外付けSSDを接続したにもかかわらず、次のような症状が発生することがあります。
- SSDがパソコンに認識されない
- 容量が「0B」と表示される
- フォルダーを開こうとするとフリーズする
- コピー中に進行が止まる
- 「フォーマットしてください」と表示される
こうしたトラブルが起きた際、焦って操作を続けると、状態をさらに悪化させる危険があります。
本記事では、外付けSSDの認識しない原因と対処法を解説します。
「このまま使って大丈夫?」「今すぐデータを取り出したい」と感じた方は、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。状況に応じた最適な対処が可能です。
目次
外付けSSDが起動しない/認識しない原因
外付けSSDの不調は、ケーブルやポートの相性といった軽い要因から、SSD本体の故障まで幅があります。ここでは原因を大きなカテゴリに分け、どんなときに起きやすいかを整理します。原因を先に把握しておくと、危ない操作を避けながら、最短距離で切り分けできます。
USB接続(ケーブル・端子・ハブ・変換)の問題
外付けSSDトラブルでもっとも多い入口が、USBケーブルや端子、変換アダプター、USBハブ、ドッキングステーションの相性です。
とくにUSB-Cは「充電はできるのにデータ通信が不安定」「規格が合わず認識しない」が起きやすく、症状が毎回変わる原因にもなります。
このタイプは、SSD本体が壊れていなくても、認識しない・切断される・容量表示がおかしいなどの症状が出ます。逆に、状態が不安定なまま抜き差しを繰り返すと、接点が傷んだり通電の負荷が増えたりして、結果的に取り出しにくくなることがあります。
給電不足・電力管理(バスパワー、省電力設定)
外付けSSDは基本的にUSBのバスパワーで動作しますが、PCの省電力設定やUSBハブ経由の電力不足で、LEDが点かない、途中で切断される、認識が不安定になることがあります。前面USBや多ポートハブ、モバイル端末経由などでは、安定した給電ができないこともあります。
電力が不安定な状態で読み書きを続けると、ファイルシステムの破損が進んだり、コピー途中で止まったりして、結果的にデータが見えなくなることがあります。
PC側の不調(OS・ドライバー・設定・更新の影響)
PC側の一時的な不調、ドライバーの不整合、OSアップデート後の挙動変化などで、SSDが認識しないことがあります。デバイスとしては見えているのにエクスプローラーに出ない、ドライブ文字が付かない、マウントに失敗する、といった形もこのカテゴリです。
ここで厄介なのは「SSDが壊れた」と決めつけて修復や初期化を進めてしまうことです。PC側要因だった場合でも、初期化や修復の操作でデータ構造が書き換わると、取り出しの難易度が上がることがあります。
暗号化・アクセス権・OS互換(BitLocker、NTFS、APFSなど)
BitLockerなどの暗号化がかかっているSSDは、ロック状態だと開けない、別PCで見え方が変わることがあります。
またWindows用(NTFS)で運用していたSSDを、Macで扱う、あるいはMac用(APFS)をWindowsで扱うなどOSの互換性で「認識はするが開けない」ケースもあります。
こうしたケースで誤った操作をすると、暗号化の管理情報やパーティション構造に影響し、復旧の難易度が上がることがあります。
論理障害(ファイルシステム/パーティションの破損)
「フォーマットしてください」「アクセスできません」「RAW表示」「容量0B」などは、ファイルシステム(NTFS、exFATなど)やパーティション情報が読めなくなっている可能性があります。
「突然抜けた」「切断が多かった」「コピー中にエラーが出た」という直後に発生することもあります。この状態でフォーマットを実行すると、管理情報が書き換わり、復旧できた範囲まで取り出しにくくなることがあります。
データが必要なら、自己流の修復は控え、事前に専門業者へ相談することが安全です。
物理障害(SSD本体・コントローラー・基板・過熱・落下水濡れ)
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「外付けSSDを接続しても、ドライブが表示されない」「以前は使えていたのに、急にフォルダが開けなくなった」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、SSDの障害は突然発生することが多く、ファイルシステムの破損やコントローラの不具合が原因である場合もあります。状況を誤って判断し、初期化や不要な操作を行うと、大切なデータが完全に消失する恐れがあるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
