insta360で撮った動画が再生できない／ファイルが破損する原因と対処法

以下のような症状に、心当たりはありませんか？

• insta360で撮影した動画が突然再生できなくなった
• ファイルを開こうとすると「破損している」と表示される
• SDカードを読み込んでもファイル一覧が空白のまま

こうした症状が現れたとき、大切な動画データはすでに破損している可能性があります。

突然のトラブルに原因が分からず、パニックになるお気持ちも理解できます。しかし、自己流の復元を試みることで、状態をさらに悪化させ「元に戻せるはずのデータ」を完全に失ってしまうリスクもあります。

本記事では、insta360で撮影した動画が再生できなくなる主な原因を整理し、誰でも実践できる対処法をわかりやすく解説しています。

まずは正確な原因を把握し、最適な方法で再生・復元を目指しましょう。もしご自身での対応に不安がある場合は、当社の無料診断（24時間365日対応）をご利用ください。状況を正確に見極め、安全な復旧の可能性をお伝えいたします。

insta360動画が再生できない原因

insta360で撮影した動画が再生できない場合、原因は一つではありません。特殊なファイル形式の仕様から、保存メディアの不具合、PCやソフトウェアの問題まで、複数の要因が複雑に絡み合っています。ここでは考えられる原因を5つに分類し、それぞれの状況について整理します。

対応していないプレーヤーやコーデック

insta360は独自形式「insv」で動画を保存しますが、一般的なメディアプレーヤーはこの形式に対応していません。対応する専用ソフトか、正しいコーデックの導入がないと、ファイルを認識すらできないことがあります。

• 公式ソフト以外では再生不可
• insv形式に未対応の再生環境
• 必要なコーデックがインストールされていない

ファイル転送時の中断やカメラの突然のシャットダウン

USB接続による転送中にケーブルが抜ける、カメラのバッテリーが切れるなどのトラブルが起きると、動画ファイルの書き込みが中断され、破損状態となることがあります。

• 転送中にUSBケーブルが抜けた
• バッテリー切れでカメラが強制終了した
• データ書き込みが不完全なままファイルが閉じられた

ファームウェアの不具合

カメラに搭載されたファームウェアのバージョンが古かったり、更新に失敗している場合、記録処理に不具合が発生することがあります。公式からの最新アップデートを適用することが推奨されます。

• 旧バージョンのファームウェアを使用している
• 記録中にファームウェアの処理が失敗した
• 互換性の問題でファイルが正しく保存されなかった

PCのスペック不足や同時起動アプリの多さ

360度動画は非常に高解像度・大容量のため、再生時に多くのリソースを必要とします。PCの性能が不足していたり、多くのアプリを同時に開いていると再生がスムーズに行えません。

• CPUまたはGPUの処理性能が不足している
• メモリ不足により再生がカクつく
• 複数の重いアプリを同時に起動している

microSDカードの不具合や非対応

非推奨のmicroSDカードや、容量・速度の条件を満たしていないカードを使用すると、撮影中にエラーが起きたりファイルが破損することがあります。特にUHSスピードクラスの不足には注意が必要です。

• 非推奨カードを使用している
• フォーマット形式がカメラと非互換
• 容量不足により記録が途中で停止した
• カード自体が劣化・破損している

これらの原因を把握しておくことで、トラブルの特定と対処がスムーズになります。

【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

insta360で撮った動画が再生できない時、多くの方がメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。

失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。

• 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
• 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
• 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有

 

大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。

insta360動画が再生できない／破損したときの対処法

ここでは、動画ファイルが再生できないときに有効な対処法を紹介します。ファイル形式の問題から、破損ファイルの修復、カメラやSDカードのチェック方法まで、段階的に対策を講じていきましょう。

公式ソフトで再生を試す方法

まずはInsta360が提供する専用ソフト「Insta360 Studio」または「Insta360 Player」を使って、insvファイルを再生してみましょう。

insvファイルをmp4形式に変換する方法

insv形式のままでは汎用プレーヤーで再生できないため、公式ソフトを使ってmp4形式に変換するのが有効です。

動画修復ソフトで破損ファイルを修復する方法

ファイルが壊れて再生できない場合、専門の動画修復ソフトを使用して修復できる可能性があります。

microSDカードの読み取りチェック手順

ファイル自体にアクセスできない場合、microSDカードの不良やリーダーの不具合が疑われます。

ファームウェアを最新に更新する方法

カメラのファームウェアが古いと、保存時のエラーが頻発します。最新バージョンにアップデートしましょう。

ここまで紹介した方法で再生・修復ができない場合、動画ファイルは重大な破損をしている可能性があります。特に、insvファイル特有の構造エラーや、保存メディアそのものに物理的な損傷がある場合は、一般的な修復ソフトでは対応できません。

誤った操作を繰り返すと、完全な復旧が不可能になるリスクもあります。

当社「デジタルデータリカバリー」では、初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、少しでも不安を感じたらお気軽にご相談ください。

自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。

データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

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