ボイスレコーダーで録音した音声を編集中に、誤って大事な部分をトリミングしてしまった…そんな経験はありませんか？
- 会議やインタビューの重要な発言をうっかり削除した
- 保存前にトリミングを上書きしてしまい、元データが残っていない
- 録音した端末で復元機能が見当たらず困っている
このようなケースでは、「もう戻せないのでは…」と不安に感じる方も多いですが、保存状況や録音機器の仕様によっては、トリミング前のデータが復元できる可能性があります。
本記事では、ボイスレコーダーでトリミングした音声を復元する方法を詳しく解説。端末の種類や保存形式ごとの対応方法、自力での対処が難しいケースでの注意点についてもわかりやすくご紹介します。
「どうしても取り戻したい大事な音声がある」「操作に自信がない」という方は、24時間365日受付の無料診断をご利用ください。専門スタッフが録音データの状況を確認し、最適な復旧方法をご提案いたします。
目次
ボイスレコーダーの音声が復元できない原因
ボイスレコーダーで録音した音声をトリミングすると、元のデータが完全に消える場合と、一時的に保存されている場合があります。以下のような原因が考えられます。
トリミングによる上書き保存
ボイスレコーダーの多くは、トリミング後に元の音声ファイルを上書き保存します。この場合、元のデータは削除され、新しい編集済みのデータのみが残るため、復元が難しくなることがあります。
バックアップが取られていない
ボイスレコーダーのデータを定期的にバックアップしていない場合、誤操作によるデータ消失に対応できない可能性があります。iCloudやGoogleドライブなどのクラウドストレージを利用している場合、過去のデータが保存されているかもしれません。バックアップが無かった場合は専門業者に相談することをおすすめします。
ゴミ箱や最近削除した項目からも消えている
一部のボイスレコーダーやスマートフォンの録音アプリには、「最近削除した項目」フォルダがあり、一定期間データを保持しています。しかし、設定によっては短期間で完全削除されるため、すでにデータが消えてしまっている可能性もあります。
記録メディアの物理的な故障
ボイスレコーダーを落としてしまった、濡れたカバンの中に入れていた、端子がぐらついている――そんな心当たりがある場合、記録メディアが物理的に故障している可能性があります。見た目には問題がなくても、内部ではデータの読み書きを担う部品が損傷しているケースが少なくありません。
とくに、SDカードや内蔵メモリなどの記録メディアは非常に繊細で、小さな衝撃や湿気でも故障の原因になります。物理障害が起きた状態で何度も接続を試みたり、トリミング操作を繰り返すと、保存データが破損し復元が困難になる恐れがあります。
当社では、記録メディアの物理的な故障に対応した無料の初期診断を24時間365日体制で実施しています。音声データが消えた、録音が再生できないといった異常を感じた際は、まずはご相談ください。状況に応じた最適な復旧方法をご提案いたします。
ボイスレコーダーのトリミングデータを復元する方法
以下の方法を試すことで、トリミングした音声データを復元できる可能性があります。
バックアップから復元する
ボイスレコーダーやスマートフォンにバックアップ機能がある場合、トリミング前のデータが残っている可能性があります。以下の方法で確認しましょう。
- iPhoneの場合：「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」→「ボイスメモ」からバックアップを確認する。
- Androidの場合：「Googleドライブ」や「端末のバックアップ」から録音データを探す。
- PCの場合：クラウドストレージ（OneDrive、Dropboxなど）やローカルバックアップを確認する。
ゴミ箱や最近削除した項目を確認する
一部の録音アプリには、「最近削除した項目」というフォルダがあり、そこから復元できることがあります。
- ボイスレコーダーアプリを開く。
- 「最近削除した項目」や「ゴミ箱」を確認する。
- 復元したい音声を選び、「復元」をタップする。
データ復元ソフトを使用する
バックアップがない場合、データ復元ソフトを使うことで、削除されたデータを取り戻せる可能性があります。ただし、成功率はデータの上書き状況によります。
- 「Recuva」などのデータ復元ソフトをダウンロードする。
- ソフトを起動し、スキャンするストレージを選択する。
- 復元可能なデータを選び、「復元」ボタンをクリックする。
専門業者に相談する
データ復元ソフトを試しても復元できない場合や、記録メディアの故障が疑われる場合は、専門業者に相談しましょう。無理に操作すると、データが完全に消失する可能性があるため注意が必要です。
当社では、データ復旧の無料診断を実施しています。データを誤って削除してしまった場合は、早めにご相談ください。
ボイスレコーダーのデータ復旧は、時間との勝負です。早めの対応が、データを取り戻す鍵になります。まずは、お気軽にお問い合わせください。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%（内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
