削除したSDカードのデータは復元できる？原因と対処法まとめ

・SDカード内の写真や動画をうっかり削除してしまった
・削除後すぐに気づいたが、どうすれば元に戻せるかわからない
・他の操作をしてしまい、復元できなくなったかもしれない

こうしたトラブルが起きたときでも、データはまだSDカード内に残っている可能性があります。実は、削除された直後であれば、データの多くは復元可能です。

しかし、誤った操作を繰り返してしまうと、削除されたデータの痕跡が上書きされ、復旧の成功率が著しく低下する危険性があります。

大切な思い出や業務上の重要データを取り戻したい方は、できるだけ早い段階で専門的な「データ復旧サービス」にご相談ください。

本記事では、SDカードからデータが削除される主な原因や、効果的な復元手段をわかりやすくご紹介します。もし「自分で復旧できるか不安」「復元方法がわからない」と感じたら、当社が365日年中無休で対応しております。初期診断は無料ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

SDカードのデータ削除と復元が必要になる原因

SDカードのデータが失われる原因には、以下のようなものがあります。

誤操作による削除

操作ミスで写真やファイルを削除してしまうケースは非常に多く、特にスマートフォンやデジカメでは、確認なしで「削除」を実行してしまうことがあります。削除直後であれば復元の成功率は高いですが、そのまま使い続けると新しいデータで上書きされてしまい、復元が困難になります。

ウイルス感染や不正アクセス

マルウェアによってデータが隠されたり削除されたりする例も存在します。USB経由で不正な端末に接続した場合や、不審なファイルを開いた際に感染するケースがあり、データ損失に直結することもあります。

フォーマット実行

「フォーマットしますか？」の表示に誤って「はい」を選んでしまい、SDカード全体が初期化されることがあります。実際にはデータは物理的に削除されていないことが多く、上書きがなければ復元できる可能性があります。

データの上書き

SDカードでデータを削除しても、すぐに完全に消えるわけではなく、上書きされるまでは復元できる可能性があります。ただし、新しいデータを保存するとその領域に上書きされ、元の情報が失われて復元はほぼ不可能になります。削除後はすぐに使用を止めることが重要です。

SDカードの物理破損

SDカードは小型で扱いやすい一方で、意外と壊れやすい精密機器です。普段の使用中にうっかり落としたり、強く押し込んで無理に取り出したりするだけでも、内部に見えない損傷が生じることがあります。

また、ポケットやカバンに入れたまま圧力がかかる、端子部分にホコリや水分が付着する、カードリーダーとの接触が繰り返されるといった日常的な使い方でも、ダメージが蓄積されます。

このような物理的な破損が進行すると、突然SDカードが認識されなくなったり、保存データが読み込めなくなるリスクが高まります。さらに、破損した状態で使用を続けると、内部構造がさらに損傷し、復旧の難易度が上がる可能性もあるため注意が必要です。

思い当たる使い方をしていたり、少しでも違和感を感じた場合は、そのまま使用を続けず、早めの対応が重要になります。当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。 

【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「SDカード内の写真や動画をうっかり削除してしまった」「削除後すぐに気づいたが、どうすれば元に戻せるかわからない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。

しかし、復元ソフトを繰り返し使ったり、新たなデータを書き込んでしまったりすると、削除データが上書きされて復旧が困難になることがあります。特にカード自体に障害が発生している場合は、自力での対応が状態を悪化させる原因にもなりかねません。

専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。

• 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
• 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
• 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有

大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。

 

SDカードのデータを復元する方法

SDカードのデータ削除に気づいた直後の対応次第で、復元の可否が大きく変わります。ここでは、自分でできる復元手順と、専門業者への依頼方法に分けて解説します。

SDカードの使用をすぐに停止する

削除後のデータは、実際には見えないだけでカード内に残っています。しかし、その状態で新しい写真やファイルを保存すると、削除された領域に上書きされてしまい、復元が不可能になります。気づいたらすぐにカードを抜いて保管してください。

復元ソフトをPCにインストールする

市販や無料の復元ソフトを利用することで、自宅でもスキャン・復元が可能です。ただし、インストール先は必ずSDカード以外にすることが重要です。これにより、復元対象データの上書きを防ぎます。

復元ソフトでスキャンと復元を行う

復元ソフトを起動し、SDカードを指定してスキャンを行います。スキャン結果には削除されたデータが一覧表示され、プレビューも可能なソフトが多くあります。復元データは必ず別の保存先に保存するようにしましょう。

SDカードのデータは、削除後に上書きが進むと復元が難しくなります。操作を誤ると、写真やファイルが壊れたり、元に戻せなくなるおそれもあります。大切なデータを守るためには、早めに専門業者へ相談するのが安全です。

スマートフォンのSDカードを復元する方法

スマートフォンで使用していたSDカードのデータも、削除後であればPCと同様に復元可能です。また、一部のAndroidアプリではスマホ単体でもスキャン・復元が可能なものもあります。ただし、内部ストレージの削除には対応していないケースが多いため注意が必要です。

物理的に破損している場合は業者に相談する

紹介した方法を試してもデータが復元できない場合、SDカード自体が物理的に破損している可能性があります。無理に接続や修復を繰り返すと、内部のメモリチップや保存データにさらなる損傷を与え、復元できる可能性が低下する恐れがあります。

だからこそ、大切なデータを守るには、専門的な設備と技術を持つ業者への相談が安全です。当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復元不可」と判断されたSDカードも含め、これまでに7,300件以上のご相談（※1）に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い実績を誇り、SDカードの物理障害にも豊富な対応経験があります。

初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。データの損失を最小限に抑えるためにも、異常を感じた時点で早めのご相談をおすすめします。

なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なSDカードの復旧事例が多いのか

デジタルデータリカバリーはこれまで数々のSDカードの復旧に成功してきました。SDカードの復旧事例が多いのには、理由があります。

業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1（※1）。累計46万件以上（※2）の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。

「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。

最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。

その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%（※3）と、業界でも高水準の成果を出し続けています。

国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます：

• 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
• 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
• 精密な環境での復旧作業（専用クリーンルーム完備）

これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。

「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。

※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。（集計期間：2007年～2020年）
※2：期間：2011年1月1日～
※3：2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。