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大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
【症状別】外付けSSDが認識しないときの対処法
外付けSSDトラブルで最優先なのは、データを守ることです。上から順に以下の対処法を試してください。
症状① LEDが点かない(無反応)
LEDが点かない場合は、給電が届いていない、ケーブルや端子の問題、ハブや変換の相性、またはSSD本体側の重いトラブルが考えられます。通電の繰り返しで状態が進むこともあるため、確認は「回数を絞って丁寧に」が基本です。
ケーブルと端子を丁寧に差し直す
接触不良は見落としやすい一方、改善することも多いポイントです。差し直しは「1回だけ丁寧に」を守ると、無駄な抜き差しを減らせます。
- 外付けSSDをPCから外し、USBポートと端子を目視で確認します。端子が変形している、異物がある場合は無理に挿し込みません。
- SSD側のコネクタをまっすぐ奥まで差し込み、斜め挿しにならないようにします。
- 接続後は数十秒待ち、LED点灯やOSの接続音など変化があるか確認します。
- 反応がない場合は、同じ操作を連続で繰り返さず、直結やケーブル交換など別の切り分けへ進みます。
USBハブや変換アダプターを外して直結する
USBハブや変換は、電力不足や相性問題の原因になりやすい代表例です。可能な限り、PC本体へ直結して確認します。
- USBハブ、ドッキングステーション、延長ケーブル、変換アダプターを一度すべて外し、構成を最小にします。
- 外付けSSDをPC本体のUSBポートへ直接接続します(デスクトップなら背面ポートを優先します)。
- ほかのUSB機器(Webカメラ、無線ドングル、外付けHDDなど)を一時的に外し、SSDだけの状態で確認します。
- 反応がない場合は、接続構成を戻さず、次の切り分け(別ポート・別PC)へ進みます。
別ポート・別PCで切り分ける
LEDが点かない場合は、PC側のポート故障や給電不足、SSD側の問題を早めに切り分けることが重要です。切り分けができるほど、不要な操作を減らせます。
- 同じPC内で、別のUSBポートへ接続します(可能なら背面、USB 3.xポートなど安定しやすいポートを優先します)。
- 可能なら別のPCへ接続して、LED点灯の有無だけ確認します(この段階ではファイル操作は急ぎません)。
- どのPCでもLEDが点かない場合は、SSD本体または変換基板側の故障の可能性が高まります。
- 重要データがある場合は、以降の通電や抜き差し回数を増やさず、専門業者への相談に切り替えます。
データ対応ケーブルへ交換する
USB-Cケーブルは外見が似ていても、データ通信対応ではないものや品質差があります。充電はできるのに認識しないケースでは、ケーブル交換が有効なことがあります。
- できれば外付けSSDに付属していたケーブル、またはデータ通信対応が明記された短めのケーブルを用意します。
- USBハブや変換を介さず、PC本体へ直結して接続します。
- 接続後は数十秒待ち、LEDや接続音など反応があるか確認します。
- 認識が安定した場合は、重要データがあるなら読み取り優先で退避に進みます(この時点でもSSDを保存先として使いません)。
発熱・破損が疑われる場合は通電を止める判断と手順
触れないほど熱い、焦げたにおいがする、落下や水濡れの直後などは、無理に通電を続けるほど状態が進行することがあります。ここでは「やめる」判断を具体化します。
- 外付けSSDをPCから外し、電源が入ったままにならないようにします。
- 発熱がある場合は、無理に触り続けず、自然に冷めるまで待ちます(冷却のために冷蔵庫へ入れるなど極端な方法は避けます)。
- 落下や水濡れがある場合は、分解や乾燥剤投入など自己流の処置をせず、状態(濡れた、落とした、いつから)をメモします。
- 重要データがある場合は、ここで操作を止め、復旧業者へ症状と経緯を伝えて相談します。
症状② LEDは点くのに認識しない(PCに出てこない)
