・BitLockerの回復キーを求められたのに、入力ができない
・キーボードが反応せず、数字がまったく打てない
・キーを入力しても反映されず、何度もやり直しになる
BitLockerは、パソコン内のデータを保護するための強力な暗号化機能ですが、回復キーが入力できない状態に陥ると、中のデータにまったくアクセスできなくなってしまいます。
原因としては、キーボードの認識エラー、言語設定の不一致、入力方式のトラブルなどがありますが、対応を誤ると初期化しか選択肢がなくなり、重要なデータが完全に失われるおそれもあります。
本記事では、BitLockerの回復キーが入力できないときに考えられる主な原因と、状況に応じた具体的な対処法をわかりやすく解説します。
貴重なデータを守るためにも、焦らず慎重に対応し、必要に応じて専門業者への相談も検討してください。
目次
BitLockerの回復キーが入力できない時の対処法
BitLocker回復キーが入力できないトラブルは、多くのユーザーが直面する深刻な問題です。原因が軽微な設定ミスである場合もあれば、入力デバイスの不具合やシステム側の障害によって、回復が不能となりデータを失うリスクを伴うケースもあります。
以下では、BitLocker回復キーが入力できないときに考えられる主な対処法をご紹介します。
キーボードが認識されていない
BitLockerの回復画面では、一部の無線キーボードや特殊なUSBキーボードが認識されない場合があります。反応がないと感じた場合は、有線の標準キーボードに差し替えて試すか、USBポートを変更することで解消される可能性があります。
入力モードやレイアウトが異なっている
キーボードレイアウトが英語配列に設定されている場合、普段と異なるキー配置になるため、意図しない文字が入力されている可能性があります。記号や数字の入力がずれていないか確認しましょう。
回復キーの入力形式に誤りがある
BitLockerの回復キーは48桁の数字で構成されています。ハイフン付きで表示されることがありますが、実際の入力ではハイフンを除いた連続数字のみを入力する必要があるため、表記と入力形式の違いに注意してください。
USBデバイスや外部機器の干渉
BitLocker回復画面では、外付けHDDやUSBメモリ、ドングルなどの外部機器が認識されていることで、起動や入力処理が不安定になる場合があります。必要のない機器はすべて外した状態で再起動を試みてください。
BitLocker領域またはストレージに障害がある
回復キーの入力自体に問題がないのに処理が進まない場合、BitLockerで暗号化されているストレージ領域に障害が生じている可能性があります。このような障害を放置すると、最悪の場合データが完全に失われるリスクがあります。
異常を感じた段階で、操作を中止し、専門業者に相談することを強くおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)をもとに「初期診断」を行い、障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
また、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。 まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
BitLocker回復キーがわからない場合の対処法
自力でBitLocker回復キーを見つけられない場合は、お手持ちのパソコンのメーカーか、データ復旧業者に相談する必要があります。
メーカーに相談して修理してもらう
メーカーに相談すると、部品交換を行い、パソコンが正常に起動できるようになります。ただし、メーカーの修理はデータの保証は一切なく、データが消えた状態で戻ってくることが多いです。重要なデータが保存されている場合はデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。
データ復旧業者に相談する
データ復旧業者は復旧用のツールを駆使して機器からデータを抽出し、HDD/SSDが破損していれば部品交換やドナーのHDD/SSDへデータの移行作業を行ってデータを保全します。
近年はBitLockerなどで厳重に暗号化された機器の種類が増加し、暗号化の解除がデータ普及に必要になってきています。これにより、本来1日で復旧できる症状でも、暗号解除だけで3か月以上かかってしまうこともあります。
しかし、デジタルデータリカバリーであれば、46万件の相談実績に基づいた復旧のノウハウが豊富なため、ご依頼の機器の約8割が48時間以内に復旧作業を終わらせています。
また、当社のエンジニアによる研究の結果、一般的なデータ復旧業者では復旧が難しい最新の機器や5年以上前に発売された古い機器のデータ復旧も受け付けることができます。
パソコンに異常が発生し、操作に支障をきたしている場合は、ぜひ当社までご相談ください。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
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