・保存前にフリーズしてメモ帳の内容が消えてしまった
・誤って.txtファイルを削除してしまった
・ファイルを開こうとしたら「破損して開けません」と表示された
こうしたトラブルは、シンプルな構造を持つtxtファイルでも決して珍しくありません。自動保存機能がないメモ帳で作成されたファイルは特に消失リスクが高く、わずかな操作ミスや不具合で中身が失われてしまうことがあります。
原因を正しく見極めずに操作を続けると、本来復元できたはずのテキストまで完全に消えてしまう可能性もあるため注意が必要です。
本記事では、Windows上で消失・削除・破損したtxtファイルを復元するための具体的な方法や注意点をわかりやすく解説します。
大切な文章やメモを失わないためにも、焦らず慎重に対応しましょう。場合によっては、専門業者への相談も選択肢のひとつです。
目次
【必見】対処が難しいストレージの物理障害とは

txtファイルが消えたり破損する原因として、まず懸念すべきなのが、ストレージの「物理障害」です。物理障害とは以下を指します。
- 落下などの衝撃(部品破損)
- 水をこぼした(水没)
- 電源のつけっぱなしや高負荷な処理による過熱(熱暴走)
- 経年劣化によるストレージの寿命(~5年程度)
物理障害が発生すると、ソフトウェアツールや再起動などを試しても効果がなく、むしろ損傷が拡大することもあります。
物理障害からの復旧には専門的な知識と特殊な設備が必要なため、原則自力での対応は不可能です。txtファイル適切に復元するには、専門家に対処してもらう必要があります。
デジタルデータリカバリーは、国内最大級のデータ復旧ラボを有しており、通常の物理障害の復旧だけでなく、他社で復旧できないほど難易度の高い機器のご相談を7,300件以上(算出期間:2016年6月1日~)いただいております。お困りの際は是非ご相談ください。
txtファイルが消えた、破損した場合の復元方法
txtファイルが消えた、破損した場合、以下の方法で復元できる可能性があります。
ゴミ箱から復元する
色んな対処法を実行する前に、最初にゴミ箱を確認しましょう。ファイルが残っていた場合、右クリックして「元に戻す」を選択すれば元の場所に復元されます。

未保存のメモを復元する
「作成中のドキュメントを誤って閉じてしまった」「途中で電源が切れてしまった」という場合は、以下の手順で復元できる可能性があります。
- Windowsロゴを押し、検索バーで「%AppData%」を入力
- ファイルをひらいたら、右上にある検索欄で未保存したメモ帳のファイル名を入力
- 検索されたメモ帳を右クリックして、「元に戻す」を選択すると完了
この手順で、未保存になってしまったメモ帳を復元することができます。
ファイル履歴またはシステムの復元を使用する
Windowsに標準搭載されている「ファイル履歴」や「システムの復元」機能から、データを復元できる可能性があります。
ファイル履歴
Windowsの検索バーで「ファイル履歴」と入力し、「ファイル履歴でファイルを復元」を選択し、目的のファイルを見つけて復元することができます。
システムの復元
システムの復元ポイントを事前に作成していた場合、システム全体を以前の状態に戻すことができます。ただし、これにより他のファイルやプログラムに影響がでる可能性があるため注意が必要です。

復元ソフトを使用する
これらの対処法を実行しても消えたファイルが復元できない、ファイルが破損している場合、データ復元ソフトを使用することが効果的です。
安価に実行することができますが、負荷の高い操作になるため、いくつもファイルが破損している、ストレージデバイスに異常がある場合は状態が悪化する可能性があります。また、確実に全てのデータを復元できるとは限りません。
確実に復元したい、重要なデータが消えてしまった場合は、自己復元の前にデータ復旧の専門業者への依頼を検討しましょう。
データ復元の専門業者に依頼する
ストレージデバイスが故障している、ソフトウェアに問題があるなど、深刻な原因が発生している場合はデータ復元の専門業者への依頼を検討しましょう。
専門的な設備と技術を使用して作業を行うため、最も復元率の高い方法になります。
万が一、いくつもtxtファイルが破損している場合、保存している他のデータも破損する可能性があります。症状が悪化する前に、専門業者に相談することをおすすめします。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の機器の復旧に成功してきました。また、txtファイルの復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。