LEDは点灯するのにPC側に出てこない場合、PC側の一時不調、ドライバー、USB省電力、相性、そして論理障害や物理障害の入口まで幅があります。ここでは、データを守りながら「見えているかどうか」を確認する手順をまとめます。
PCを再起動して一時不調を切り分ける手順
OSの一時的なエラーでUSB認識が止まることがあります。再起動は有効ですが、何度も繰り返すより、1回で切り替えることが重要です。
- 外付けSSDを接続した状態で、まずはOSが固まっていないか確認します(マウスが動く、操作できるなど)。
- 作業中のデータがあれば保存し、PCを再起動します。
- 再起動後に外付けSSDを接続し直し、認識するか確認します。
- 改善しない場合は、再起動を連続で試さず、放電や管理ツールでの確認へ進みます。
放電(帯電リセット)を行う手順
帯電によりUSB周りの挙動が不安定になることがあります。放電は比較的安全に試せる切り分けです。
- PCをシャットダウンします(再起動ではなく電源を落とします)。
- 電源ケーブルや周辺機器を外します。ノートPCは可能ならACアダプターを外し、バッテリーが外せる機種は外します。
- 電源ボタンを10秒程度押し、放電します。その後10分ほど置いてから再接続します。
- 外付けSSDを直結し、認識するか確認します。
Windowsのデバイスマネージャーで確認する手順
エクスプローラーに出なくても、デバイスとしては認識していることがあります。デバイスマネージャーで「見えているか」を確認すると、次の判断がしやすくなります。
- Windowsの検索で「デバイスマネージャー」を開きます(またはWin+Xから開きます)。
- 「ディスクドライブ」「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を確認し、外付けSSDらしき項目が表示されるか見ます。

- 不明なデバイスや警告マークがある場合は、名称と状態をメモします(この段階でドライバー更新を連打しません)。
- SSDが表示される場合は、次に「ディスクの管理」で容量やパーティション状態を確認します。
Windowsのディスクの管理で状態を確認する手順(初期化はしない)
ディスクの管理は、SSDが「OSからどう見えているか」を確認できる重要な画面です。初期化やフォーマットの操作が近い位置にあるため、確認は慎重に行います。
- Windowsの検索で「ディスクの管理」と入力し、「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」を開きます(またはdiskmgmt.mscを実行します)。
- 外付けSSDに該当するディスクを探し、表示が「オンライン/オフライン」「不明」「初期化されていません」「未割り当て」「RAW」などになっていないか確認します。
- 「初期化しますか」「フォーマットしますか」と表示されても、データが必要なら実行せずキャンセルします。
パーティションが存在するのにエクスプローラーに出ない場合は、ドライブ文字が割り当てられているか確認し、未割り当てなら「ドライブ文字とパスの変更」で割り当てます(この操作はデータ領域自体の初期化ではありませんが、迷う場合は止めて相談します)。
macOSのディスクユーティリティで表示とマウントを確認する手順
Macでは、Finderに出なくてもディスクユーティリティに表示されることがあります。ここでは「表示を変える」「マウント状態を見る」までを安全寄りに確認します。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を開きます。
- メニューの「表示」から「すべてのデバイスを表示」を選び、物理デバイス側まで表示されるか確認します。
- 外付けSSDが表示される場合、ボリュームが「マウント」されているか確認し、未マウントならマウントを試みます。
- データが重要な場合は、この時点で「消去」や強い修復操作に進まず、表示情報(名前、容量、フォーマット)をメモして次の判断へ進みます。
USB省電力設定を見直す手順(Windows中心)
省電力の影響で接続が切れたり、認識が不安定になったりすることがあります。設定変更はPC側の操作ですが、トラブル切り分けとして有効です。
- 「コントロール パネル」→「電源オプション」を開き、使用中のプランの「プラン設定の変更」を選びます。
