アップデート後にSSDが突然認識されなくなってしまい、データが読み込めない状態にお困りではありませんか?
- WDやSanDisk製SSDがOS上から消える
- アップデート自体がエラーで進まない
- 再起動後に一時的に復帰しても再発する
こうした症状は、軽度なファームウェアの不具合から、システムキャッシュ処理とSSD制御の競合による深刻なトラブルまで幅広く発生することがあります。
突然のSSD認識消失により、大切なデータが失われるリスクもあるため、早急な対応が必要です。
本記事では、影響を受けやすいSSDの傾向や原因、そして実践的な対処法を詳しく解説しています。
もし失いたくないデータが保存されているSSDで不具合が発生している場合は、自力での対応に不安があるかもしれません。当社「デジタルデータリカバリー」では、SSDトラブルに関しても24時間365日体制で無料の初期診断を行っていますので、安心してご相談ください。
目次
SSDが認識されない原因
Windows 11 バージョン24H2に関連するSSDトラブルは、システム処理やファームウェア、デバイス構成の複合要因で起きるケースが多く、特定の環境下で再現される傾向にあります。以下に主な原因を整理してご紹介します。
Windowsアップデートによるキャッシュ処理の競合
特定のWindows 11 バージョン24H2アップデート(特にKB5063878)以降、一部のSSDで大容量ファイル書き込み時にキャッシュ処理が正常に完了せず、SSDがOS上から消失する現象が確認されています。Microsoft側も調査中で、自動配信を一時停止するなど対応を進めています。
ファームウェアの不具合や未更新
WDやSanDiskのNVMe SSDでは、旧バージョンのファームウェアを使用しているとアップデートが完了できない、または認識不可に陥る事例が確認されています。製造元が推奨するバージョン(例:SN770は731130WD以降)に更新することで多くのトラブルは解消されます。
PhisonコントローラのDRAMレス構成
Phisonコントローラ搭載のDRAMレスSSDでは、キャッシュ処理の遅延や過剰なI/Oが原因で認識エラーが生じやすくなる傾向があります。このタイプはファームウェア更新でも解決しない場合があり、特に大容量連続書き込み中の挙動に注意が必要です。
ストレージデバイスの故障
SSDに物理的または論理的な損傷が発生すると、Windowsのアップデート中や通常の使用時でも、突然パソコンから認識されなくなることがあります。特にWD_BLACK SN770のような高速なNVMe SSDでは、熱暴走や通電不良などが原因で内部の制御システムが破損し、予期せぬトラブルにつながることがあります。
こうしたストレージの故障に対して自力で対応を試みると、状態をさらに悪化させてしまう可能性があるため注意が必要です。安全にデータを保護するためにも、異常が見られた時点で専門業者に相談することが最も確実です。
私たちデジタルデータリカバリーでは、SSDの物理・論理障害に幅広く対応しており、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「SSDが認識されない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
SSDが認識されない場合、接続不良やコントローラーの故障、内部チップの損傷など複数の原因が考えられます。このような状態で初期化やフォーマットを行うと、大切なデータが完全に消失する恐れがあるため、操作を加える前に専門業者へ相談することが重要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
SSDが認識されない問題の対処法
SSDが突然認識されなくなる現象にはいくつかの回避策や対処法があります。以下では、影響を最小限に抑えながら、SSDトラブルに対応するためのステップを紹介します。ご自身の環境に合わせて、無理のない範囲で実行してください。
SSDのファームウェアを最新に更新する
多くのトラブルはファームウェアの更新で解消できるケースがあります。各SSDメーカーの公式ツールを使用して、必ず最新バージョンにアップデートしましょう。
- WDやSanDiskの場合は「Dashboard」、Crucialは「Storage Executive」など、公式のSSD管理ツールを起動します。
- 表示された現在のファームウェアバージョンを確認し、更新が可能な場合は「アップデート」メニューを選択します。
- 自動的に最新版が検出され、指示に従って更新処理を行います。更新後はPCを再起動します。
問題のWindowsアップデートをアンインストールする
KB5063878などの更新プログラムが原因の場合、一時的にアンインストールすることで回避できることがあります。
- スタートメニューから「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」を開きます。
- 「更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。
- リストから「KB5063878」など該当の更新を選び、「アンインストール」を実行します。
書き込み負荷の高い操作を避ける
再発防止策として、大容量ファイルの連続コピーやバックアップ操作はしばらく控えましょう。キャッシュ処理で誤作動が発生しやすい状況を避けることが安全性につながります。
- 大量データの転送を一度に行わず、小分けにする
- 残り容量が少ないSSDでは一時的に不要なデータを削除する
- バックグラウンドで動作するソフト(ウイルス対策・同期系)を一時停止する
重要データのバックアップを取る
再起動で一時的にSSDが復帰する場合は、すぐに重要なデータを別のストレージへ退避させてください。そのまま使用を続けると、データが完全に消失するリスクがあります。
- 復帰したSSDから重要なフォルダやファイルを外付けHDDやUSBへコピーします。
- クラウドストレージ(Google DriveやOneDriveなど)にも二重で保存しておくと安全です。
- 今後のトラブルに備えて、定期的なバックアップスケジュールを組みましょう。
専門業者に相談する
これらの対処を試しても症状が改善しない場合は、自力対応が危険な段階に入っている可能性があります。誤った操作によるデータ損失リスクもあるため、SSDトラブルを熟知した専門業者への相談をおすすめします。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































