Androidデバイスで突然「SDカードをフォーマットする必要があります」と表示され、保存していた写真や動画にアクセスできなくなり、不安を感じたことはありませんか？
- 挿入したSDカードが認識されない
- フォーマットを求められ、データが消えるのではと心配になる
- 別の端末に差し替えても同じエラーが出る
このエラーは、SDカード内部のファイルシステムの破損や接触不良、さらにはカード自体の物理的故障によって発生することがあります。誤ってフォーマットしてしまうと、大切なデータが二度と戻らないリスクが高まります。
本記事では、「SDカードをフォーマットする必要があります」と表示される原因と、状況に応じた正しい解決方法を解説します。大切なデータを守るため、まずは無料診断（24時間365日対応）を活用し、安全に状況を見極めましょう。
目次
SDカードを「フォーマットする必要があります」とエラーが出る原因
Androidデバイスは、さまざまな状況下でSDカードにアクセスし、アプリデータやメディアファイルを保存します。以下のような原因で、このエラーが発生することがあります。
ファイルシステムの破損
Androidでは、SDカードは特定のファイルシステム（FAT32やexFATなど）でフォーマットされる必要があります。しかし、データ転送中の中断や電源切断によってファイルシステムが破損することがあります。この結果、デバイスがSDカードを正しく認識できず、フォーマットの要求が表示されます。
失いたくないデータがある場合は専門業者に相談することをおすすめします。
不良セクターの発生
SDカードには不良セクターが発生することがあり、これはデータの読み書きに支障をきたします。不良セクターが多発すると、AndroidがSDカードにアクセスできなくなり、フォーマットの要求が発生することがあります。
Androidのソフトウェア更新との不整合
Androidのバージョンアップやセキュリティパッチの適用により、SDカードのファイルシステムとデバイスとの間に不整合が生じる場合があります。このような状況では、システムがSDカードの再フォーマットを要求することがあります。
SDカードの接触不良や端子の汚れ
SDカードの端子部分が汚れていたり、カードがスロットに適切に挿入されていない場合、Androidがカードを正しく認識できないことがあります。この場合、フォーマットのメッセージが表示されることがあります。
SDカードの容量不足
SDカードの最大容量の80%以上を使用している場合、Androidが適切にデータを保存できず、エラーが発生することがあります。容量が不足していると、デバイスがカードのフォーマットを要求することがあります。
SDカードの物理的な損傷
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「SDカードをフォーマットする必要があります」と表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
必要なデータが残っている場合は注意が必要です。誤って初期化すると中のデータにアクセスできなくなり、データを完全に消失することもあります。無理に操作を続ける前に、専門のデータ復旧業者へ相談するのが安全です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績50万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が8,000件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Androidデバイスで「SDカードをフォーマットする必要があります」エラーの解決方法
このエラーが発生した場合、まずは以下の対処法を試してみましょう。
スマートフォンの再起動
一時的なソフトウェアの不具合や接続エラーで、このエラーが発生することがあります。Androidデバイスを再起動することで、問題が解消されることがあります。再起動の手順は以下の通りです。
- スマートフォンの電源ボタンを長押しし、「再起動」または「電源オフ」を選択します。
- デバイスが再起動するまで待ちます。
- SDカードが正しく認識されるか確認します。
SDカードの抜き差しと清掃
SDカードの端子部分が汚れていたり、挿入が不十分な場合もエラーが発生します。端子部分を清掃し、再度挿入することで解決する場合があります。
- デバイスの電源をオフにします。
- SDカードを取り出し、端子部分を乾いた布やエアダスターで清掃します。
- カードを慎重に再挿入し、デバイスを再起動します。
- 再びSDカードが正しく認識されるか確認します。
別のデバイスでの確認
SDカード側に問題があるか、Androidデバイスに原因があるかを確認するため、他のスマートフォンやPCでカードをチェックしてみましょう。
- 別のスマートフォンやパソコンにSDカードを挿入します。
- 他のデバイスで正常に認識されるか確認します。
- もし他のデバイスでも認識されない場合は、SDカード自体に問題がある可能性が高いです。
PCでエラーチェックと修復を行う
Windowsのエラーチェック機能を使って、SDカードのエラーを修復できる場合があります。PCでのエラーチェック手順は以下の通りです。
- SDカードをパソコンに挿入します。
- エクスプローラーでSDカードを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「ツール」タブの「エラーチェック」から「チェック」を選択します。
- エラーが検出された場合は修復を行い、修復後にカードがAndroidデバイスで認識されるか確認します。
データ復元ソフトを使用する
SDカードのデータがアクセスできない場合、データ復元ソフトを使って重要なデータを取り出すことができる可能性があります。
ただしデータ復元ソフトには復旧の不完全性があるため、文字化けや一部破損が生じる可能性があります。また物理的な故障には一切対応できないため、大事なデータが保存されている場合は専門業者に問い合わせることをおすすめします。
専門のデータ復旧業者に相談する
自力での対処が難しい場合や、大切なデータが保存されているSDカードであれば、専門業者への相談が最も安全で確実です。誤った操作によって状態が悪化し、データが完全に消失するリスクもあるため、早期の対応が重要です。
当社では、SDカードをはじめとする各種メディアのデータ復旧に対応しており、相談から初期診断まで無料で実施しています。経験豊富な技術者が状態を正確に分析し、最適な復旧プランをご提案します。24時間365日体制でご相談を受け付けておりますので、不安を感じたらまずはお気軽にご連絡ください。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、17年連続で国内売上No.1（※1）。累計50万件以上（※2）の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は92.6%（※3）と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備
復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます：
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業（専用クリーンルーム完備）
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数8,000件超（※4）」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50％以上を占める企業のこと ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく（算出期間：2007年～2023年）
※2：期間：2011年1月1日～
※3：2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。
※4：算出期間：2016年6月1日～
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