- 「詳細な電源設定の変更」から「USB設定」→「USBのセレクティブ サスペンドの設定」を確認し、一時的に「無効」にします。
- ノートPCの場合は、AC接続中で確認し、電力不足の影響を減らします。
- 設定変更後に再接続し、認識が安定するか確認します。改善しない場合は設定を元に戻し、別PCでの切り分けへ進みます。
別PC・別OSで切り分ける手順
同じPCだけで試し続けると、原因がPC側なのかSSD側なのか判断が遅れます。別環境での確認は、危ない操作を減らす近道です。
- 可能なら別のPCを用意し、ハブなし直結で接続します。
- WindowsとmacOSなど、別OSが用意できる場合は、OSの違いで見え方が変わるか確認します。
- 別PCで安定して認識する場合は、SSD故障よりもPC側要因の可能性が高まります。
- どのPCでも認識しない、または認識が不安定な場合は、SSD側(論理障害または物理障害)を疑い、データ優先で相談を検討します。
症状③ 認識するが開けない/コピーできない
認識はするのにフォルダーが開けない、ファイルが壊れているように見える、コピーが途中で止まる場合は、論理障害、アクセス権、暗号化、SSD劣化などが考えられます。データが重要なときは、修復より先に「読み取り優先で退避」を検討します。
重要データから読み取り優先で退避する手順
開ける範囲が残っているなら、まずは重要なデータを別の保存先へ退避します。退避のポイントは「少量から」「優先度順」「保存先は別ドライブ」です。
- 保存先として、別の内蔵ドライブや別の外付けドライブを用意します(問題のSSDへ保存しない、上書きしないためです)。
- 最重要のフォルダーから順に、少量ずつコピーします。大量コピーを一気に始めず、まず数ファイルで動作確認します。
- コピー中に極端に遅くなる、エラーが出る、切断される場合は無理に継続しません。
- 退避できたデータは、別の場所にも複製して保管します(同じドライブ1つだけに置かないためです)。
コピーが止まる場合は中断し、優先順位を決める手順
コピーが止まる状態は、読み出し負荷で状態が進む可能性があります。完走にこだわらず、被害を広げない判断が重要です。
- コピーが止まったら、同じ操作を何度もやり直さず、一度中断します。
- 最優先で必要なデータ(仕事の納品物、家族写真、会計データなど)をリスト化し、優先順位を決めます。
- 次に試す場合は、フォルダー単位で小さく区切り、読める範囲だけを退避します。
- それでも止まる、切断が増える場合は、読み出しを続けるほど悪化する可能性があるため、専門業者への相談に切り替えます。
BitLockerなど暗号化の状態を確認し、解除する手順
暗号化が原因で開けない場合、故障ではなくロック状態の可能性があります。ここでは正規の回復キーを前提に、確認と解除を進めます。
- エクスプローラーで外付けSSDに鍵アイコンが付いていないか、アクセス時に解除を求められないか確認します。
- 「コントロール パネル」→「BitLocker ドライブ暗号化」を開き、該当ドライブの状態を確認します。
- 回復キーが求められる場合は、正規の回復キーを用意して解除します(不明な場合は無理に操作を進めません)。
- 解除後にアクセスできるか確認し、開けた場合は重要データの退避を優先します。
OS互換(NTFS/APFSなど)を確認して正しい環境で開く手順
OSが対応していない形式だと、認識しても読み書きができない、開けないといった症状になります。まずは形式を把握し、正しい環境で開きます。
- Windowsなら「ディスクの管理」、macOSなら「ディスクユーティリティ」で、ファイルシステム(例:NTFS、exFAT、APFS)を確認します。
- macOSでNTFSを扱っていた場合、標準では書き込みが制限されることがあります。無理に書き込み系の操作をせず、まずは読み取りと退避を優先します。
- WindowsでAPFSを扱っていた場合、標準では認識しづらいことがあります。Mac環境で開けるか確認し、可能ならそこで退避します。
- 形式が不明、表示がRAWなどの場合は互換の問題だけではない可能性があるため、修復に進まず原因切り分けへ戻ります。
可能ならイメージ作成を優先する手順(データ優先の考え方)
SSDが不安定な場合、ファイル単位のコピーよりも、まず「全体のイメージ(複製)」を作ってから作業するほうが安全な場面があります。難しい場合は無理に行わず、専門業者へ切り替えます。
- 十分な空き容量がある別ドライブ(元SSDの容量以上が目安)を用意します。
