあります。ファイルの実際の形式を確認するには、他の形式(例:JPEG、GIFなど)にリネームして開いてみるか、専用のファイル形式検出ツールを使用してみてください。
PNGファイルを修復する方法
PNGファイルが開けない、もしくは破損している場合に修復する方法として以下の4つがあります。
別のソフトウェアでファイルを開く
ソフトウェアに異常があり、最新のバージョンにアップデートしても開けない場合は、別の画像ビューアや編集ソフトでファイルが開けないか確認してください。
画像を別の形式に変換する
PNGファイルが開けない原因が、使用しているソフトウェアの互換性の問題である場合、JPEGやBMPなど、より一般的な形式に変換することで改善することがあります。
オンライン変換ツールを使用したり、画像編集ソフトからファイル名の末尾に新しい拡張子(例:.jpg、.bmp)を入力して保存してみてください。
修復ツールを使用する
PNGファイルが開けない場合、専用の修復ツールを使用することで、ファイルを修復して開けるようにすることができます。
簡単な操作で復元可能という利点がありますが、全てのデータを復元できるとは限りません。また、いくつもファイルが損傷している場合、HDDやSSDなど、ストレージ自体に問題がある恐れがあります。
破損したファイルがいくつもある場合や、確実に復元したい画像ファイルがある場合は、データ復旧の専門業者に依頼することをおすすめします。
データ復旧業者に依頼する
データ復旧業者では、一般的な修復ツールでは対応できないような高度な技術や専用のハードウェアを使用してデータ復旧を行うため、最も安全で復元率の高い方法になります。
また、適切な技術とプロセスを使用してリスクを最小限に抑えるため、データの安全性が高まり、不適切な操作によるデータのさらなる損失を防ぐことができます。
重要なデータが破損した、確実に復元したいPNGファイルがある場合は、専門業者に依頼しましょう。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
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デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
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この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。






































