「共有フォルダを削除したのに、ゴミ箱に見当たらない…」そんな状況に心当たりはありませんか?
- 間違って削除した共有フォルダがゴミ箱に残っていない
- ネットワーク上の共有データが消えてしまった
- 復元ポイントもなく、復旧手段がわからない
このようなケースでは、共有フォルダがネットワーク経由で削除された場合や、一部のシステム設定によって、ゴミ箱を経由せず完全削除されている可能性があります。業務データや重要書類が含まれていた場合、事態は非常に深刻です。
しかし、適切な対処を行えば、削除された共有フォルダの一部またはすべてを復元できる可能性があります。重要なのは、削除後に不用意な操作をせず、データが上書きされる前に迅速な対応を取ることです。
本記事では、共有フォルダ削除後にゴミ箱へ残らない原因を解説するとともに、データ復元のための実践的な手順と予防策をわかりやすく紹介しています。
もし自力での復元に不安がある場合や、共有フォルダに重要な情報が含まれていた場合は、24時間365日対応の無料診断をご活用ください。専門スタッフが現在の状況を分析し、最も安全で効果的な復旧方法をご提案いたします。
目次
共有フォルダ削除後にゴミ箱に表示されない主な原因
共有フォルダを削除した際にゴミ箱にデータが表示されないのは、以下の理由による可能性があります。
完全削除が実行された
共有フォルダを削除したにもかかわらず、ゴミ箱に表示されない場合、そのフォルダが「完全削除」されている可能性があります。これは、通常の削除操作ではなく、Shiftキーを押しながら削除したり、ネットワークドライブ上で削除した場合に発生します。こうした操作では、ファイルはゴミ箱を経由せずに即座に削除され、Windows上のどこにも表示されなくなります。
特に注意したいのは、共有フォルダの削除操作はローカルとは異なり、ネットワーク越しに直接ファイルシステムへ影響を与えるため、ゴミ箱に回収されない設計になっているケースが多い点です。つまり、「削除してしまったけどゴミ箱から戻せるだろう」と思っていたファイルが、実はすでに完全に消去されているということも十分に起こりえます。
このような状態で上書きや保存操作を続けると、削除されたデータが新しい情報で上書きされ、復元が困難になるリスクが高まります。重要な共有データを誤って削除してしまった場合は、すぐに操作を中止し、できるだけ早く専門業者に相談することが重要です。
当社では、共有フォルダの誤削除や完全削除にも対応した無料の初期診断を24時間365日体制で実施しており、他社で復旧不可とされた機器にも7,300件以上対応した実績があります。ゴミ箱に見つからない大切なデータも、まずはご相談ください。適切な復旧方法をご提案いたします。
ネットワーク共有の制約
ネットワーク上の共有フォルダを削除した場合、その削除はクライアントPCではなくサーバー側で実行されます。このため、ローカルのゴミ箱には削除データが表示されません。
権限の設定
共有フォルダの削除権限に応じて、ゴミ箱を経由しない削除が実行される場合があります。特に、管理者権限を持つアカウントが削除操作を行った場合、ゴミ箱を使用しない設定が適用されることがあります。
システム設定の影響
一部のシステムやOSでは、共有フォルダの削除にゴミ箱を使用しない設定になっている場合があります。これはデフォルトの動作として設定されていることが多いです。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

共有フォルダを削除したがゴミ箱にない――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
共有フォルダを削除してしまった場合の具体的な対処法
共有フォルダを誤って削除してしまった場合、以下の手順を試してデータの復元を試みてください。
システム管理者に連絡
企業や組織内で使用している共有フォルダであれば、まずシステム管理者に連絡し、削除されたデータが復元可能か確認してください。管理者は、バックアップシステムやログを利用してデータを復元できる可能性があります。
バックアップから復元
共有フォルダのデータがバックアップされている場合、それを利用して復元を試みます。
- 管理者またはバックアップ担当者に連絡し、データのバックアップを確認する。
- 対象の共有フォルダが含まれているバックアップデータを特定する。
- バックアップから必要なデータを復元する。
データ復旧ソフトウェアを使用
ローカルに保存されていた共有フォルダのデータについては、データ復旧ソフトウェアを使用して復元を試みます。ただし、復元ソフトは復旧に不完全性があるため、文字化けや一部破損を避けたい方はデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。
- 復元ソフトをインストールする。
- 削除が行われたストレージドライブをスキャンする。
- 復元可能なファイルを選択し、別のストレージに保存する。
共有設定の再確認と再設定
削除した共有フォルダを再作成し、必要な設定を行うことで、削除による影響を最小限に抑えることができます。
- 共有フォルダを再作成する(適切なフォルダ名と場所を指定)。
- フォルダの共有設定を行い、必要なアクセス権を設定する。
- 利用者に新しい共有フォルダの場所を通知する。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。