- 読み出しエラーが増える場合に備え、作業は短時間で区切れる環境(AC電源、直結、安定したポート)で行います。
- イメージ作成は専門的な作業になりやすいため、操作に不安がある場合は無理に進めず、現状の表示情報をメモして復旧相談に切り替えます。
- イメージが作れた場合のみ、その複製から復旧ソフトやファイル抽出を検討し、元のSSDへ書き込みが発生する操作は避けます。
chkdskやFirst Aidなど修復機能を使う前の判断基準と手順
修復機能は便利ですが、状況によってはファイル構造を書き換えます。データが最優先なら、実行する前に「実行してよい条件」を決めることが重要です。
- まず、失いたくないデータがあるかを確認します。ある場合は、修復や初期化の実行を保留します。
- 重要データがあり、退避もできない場合は、修復を試すより先に復旧相談へ切り替えるほうが安全です。
- 重要データが不要、またはバックアップがある場合に限り、修復機能の実行を検討します。
- 実行する場合でも、どの操作をしたか(日時、表示されたエラー、実行した機能)を必ず記録し、再実行の連打は避けます。
症状④「フォーマットしてください」などの警告が出る
フォーマット要求は、ファイルシステムやパーティション情報が読めないサインです。データが必要なら「キャンセルして止める」が基本です。ここでは、状態の確認と記録、誤操作を避ける流れを整理します。
警告が出たらキャンセルし、書き込みを止める手順
この段階でのフォーマットや初期化は、データにとって不利になることがあります。まずは操作を止め、状態を把握することが先です。
- 「フォーマットしますか」などのダイアログが出たら、実行せずキャンセルします。
- 外付けSSDを保存先として使っていた場合は、以後その用途では使いません(上書きの原因になるためです)。
- 状態が変わりやすい場合は、無駄な抜き差しを避け、次に「状態の確認と記録」を行います。
- 重要データがある場合は、ここから先は「確認だけ」に限定し、修復系の操作に進みません。
Windowsで状態を確認し、表示を記録する手順
復旧相談をする場合でも、自力で判断する場合でも、Windows側の表示を記録しておくと話が早くなります。確認はあくまで情報収集です。
- 「ディスクの管理」を開き、外付けSSDの表示(RAW、未割り当て、不明、容量0Bなど)を確認します。
- 表示された内容をメモし、可能なら画面のスクリーンショットを撮ります。
- エクスプローラー側で表示されるメッセージ(アクセスできません等)も、そのまま文面を控えます。
- この段階で「初期化」「新しいシンプル ボリューム」「フォーマット」など書き込みが発生する操作は行いません。
macOSで状態を確認し、表示を記録する手順
Macでも、ディスクユーティリティに表示される情報は手がかりになります。ここでも「確認と記録」に留めます。
- ディスクユーティリティで「すべてのデバイスを表示」に切り替え、物理デバイスとして表示されるか確認します。
- 表示される場合は、容量、フォーマット、マウント可否、エラー表示の有無を確認し、スクリーンショットを保存します。
- データが必要な場合は「消去」や強い修復操作へ進みません。
- 別のMacでの表示も確認できる場合は、同様に記録して差分を把握します。
復旧手段の選び方(データ優先の判断手順)
フォーマット要求が出る状況では「使えるようにする」と「データを取り出す」が競合することがあります。データ優先なら、復旧手段の選択が重要です。
- 失いたくないデータがあるかを最初に確認します。ある場合は、フォーマットや初期化で「使える状態に戻す」操作を優先しません。
- 状態が不安定(容量0B、毎回表示が変わる、切断が増える)な場合は、読み出しを続けるほど悪化する可能性があるため、早めに相談へ切り替えます。
- データが不要で、SSDを再利用したいだけの場合に限り、初期化やフォーマットを検討します。
- 判断がつかない場合は、実行前に無料診断などを利用し、復旧の可能性と費用感を把握してから決めます。
症状⑤ 容量0B/RAW/頻繁に切断される
容量0BやRAW表示、接続が頻繁に切れる症状は、悪化しやすいゾーンです。軽い接続トラブルの可能性もありますが、SSDの不調や論理情報の破損が進んでいることもあります。ここでは「これ以上悪くしない」順番で確認します。
容量0B表示のときの安全な切り分け手順
