レコーダーから異音がする原因と解決方法

突然、レコーダーから「ガリガリ」「カタカタ」「ウィーン」といった異音が鳴り始め、「このまま壊れてしまうのでは？」と不安を感じていませんか？

レコーダーの異音は、ファンの汚れや経年劣化といった軽度な原因だけでなく、HDDの物理障害が関係しているケースもあります。特にHDD内部の異常による異音は進行性で、誤った対処を続けると録画データが消えてしまうリスクがあるため注意が必要です。

本記事では、レコーダーから異音がする主な原因と、データを守りながら安全に対処するための正しい手順を専門家の視点から解説します。

こうした状況の中で、対応に迷う方や安全に進めたい方も多いはずです。
次のどれか一つでも当てはまる方は、一度専門家に相談することをおすすめします。

• 大切な録画データを失いたくないと感じている
• 自分だけの判断で進めるのが不安に感じる
• どこから手をつければよいか迷っている
• 安全に進めたい、確実に状況を知りたい

当社では、24時間365日、初期診断とご相談を無料で承っています。不安を感じた時点でお気軽にご連絡ください。

レコーダー異音の原因

レコーダーの異音は、単なる動作音から重大な故障の前兆まで幅広くあります。放置すると録画データの消失や本体の使用不能につながる恐れがあるため、早期発見と対応が必要です。ここでは代表的な原因を整理します。

冷却ファンの不具合

「ブーン」「サーッ」といった連続音や振動音は、冷却ファンの摩耗やホコリの詰まりが原因です。冷却が不十分になると内部温度が上昇し、HDDや電子部品の寿命を縮めます。

電子回路や部品の異常

「キーン」「ピーピー」といった高音は、マザーボードやセンサー、コンデンサなどの電子部品の異常が疑われます。こうした異常は突発的な故障を引き起こし、データアクセス不能に直結する場合があります。

HDDの物理的損傷や劣化

レコーダーからカチカチ、ジジジ…といった異音がする場合、HDDの内部に物理的な損傷が発生している可能性があります。HDDは精密な部品で構成されており、長期間の使用による劣化や、落下・衝撃などによって内部の部品が摩耗・破損することがあります。

「通電はするが録画が再生できない」「HDDが認識されない」といった症状も、こうした障害のサインと考えられます。内部の状態は外から判断するのが難しく、むやみに電源を入れ直したりすると、さらに症状が悪化することがあります。

異音が発生した時点で、できるだけ早く専門業者に相談することが重要です。当社では、初期診断とお見積りを24時間365日無料で実施しています。録画データを守るためにも、早めのご相談をおすすめします。

当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。 

レコーダーの異音対策手順

ここでは、録画レコーダーからカタカタ・ジーといった異音が発生する場合の主な対策手順を紹介します。 ここから紹介する対処法には、内部ストレージ（HDD）の確認や設定操作など、手順を誤るとデータを失ってしまう可能性のある作業が含まれます。特に、異音の原因を特定しないまま自己判断で分解や再フォーマットを行ってしまうと、状態を悪化させてしまうケースもあります。

「失いたくないデータがある」「少しでも不安がある」という方は、無理に操作を続けないことが大切です。状況によっては、レコーダー内部でHDDの物理障害が進行していることもあり、外から見ただけでは安全に作業してよいか判断できない場合があります。

当社では、24時間365日、初期診断とご相談を無料で受け付けています。

正常な動作音か異常音かを確認する

まずは音の種類と発生タイミングを確認し、故障の兆候がないかを判断します。

静音対策を行う

異常ではないが音が気になる場合は、設置環境や機種の選び方を工夫して静音化を図ります。

冷却ファンの清掃を行う

ファンの異音はホコリ詰まりが原因の場合が多く、清掃で改善する可能性があります。

冷却ファンの清掃は通気口から行えば比較的安全ですが、本体を開けて内部まで掃除するのは危険です。誤って部品を傷つけたり、静電気で故障を招く恐れがあります。異音や発熱が続く場合は、自分で分解せず、専門業者に相談することが安全です。

内部部品の異常を確認する

HDDやディスクドライブから異音がする場合は、動作状況の切り分けと交換・修理の判断が必要です。

専門業者に相談する

紹介した対処法を試しても異音が解消されない場合、レコーダー内部のハードディスクや機構部分に深刻な損傷が発生している可能性があります。このまま自己判断で電源の入れ直しや分解などを繰り返すと、録画データが上書きされたり、機器の状態がさらに悪化する恐れがあります。

大切な映像データを守るためには、早めに専門業者へ相談することが安全です。当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」と判断されたケースも含め、これまでに7,300件以上のご相談（※1）に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を維持しております。

初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。異音が発生した場合は、早急な対応が復旧の可能性を高めますので、まずはお気軽にご相談ください。

※1：算出期間：2016年6月1日～ 
※２：内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績 

なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なレコーダーの復旧事例が多いのか

デジタルデータリカバリーはこれまで数々のレコーダーの復旧に成功してきました。レコーダーの復旧事例が多いのには、理由があります。

他社で復旧不可とされたケースでも成功する理由

デジタルデータリカバリーが他社で復旧不可とされたブルーレイレコーダーの復旧に成功する理由は、長年にわたる経験に裏打ちされた高い技術力と幅広い対応範囲にあります。

復旧の取り組みは、事前の研究と徹底した検証を経て構築されています。特に、レコーダーに施されたメーカー独自の暗号化技術や、機種ごとに異なるデータ保存形式を正確に見極め、最適な復旧手段を講じています。

具体的な成功事例：SONY製レコーダー「BDZ-A950」

（弊社論理エンジニアの新名晴貴氏〈写真左〉はHDDレコーダーのデータ復旧システムを開発し、多くのデータを復旧してきました。また、金泰賢氏〈写真右〉はファームウェアの修復や完全な環境復旧など、難易度の高いケースを扱っています）

具体的な成功事例として、SONY製ブルーレイレコーダー「BDZ-A950」の復旧成功ケースがあります。この機器は、以下の理由で他社が復旧を断念した非常に困難なケースでした。

• HDDの交換に伴い、ファームウェア（制御部品）が変更されていた
• 内部の記録方式が複雑で、既存の復旧手法が通用しなかった

デジタルデータリカバリーでは、古いHDDに保存されていた情報を解析し、復旧に必要なデータを再構築。その結果、メーカーや他社で復旧が不可能とされた機器でも、データ復旧に成功しました。

「不可能を可能に」する理由

この成功事例は、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます：

• 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
• 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
• 精密な環境での復旧作業（専用クリーンルーム完備）

これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。

「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。