最近使っているNVMe SSD、そろそろ寿命が来るのでは？と不安に感じていませんか？
- 昔より動作が遅くなった気がする
- 書き込み速度が不安定になってきた
- 長年使っているが寿命が分からない
劣化したSSDを使い続けると突然データが読めなくなるリスクもあるため、注意が必要です。
本記事では、NVMe SSDの寿命目安や影響する要因、日常でできる寿命延命のコツを紹介します。
もし大切なデータが保存されているSSDの不調を感じたら、初期化や再インストール前に、私たちデジタルデータリカバリーの無料診断（24時間365日）をご利用ください。
目次
NVMe SSDの寿命に影響する主な原因
NVMe SSDの寿命を左右するのは「書き込み量」「NANDの種類」「使用環境」などの複数の要素です。特に消耗部品であるフラッシュメモリの劣化は避けられないため、使い方次第で大きく寿命が変わります。
書き込み量（TBW）の上限
SSDは書き込み回数に制限があり、TBW（Total Bytes Written）という値で寿命目安が示されます。たとえば1TBのSSDで600TBWの製品なら、1日50GBの書き込みでも30年以上持つ計算になります。ただし、大量の動画編集や仮想環境などでは短期間で上限に達する可能性もあります。
NANDフラッシュの種類
SSDに使われているフラッシュメモリは、「SLC」「MLC」「TLC」「QLC」などがあり、耐久性が異なります。SLCは高価で長寿命、QLCは安価で書き込み回数が少ない傾向があり、選ぶ製品によって寿命に差が出ます。TLCやQLCは家庭用で広く普及していますが、長期的な耐久性ではやや劣ります。
高温環境での使用
NVMe SSDは高速動作により発熱しやすく、放熱が不十分だと温度上昇による劣化が加速します。特にノートPCや外付けケースなど通気の悪い環境では、高温が原因でSSDの寿命が大幅に短くなるリスクがあります。ヒートシンクや冷却対策が重要です。
システムファイルの破損
NVMe SSDの利用が長期化すると、書き込みエラーや電源断などの影響でWindowsのシステムファイルが破損することがあります。
システムファイルの破損が進行すると、OSが起動できず大切なデータにアクセスできなくなるリスクがあります。こうした症状は、ストレージの障害と見分けがつきにくく、自己判断で初期化やクリーンインストールを行うと、重要なファイルが完全に失われる可能性もあります。
私たちデジタルデータリカバリーでは、こうした症例においても高い復旧率で対応しており、Windowsシステムトラブルにおけるデータ救出にも実績があります。24時間365日無料で診断を行っておりますので、不安を感じた際はまずご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
突然データが読めなくなった――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、このような状況で再起動や初期化、データの移動などを繰り返すと、必要な情報が上書きされてしまい、復旧が難しくなるリスクがあります。データにアクセスできなくなった時点で自己流の操作は控え、まずは専門のデータ復旧業者に相談することが重要です。早期に適切な対応をとることで、大切なデータを取り戻せる可能性が高まります。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
NVMe SSDの寿命を延ばすための対処法と予防策
SSDの寿命を少しでも長く保ち、安全に使い続けるためには、日常的な使い方の見直しや予防策が欠かせません。以下の方法を実践することで、故障リスクを低減し、大切なデータの保全にもつながります。
書き込み量を減らす運用
無駄な一時ファイルやログの蓄積を抑えることで、書き込み回数を減らせます。OSやアプリのキャッシュ保存先をHDDにする、仮想メモリを別ドライブに設定するなどの工夫も有効です。
- ブラウザのキャッシュ保存先をHDDに変更
- 動画や一時編集ファイルは別ドライブで保存
- 仮想メモリ（ページファイル）設定を変更
温度管理と冷却対策
高温は寿命短縮の大敵です。通気性の良い場所での設置や、ヒートシンク・冷却ファンの追加で発熱を抑えることで、寿命延命に効果があります。
- NVMeスロットにヒートシンクを取り付ける
- PC筐体のエアフローを改善
- CrystalDiskInfoで温度モニタリング
CrystalDiskInfoなどで状態を定期チェック
SSDの「寿命パーセント」「総書き込み量」などを可視化できるツールを使って、異常兆候を早期に発見できます。問題が出る前にバックアップや交換の判断が可能になります。
- CrystalDiskInfoを公式サイトからインストール
- SSDを選択し、「健康状態」や「使用時間」などを確認
- 「寿命」や「代替処理済みセクタ数」に異常がないかを定期的にチェック
専門業者に相談する
CrystalDiskInfoに異常が出ている、急にSSDが認識されないなどの症状があれば、自力での対応は避け、専門業者に相談するのが安全です。SSDは内部の記録素子が壊れると復旧が困難になるため、初動の判断が重要になります。
※1 期間：2011年1月以降
※2 2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」（※1）の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間：2016年6月1日～) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50％以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく（算出期間：2007年～2023年）
※2：2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