容量0Bは、表示の問題から重い障害まで幅があります。まずは接続要因を最小の操作で切り分け、表示を記録します。
- USBハブを外し、短いデータ対応ケーブルでPCへ直結します。
- 別ポートや別PCで表示が変わるか確認します(抜き差し連打はせず、環境を変えて確認します)。
- Windowsならディスクの管理、Macならディスクユーティリティで、容量表示や状態(RAW、未割り当てなど)を記録します。
- 表示が変わらない、または接続のたびに状態が揺れる場合は、以降の操作を増やさず相談へ切り替えます。
頻繁に切断されるときの給電・接触・発熱チェック手順
切断が多い状態での読み出しは負荷が高く、症状が進むことがあります。まずは安定化できる要因を減らします。
- USBハブ、延長、変換を外し、PC本体へ直結します。
- ノートPCの場合はACアダプターを接続し、電力が安定する条件で確認します。
- ケーブルを短いデータ対応品に交換し、端子のガタつきがないか確認します。
- SSDが熱くなる場合は、読み出しを継続せず、いったん外して冷まし、相談へ切り替えます。
RAW表示で避けるべき操作を整理し、安全に判断する手順
RAWは「読めない」状態の代表例で、修復系の操作が結果を左右しやすい局面です。データが必要なら、やることを絞ります。
- データが必要な場合は、フォーマット、初期化、強い修復(自動修復やchkdskの実行)を保留します。
- 状態確認として、ディスクの管理やディスクユーティリティの表示を記録します。
- 読み出しができる範囲がある場合は、最重要データだけ少量で退避し、無理に全量を読み出しません。
- 読めない、切断が増える、状態が変わる場合は、早めに復旧相談へ切り替えます。
読み出しを続ける前にクローン作成を検討する手順
不安定なSSDは、読み出しを続けるほど状態が悪化することがあります。可能なら、作業の土台として複製を作る発想が有効です。難しい場合は無理に行いません。
- 重要データがあるか、読み出しが不安定か(切断、速度低下、0B表示など)を確認します。
- 不安定な場合は、ファイル操作を続ける前に、まず現状の情報(表示、エラー文、環境)を記録します。
- クローン作成ができる環境や知識がない場合は、無理に進めず復旧業者へ相談します。
- 自力で進める場合でも、元のSSDへの書き込みが発生する操作を避け、作業ログを残します。
外付けSSDが認識しない場合は原因の切り分けが難しく、操作を重ねるほどデータ取り出しの難易度が上がります。データを守ることを最優先に考えるなら、まずは無料診断で状態を確認し、復旧の可能性を把握してから判断するのが安全です。
放置や無理な操作はデータ消失につながるため、重要データがある場合や不安定な症状が出ている場合は、早めにデータ復旧業者の無料診断をご利用ください。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なHDDの復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々のHDDの復旧に成功してきました。HDDの復旧事例が多いのには、理由があります。
復旧の研究開発が活発
従来、記録面に傷があるHDDは復旧が極めて困難とされ、対応を断念せざるを得ない状況でした。
しかし弊社では、専用設備の導入や海外研修を通じた技術開発により、記録面を安全に処理する独自の研磨技術を確立。これにより、傷のあるHDDからのデータ復旧率を大幅に高めることに成功しています。
東京都経営革新優秀賞を受賞
過去不可能とされていた傷のついたHDDからのデータ復旧率を大幅に向上させたことや、市場ニーズに迅速に対応し、復旧対象媒体を拡大した取り組みが認められ、2021年11月25日に東京都経営革新優秀賞を受賞しています。
国内最高峰の復旧設備
HDD復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
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これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数8,000件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。











































