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USB,SD

メモリの半分しか認識されない場合の原因と対処法

PCに搭載されているメモリが正常に認識されないと、パフォーマンスが低下し、想定どおりの動作ができなくなります。特に、装着したメモリ容量の半分しか認識されない場合、接続や設定に問題がある可能性があります。本記事では、メモリの認識不良が発生する原因と、その具体的な対処法を詳しく解説します。

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メモリの半分しか認識されない原因

メモリの認識不良は、ハードウェアやソフトウェア、設定の問題など、さまざまな要因によって引き起こされます。以下の原因を確認することで、問題を特定しやすくなります。

メモリスロットの接触不良

メモリが正しくスロットに挿入されていない場合、正確な容量が認識されないことがあります。ほこりや異物によって接触不良が起きることもあるため、清掃が必要です。

BIOS設定の問題

BIOSの設定が正しくない場合、PCはメモリの一部しか認識できません。古いバージョンのBIOSが原因となる場合もあります。

メモリの互換性の問題

異なる種類のメモリを混在させて使用すると、互換性の問題で一部のメモリしか認識されないことがあります。マザーボードの互換性リストを確認することが重要です。

CPUやマザーボードの不具合

CPUソケットのピンの曲がりや、マザーボードの故障が原因で、メモリが正しく認識されない場合があります。

OSの設定による制限

OSの設定によって、インストールされているメモリ全体が使用できない場合があります。特に「msconfig」の「最大メモリ」設定が影響することがあります。

メモリが半分しか認識されない場合の具体的な対処法

Windows VistaでUSBメモリが認識しない原因と対処法

以下の対処法を順番に試し、問題の解決を目指しましょう。各手順を慎重に進め、変更を行う前に必要なデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。

メモリの再装着

メモリが正しく挿入されていない可能性があるため、以下の手順で再装着を行いましょう。

手順
  1. PCの電源を切り、電源ケーブルを抜く。
  2. PCケースを開け、メモリモジュールを取り外す。
  3. スロット内のほこりをエアダスターで清掃する。
  4. メモリをしっかりと挿入し直し、カチッと音がするまで押し込む。
  5. PCを起動し、メモリが正しく認識されているか確認する。

BIOS設定の確認と更新

BIOSの設定が原因でメモリが認識されないことがあります。以下の手順でBIOSを確認し、必要であれば更新を行いましょう。

手順
  1. PCを再起動し、起動時に「F2」や「DEL」キーを押してBIOSに入る。
  2. 「メモリ」関連の項目を確認し、正しく設定されているか確認する。
  3. BIOSの更新が必要な場合は、マザーボードメーカーのサイトから最新のバージョンをダウンロードする。
  4. USBメモリに保存した更新ファイルを使用し、BIOSをアップデートする。
  5. 再起動後、メモリの認識状態を確認する。

互換性チェック

異なるメーカーや容量のメモリを混在させると、互換性の問題が発生することがあります。マザーボードの取扱説明書に記載されている推奨メモリを確認し、対応しているメモリを使用してください。

スロットの組み合わせ変更

メモリスロットの組み合わせを変えることで、認識問題が解決することがあります。例えば、同じ色のスロットにメモリを装着することでデュアルチャネルが有効になります。

OSの設定確認

「msconfig」設定で「最大メモリ」が制限されている場合、全容量が認識されません。以下の手順で確認し、必要に応じて変更してください。

手順
  1. 「Windowsキー + R」で「ファイル名を指定して実行」を開く。
  2. 「msconfig」と入力し、「OK」をクリック。
  3. 「ブート」タブを選択し、「詳細オプション」をクリック。
  4. 「最大メモリ」のチェックを外し、「OK」をクリック。
  5. PCを再起動し、メモリの認識を確認する。

Memtest86によるメモリテスト

メモリが物理的に故障している可能性がある場合、Memtest86を使用してテストを行いましょう。

 

データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する

これまでの対処法を試しても解決しない場合、自力での修復作業は機器にさらなる負荷をかける可能性があり、データの損失リスクが高まります

特に重要なデータが含まれている場合は、データ復旧の専門家に相談することが最も安全で確実な方法です。データ復旧業者では、機器に発生している症状をもとにエンジニアが正確な初期診断を行い、故障原因を特定することが可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます

デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。


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いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。

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この記事を書いた人


デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。

 

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