- USBメモリにファイルを保存できない
- 「書き込み禁止」と表示されて編集できない
- データを削除しようとしても反応しない
こうした症状に心当たりがある場合、USBメモリで書き込み禁止エラーが発生している可能性があります。放置や誤った操作を続けると、大切なデータが失われるリスクもあるため注意が必要です。
このエラーは、ソフトウェア設定や誤作動、物理的な破損など、さまざまな原因で起こります。適切な対応を行えば、データを保護しながら正常に戻せる可能性があります。
本記事では、USBの書き込み禁止エラーが発生する原因と、すぐに試せる安全な対処法について詳しく解説します。急ぎの方は、当社の無料診断をご活用ください。
目次
USBの書き込み禁止とは？
USBメモリに書き込みができなくなる問題は、「書き込み禁止」と呼ばれます。この問題が発生すると、USBに新しいデータを追加したり、既存のデータを編集したりすることができなくなります。
書き込み禁止状態に陥る原因は様々ですが、その多くがソフトウェア的な設定やファイルシステムのエラーによるものです。また、USB自体の故障や物理的な障害が原因であることもあります。データ消失のリスクを避けるためには、早急な対応が必要です。
USBの書き込み禁止の原因
まずは、USBの書き込み禁止エラーが発生する原因について解説します。
物理的な書き込み禁止スイッチがオンになっている
一部のUSBメモリには、物理的な書き込み禁止スイッチが備わっています。このスイッチがオンになっていると、書き込みや編集ができなくなります。まずはスイッチの状態を確認し、オンになっている場合はオフに切り替えましょう。
USBメモリのファイルシステムエラー
USBメモリのファイルシステムにエラーが発生している場合も、書き込み禁止状態になることがあります。これには、「ファイルが壊れている」「フォーマットエラー」などが含まれます。この場合、Windowsのディスクエラーチェック機能や、CHKDSKコマンドを使用して修復を試みることができます。
ドライバの不具合や更新が必要
ドライバが古くなっているか、不具合が発生している場合も、USBにアクセスできなくなることがあります。この場合、ドライバを最新バージョンに更新することで問題が解消されることが多いです。
USBポートの故障や接続不良
USBポート自体の接触不良や故障も原因となりえます。別のUSBポートに接続してみるか、他のデバイスでUSBメモリが正常に動作するか確認してみましょう。
ウイルス感染による問題
ウイルスに感染している場合、USBメモリが書き込み禁止状態になることがあります。信頼できるウイルス対策ソフトでスキャンを行い、ウイルスが存在しないか確認しましょう。
USBメモリの物理的な故障
USBメモリの物理的な故障は、日常のちょっとした扱いでも起こり得ます。たとえば、頻繁な抜き差しや持ち運び中の衝撃により、端子が劣化していたり内部が損傷していたりするケースがあります。
差し込んでも反応しない、角度を変えると一時的に認識するといった症状がある場合は、すでに不具合が進行している可能性があります。放置するとデータが完全に消失するおそれもあるため、注意が必要です。
当社では、こうした物理的な故障に対応した無料の初期診断を24時間365日体制で実施しています。違和感を覚えた時点で、早めにご相談いただくことをおすすめします。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「USBメモリに書き込みができない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
USBの書き込み禁止エラーの対処法
上記の原因を特定した後、次に行うべきは具体的な対処法です。以下の方法を試して、USBの書き込み禁止エラーを解消しましょう。
物理的な書き込み禁止スイッチを確認する
物理的な書き込み禁止スイッチがオンになっている場合は、データの書き込みができなくなります。USBメモリの側面にスイッチがあるか確認し、オンになっている場合はオフにしてください。
CHKDSKを実行してファイルシステムエラーを修復する
ファイルシステムのエラーが原因で書き込み禁止になっている場合は、CHKDSKを使ってエラーを修正することができます。次の手順で実行してください。
- USBメモリをPCに接続し、エクスプローラーを開く。
- 該当するドライブを右クリックして「プロパティ」を選択。
- 「ツール」タブをクリックし、「エラーチェック」の「チェック」を選択。
- エラーチェックが完了したら、USBメモリを再接続し、書き込みが可能か確認する。
ドライバを更新する
USBメモリのドライバが古い場合や不具合が発生している場合は、ドライバの更新が必要です。次の手順でドライバを更新してください。
- 「スタート」メニューを開き、「デバイスマネージャー」を検索して開く。
- 「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」内のUSBドライバを右クリックして「ドライバーの更新」を選択。
- 「自動で更新されたドライバーソフトウェアを検索」を選択し、更新があるか確認。
- 更新が完了したら、USBメモリを再接続し、問題が解決しているか確認する。
USBポートの接続を確認する
USBポートが正常に動作していない場合、書き込みができないことがあります。次の方法でポートの状態を確認し、他のポートやPCで試してみてください。
ウイルススキャンを実行する
ウイルスに感染している場合、USBメモリが書き込み禁止状態になることがあります。信頼できるウイルス対策ソフトを使用してスキャンを行い、問題がないか確認しましょう。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1（※1）。累計46万件以上（※2）の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%（※3）と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備
復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます：
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
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これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。（集計期間：2007年～2020年）
※2：期間：2011年1月1日～
※3：2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
