以下のような症状がパソコンに現れていませんか?
- 「ディスク容量が不足しています」と頻繁に表示される
- Cドライブの空き容量が残り数%しかない
- パソコンの動作が異常に遅くなった
こうした状態のまま放置すると、Windowsの更新が失敗したり、フリーズ・クラッシュを引き起こす原因になります。「ストレージ不足」は、誰にでも起こりうるトラブルですが、正しく対処すれば安全に容量を確保することが可能です。
本記事では、Cドライブの容量が圧迫される原因とステップ対処法をステップ形式で詳しくご紹介します。
もしご自身で対応するのが不安な場合や、どこから手をつけて良いか分からない方は、24時間365日無料で専門スタッフが診断いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
目次
「ディスク容量が不足しています」エラーの原因
容量不足の主な原因には以下のようなものがあります。
まずは「設定 → システム → ストレージ」から内訳を確認することが第一歩です。とはいえ、それだけでは根本解決にはなりません。
もしご自身で対応するのが不安な場合や、どこから手をつけて良いか分からない方は、24時間365日無料で専門スタッフが診断いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
空き容量が16GBを下回っている
「ディスク容量が不足しています」と表示される場合は、空き容量が足りず、OSが正常に動かなくなっている可能性があります。とくにWindows 10(32ビット)では、空き容量が16GBを下回ると起動自体ができなくなるため、注意が必要です。
このような状況では、システムの動作が不安定になったり、突然シャットダウンする恐れもあるため、十分な空き容量を確保しておくことが重要です。
キャッシュやログファイルの蓄積
Windowsファイルの肥大化や更新関連の残骸
Windowsでは、更新や復元に使われる自動生成ファイルが知らないうちに増え、容量を圧迫することがあります。特に「以前のWindowsのインストール」や復元ポイントなどが数GB〜数十GBを占有することもあり、容量の少ないノートPCでは動作不良や更新エラーの原因になるため、定期的な確認が重要です。
Windows.edbの肥大化
Windowsはファイル検索を高速化するため、システムが自動的にファイル名や内容をスキャンして「索引」を作成しています。このデータが「Windows.edb」です。
本来は限られた範囲を対象としますが、設定ミスや不具合によって全ドライブがインデックス対象になり、全ファイル情報を蓄積し続け、数百GBに肥大化する場合もあります。
クラウド同期やシステム設定による肥大化
OneDriveなどのクラウド同期設定が適切でない場合、クラウド上の大容量ファイルがローカルにも展開され、知らぬ間に容量を圧迫します。
- OneDriveの「常にこのデバイスに保存」が有効になっている
- Files On-Demand機能が無効になっている
クラウド運用の見直しとストレージ自動管理設定の活用が必要です。
マルウェアに感染した
マルウェアに感染すると、不正なプログラムによって急激に容量が消費され、空き容量が不足する原因になることがあります。知らないうちに大量のファイルが作成されたり、システム領域が圧迫されたりするため、注意が必要です。
Cドライブ(HDD・SSD)の物理的な破損
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク
「ディスク容量が不足しています」エラーのメッセージが表示される――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、「ディスク容量が不足しています」と表示される場合、HDDやSSDの初期化や交換で対応されることが多く、その過程で保存データがすべて消去されてしまう可能性があります。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
「ディスク容量が不足しています」エラーが出るときの対処法
「ディスク容量が不足しています」と表示された場合、以下の7種の対処法を実行することで、解決できる可能性があります。
不要なファイルを削除する
ドキュメント、デスクトップ、ダウンロードなどのフォルダを確認し、使っていないファイルを削除しましょう。
- エクスプローラーを開き、「ドキュメント」「デスクトップ」「ダウンロード」などを確認。
- 古い写真や動画、使用済みのファイルなどを選んで削除。
- 削除後、ゴミ箱も空にすることで容量が確保されます。
Windows.edbが肥大化してCドライブを圧迫していた件
Windows.edbは検索インデックス機能で使用されるデータベースです。これが肥大化すると、数十GB〜数百GBもの容量を消費する場合があります。特に全ドライブがインデックス対象になっていると急速に肥大化するため、対象範囲の見直しが必要です。
肥大化の確認は簡単で「C:\ProgramData\Microsoft\Search\Data\Applications\Windows\Windows.edb」を開いてみてください。数十GB〜数百GBに肥大しているケースも珍しくありません。
Windows.edbを最小化する手順
Microsoftもこの現象を把握しており、「デフラグを行えば改善する」と案内していますが、実際のところはほとんど効果が見られず、根本的な解決には至らないのが実情です。
Windows.edbを最小化する手順は次の通りです。
- [コントロールパネル] → [インデックスのオプション] を開きます。
- [変更] をクリックし、「Users」など本当に必要なフォルダだけを選択します。
- [詳細設定] → [再構築] をクリックしてインデックスを作り直します。
- Windows Search自体を使っていない場合は、サービスから「無効」にする選択肢もあります。
クラウドストレージへデータを転送する
削除できるデータが無い場合は、データをクラウドストレージに保存し、空き容量を確保する方法があります。
クラウドストレージサービス:オンライン上にファイルを保存することができ、例としてGoogleドライブやOneDriveなどが挙げられます。
この方法を利用すると、データを削除せずに、空き容量を確保することができます。
tempファイルの削除を実行する
Web上でダウンロードしたデータを、一時的に記録しているtempファイルですが、知らない間に蓄積され、容量がなくなるケースは多くみられます。
- 「Windows」キーと「R」キーを同時に押す
- 表示される「ファイル名を指定して実行」のウィンドウで「%temp%」と入力
- 「OK」をクリック
- 表示されるTempフォルダで不要なファイルを削除
定期的にtempファイルの削除を行い、PCストレージの空き容量を確保するようにしましょう。
ディスククリーンアップを使う
Windowsの場合、ディスククリーンアップを使用して、空き容量を確保することができます。このツールを使用すると、OSが保存されているデータの必要性を判断し、ダウンロードファイルや一時的なファイル、ログファイルなどを自動で削除することができます。
- スタートボタンをクリックし、「エクスプローラー」をクリック
- 表示されるウィンドウでハードドライブを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「全般」のタブをクリックし、「ディスクのクリーンアップ」をクリック
- 「削除するファイル」の項目で不要なファイルにチェックを入れる
- 「OK」をクリック
- 「ファイルの削除」をクリック
ただし、ディスククリーンアップを行うと必要なデータまで削除される恐れがあります。作業前にバックアップをとるなどして、慎重に作業を行いましょう。もし必要なデータまで削除してしまった場合は、すぐに専門のデータ復旧会社に相談しましょう。
専門業者に相談する
「ディスク容量が不足しています」という表示が出ると、単なる容量オーバーと考えがちですが、HDDやSSDに異常が発生しているサインであることもあります。とくに大きなファイルを保存していないのに空き容量が急減する場合は、ストレージ内部で何らかの障害が起きている可能性が高くなります。
このような状態で無理に操作を続けると、データを完全に失うリスクが高まります。大切なデータを守るためにも、できるだけ早めに専門業者へ相談することが安心です。
※1:算出期間:2016年6月1日~
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。
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他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
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復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。







































