USBメモリが折れた・潰れたときの対処法：データ消失リスクを防ぐために

次のようなトラブルに心当たりはありませんか？

• USBメモリをうっかり床に落として踏んでしまった
• パソコンに差したまま移動し、コネクタ部分が折れてしまった
• USBの端子が曲がってしまい、差し込みができない状態になった

このような物理破損は、見た目の損傷だけでなく、内部の基板や接点が断線しているケースも多く、大切なデータに一切アクセスできなくなる深刻なトラブルに発展する可能性があります。無理に通電・修理を試みると、復旧率が大きく下がる危険性もあります。

本記事では、USBメモリが折れた・潰れた際にやってはいけないNG行動と、データ復旧の専門家が推奨する正しい対処法を詳しく解説します。

もし破損したUSBに大切なデータが残っている場合は、まずは通電を控えた上で、デジタルデータリカバリーの無料診断サービスをご利用ください。当社ではUSBメモリを含む多様な記憶媒体に対応し、365日24時間体制・最短即日での対応が可能です。

USBが折れた・潰れた場合の原因

USBメモリが物理的に破損した場合、原因はコネクタや内部基板への強い圧力・衝撃によるものがほとんどです。状況によってはデータチップそのものは無事なケースもありますが、不適切な対処をすると復旧が困難になります。

USB端子やコネクタの破損

最も多いのが、USBの先端部分（コネクタ）が曲がったり、根元から折れてしまうケースです。パソコンに差したまま衝撃が加わると簡単に破損する構造のため、非常に起こりやすい事故です。

この状態では通電はしてもデータのやり取りは不安定となり、誤って差し込むとさらなる損傷を引き起こす恐れがあります。

内部基板や回路の断線

USBの内部には基板があり、そこにメモリチップや回路が配置されています。コネクタ破損の際、衝撃が強いと基板のはんだ部分が割れたり、チップそのものが破損することもあります。

この場合、簡単な補修では対応できず、専門的な設備での解析・復旧が必要になります。

自己修理による二次被害

折れたUSBを自分で直そうと、ハンダ付けやペンチで形を整えるなどの作業を行うと、基板がショートしたり、チップが熱で損傷する危険があります。

また、電源のオンオフや何度も抜き差しを繰り返すことで、状態が悪化し、復旧成功率が著しく下がる傾向があります。データを安全に取り戻したい場合は専門業者に相談をおすすめします。

当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。

【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「USBメモリをうっかり床に落として踏んでしまった」「パソコンに差したまま移動し、コネクタ部分が折れてしまった」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。

誤って接触部分を無理に押し込んだり、自分で基板を修理しようとして状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の電子回路が損傷していた場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。

専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。

• 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
• 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
• 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有

大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。

 

USBが折れた・潰れた場合の対処法

まずは、USBメモリが折れたり潰れたりした際に、取るべき基本的な対処法について見ていきましょう。

状況を確認する

まずは、USBメモリがどのように損傷しているのか確認しましょう。折れたピンや潰れた部分がどこにあるかを特定することが重要です。これにより、修理が可能かどうか判断しやすくなります。また、USBポートやパソコンが正常に動作しているか、他のUSBデバイスで確認するのも一つの方法です。

バックアップの確認

データが重要な場合は、まずバックアップが存在するかどうか確認しましょう。

もしバックアップがある場合、修理や復旧に対するリスクが軽減されますが、バックアップがない場合は特に注意が必要です。もちろん、損傷が軽度であれば、自分で修理を試みることもできますが、リスクを考慮して行動しましょう。

自力での修理は、以下の理由からデータを完全に失う可能性が高くなります:

• 誤った作業により、内部の配線やチップを傷つける恐れがある
• 基板やメモリチップ、配線などに悪影響を与え、症状が悪化する可能性がある
• 最悪の場合、データが二度と戻らなくなる可能性がある

修理を試みるか、専門業者に相談するかを決める

自力での修理は、簡単なものであれば試みることができます。しかし、無理に直そうとするとデータが完全に失われるリスクが高まるため、注意が必要です。

特に、折れたピンや基板が損傷している場合は、データ復旧業者に相談することを強くおすすめします。

データ復旧の可能性を確認する

物理的に損傷したUSBメモリでも、データ復旧の可能性は残っています。特に、コネクタ部分が壊れていても内部のデータが無事なケースが多いため、専門家に相談することでデータを救出できる可能性があります。

復旧の可能性は損傷の程度によって異なりますが、内部のメモリーチップが無事であれば高い確率で復旧が可能です。

デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可能」とされた機器でも、7,300件以上のご相談（※1）を受け、多くのデータを復旧してきました。復旧は試行を重ねるほど難易度が上がるため、初めから高い技術と設備を持つ当社にご相談いただくことが大切です。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）の高い実績を誇り、初期診断・お見積りは無料、24時間365日対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

※1：算出期間：2016年6月1日～ 
※２：内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績 

なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なUSBメモリの復旧事例が多いのか

デジタルデータリカバリーはこれまで数々のUSBメモリの復旧に成功してきました。USBメモリの復旧事例が多いのには、理由があります。

業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1（※1）。累計46万件以上（※2）の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。

「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。

最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。

その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%（※3）と、業界でも高水準の成果を出し続けています。

国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます：

• 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
• 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
• 精密な環境での復旧作業（専用クリーンルーム完備）

これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。

「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。

※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。（集計期間：2007年～2020年）
※2：期間：2011年1月1日～
※3：2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。