突然、USB機器を挿してもまったく反応せず、「え、さっきまで使えていたのに…」と不安を感じていませんか?
このトラブルは、ドライバや設定の問題に見えても、実はパソコン内部の基板トラブルやUSBポート自体の物理的な故障が関係しているケースもあります。状況を誤って判断して繰り返し抜き差ししたり、安易に復旧作業を進めてしまうと、データが消えてしまうリスクや状態の悪化につながる可能性があります。
本記事では、USBポートが反応しない原因と、データを守りながら安全に症状を解消するための正しい対応を専門家の視点から解説します。
こうした状況の中で、対応に迷う方や安全に進めたい方も多いはずです。
次のどれか一つでも当てはまる方は、一度専門家に相談することをおすすめします。
- 大切なデータを失いたくないと感じている
- 自分だけの判断で進めるのが不安に感じる
- どこから手をつければよいか迷っている
- 安全に進めたい、確実に状況を知りたい
当社では、24時間365日、初期診断とご相談を無料で承っています。不安を感じた時点でお気軽にご連絡ください。
目次
USBポートが反応しない主な原因
USBストレージの接続トラブルには、ソフトウェア・ハードウェアの両面でさまざまな原因があります。以下に、特にデータ損失や復旧が関係する6つの代表的な原因を紹介します。
USBポートの接触不良や汚れ
USBポートにホコリが入っていたり、差し込み口がゆるんでいると、USBメモリなどがうまく認識されないことがあります。長く使っているパソコンでは金属端子が傷んで接触不良になることもあります。別のポートやパソコンで試すと改善することがあります。
USBドライバーの不具合・未インストール
パソコンはUSBを使うときに「ドライバー」というソフトを必要とします。このドライバーが壊れていたり古いままだと、USBを挿しても反応しないことがあります。初めて使う機器や古いパソコンで特に起きやすい問題です。
ストレージへの電力供給不足
USBメモリは少ない電力で動きますが、外付けHDDは多くの電力が必要です。USBハブ経由や他の機器を同時につないでいると、電力不足で認識されないことがあります。電源付きのUSBハブを使うと改善することがあります。
OSや電源管理設定の問題
Windowsの省電力設定で、USBの電源が切られて反応しなくなることがあります。とくにスリープ状態から復帰したあとに起きやすいです。このような場合は、電源設定を見直すことで改善できることがあります。
ファイルシステムの破損
USBポートに機器を接続しても反応しない場合、USBメモリや外付けHDDなどのファイルシステムが破損している可能性があります。この異常があると、機器は認識されても正しくアクセスできず、「何も表示されない」といった症状が出ることがあります。
安全な取り外しをせずに抜いたり、使用中に電源を落とすなど、日常の操作が原因で破損が起こることもあります。「急に認識されなくなった」「以前は使えていたのに反応しない」と感じる場合は、内部に異常が起きている可能性があります。
そのまま使い続けるとデータが失われるリスクがあるため、早めに専門業者へ相談することが大切です。
USBストレージの物理的な破損
USBポートに接続しても反応しない場合、USBメモリや外付けHDD・SSDなどのストレージが物理的に破損している可能性があります。コネクタの接触不良、内部基板の故障、ケーブルの断線などが原因で、パソコン側が認識できなくなるケースもあります。
「何度か落としたことがある」「差し込みが緩い」「接続時に熱を持っていた」といった経験がある方は、すでに内部でダメージが進行している可能性があります。
そのまま通電を続けると、破損が進行してデータが完全に読めなくなるリスクもあるため、異常を感じた時点で使用を中止し、専門業者に相談することが安全な対応につながります。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
USBデバイスがUSBポートで反応しない時の対処法
ここでは、USBデバイスがUSBポートで反応しないときの対処法を紹介します。
ここから紹介する対処法には、設定変更やケーブルの抜き差し、場合によってはPC内部の確認など、 手順を誤るとデータを失ってしまう可能性のある作業が含まれます。 特に、原因がはっきりしないまま自力で作業を進めると、思わぬところで状態を悪化させてしまうことがあります。
「失いたくないデータがある」「少しでも不安がある」という方は、無理に操作を続けないことが大切です。状況によっては、USBデバイスやPC内部で予想外のトラブルが起きていることもあり、外から見ただけでは安全か判断できないケースもあります。
当社では、24時間365日、初期診断とご相談を無料で受け付けています。
物理的な接触不良や破損を確認する
USB端子の変形やコネクタの埃・腐食など、物理的な要因が原因の場合は簡易な清掃で改善する場合があります。
- USBストレージの端子に破損や曲がりがないか目視で確認。
- 綿棒やエアダスターでポート内部の埃を除去。
- しっかり差し直し、認識されるか確認する。
他のUSBポート・PCで認識されるか確認する
問題の切り分けとして、USBポート側・ストレージ側どちらに問題があるかを確認します。
- パソコンの別のUSBポート(背面など)に接続。
- 別のパソコンにも接続し、動作するか確認。
- どちらでも反応しない場合はストレージ自体の故障の可能性大。
USBドライバーの更新・再インストールを行う
Windowsのドライバー管理ツールを利用して、USBストレージのドライバーを手動で更新または削除・再起動する方法です。
- スタートメニューで「デバイスマネージャー」を検索・起動。
- 「ディスクドライブ」や「USBコントローラー」項目を展開。
- 該当デバイスを右クリックして「ドライバーの更新」または「アンインストール」。
- アンインストール後はPCを再起動し、自動再認識を待つ。
電力供給を見直す(セルフパワーハブを使用)
外付けHDDなど高電力を必要とするデバイスは、USBポートの電力では不十分な場合があります。
- USBハブを使っている場合は取り外し、PC本体のポートに直接接続。
- セルフパワー(ACアダプター付き)のUSBハブを使用。
- 他の不要なUSB機器を外して、電力を集中させる。
ファイルシステムを確認・修復する
Windows標準のコマンドでファイルシステムをチェックし、軽微な論理障害であれば復旧できる可能性があります。
- スタートで「cmd」と検索し、右クリック→「管理者として実行」。
chkdsk E: /f(※E:はUSBのドライブレター)を入力してEnter。- 修復が完了したらUSBを再接続して確認。
電源管理設定を変更する
省電力設定によりUSBがスリープ状態になるのを防ぐ設定変更です。
- 「デバイスマネージャー」で「USB ルート ハブ」→「プロパティ」を開く。
- 「電源の管理」タブを選択し、「電力の節約のために…」のチェックを外す。
- 適用して再起動後、再接続を確認。
専門業者に相談する
USBメモリや外付けHDDに物理障害や重度の論理障害がある場合、無理に操作を続けると状態が悪化し、データが完全に失われることがあります。大切なデータを守るには、できるだけ早く専門業者に相談するのが安全です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに50万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間:2016年6月1日~) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。










































