「外付けHDDが起動しない」「外付けHDDの電源が入らない」「外付けHDDの電源を入れても動かない」
上記のような場合、アダプタの接続不良や外付けHDD自体の故障が考えられます。原因により適切な対処が異なり、もし、間違った対処をしてしまうと大切なデータが復旧できない可能性があるため注意が必要です。
この記事では、外付けHDDの電源が入らなくなった際の症状、原因、対処法について紹介します。
目次
外付けHDDの電源が入らなくなった時の症状
外付けHDDの電気が入らなくなった時に以下の症状が挙げられます。このような症状がみられる場合は、原因をしっかり把握し適切な対処を行いましょう。
- 外付けHDDを通電してもランプがついていない
- 外付けHDDを通電してランプは赤く光って(又は点滅している)起動しない
- 電源を入れても直ぐに落ちる
- 電源を入れても一瞬しかつかない
- 外付けHDDの起動音がしない
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外付けHDDの電源が入らない原因
外付けHDD電源が入らない原因は大きく分けて2つあります。
- 外付けHDDの電力供給が不足している場合
- 外付けHDD自体に障害が発生している場合
外付けHDDの電力供給が不足している場合
外付けHDDの場合、PCからの電力供給が足りていないと動かなくなることがあります。
主に「電力消費が大きい外部機器を複数接続している」「タコ足配線で使用している」といった場合に電力供給が不安定になります。下記の2点を確認してみましょう。
- 外付けHDDに電源スイッチがある場合は「ON」になっているか
- 別のUSBケーブルやパソコンが用意できる場合は、機器を変えて電源が入るか
また、ACアダプタから電源を供給する場合は、コネクト部分に埃がたまり接続不良を起こしている場合や別の機種のアダプタを挿していることが考えられます。
外付けHDD自体に障害が発生している場合
外付けHDD自体に障害が発生している場合、大きく「物理障害」と「論理障害」に分けられます。
「物理障害」とは、外付けHDDの機器自体に破損が生じていること。
「論理障害」とは、データに破損が生じていること。
物理障害
転倒や落下による場合
外付けHDDを移動させる際に高い場所から落としてしまったり、倒してしまったりと衝撃が加わった場合、内蔵しているHDD自体が物理的に壊れてしまっている可能性や、基板の損傷が疑われます。
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経年劣化の場合(3年~5年以上使用している)
外付けHDDの寿命が平均3年~5年と言われており長期間使用することによりHDD内の磁力が低下しディスク部分に傷がついている可能性が疑われます。
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別のACアダプタで通電を行った場合
普段お使いの外付けHDDとは別の機器対応のACアダプタを誤って挿してしまった場合、電圧が異なるため正常に起動しません。基板回路がショートしてしまったり、モーター破損が起こってしまったりと症状が悪化している可能性があります。
また、それ以外にも以下のようなケースもあります。
- 常に持ち歩いている場合
- 使用頻度が高い場合
- 常にPCに繋げている場合
というようなケースもあります。
論理障害
経年劣化の場合
外付けHDDの寿命が平均3年~5年と言われており長期間使用することにより「ファイルシステム」という動作説明をするプログラムが破損している可能性があります。同時に物理的な故障も疑われるケースも多くあります。
使用の際にアダプタを外してしまった場合
使用している際に誤ってアダプタを外してしまった場合、その衝撃から「ファイルシステム」が破損してしまう可能性があります。また、同時に物理障害も併発している可能性がありますので正確な診断が必要になります。
外付けHDDの電源が入らない時の対処法
アダプタを変える
ACアダプタや電源アダプタが接続不良を起こしているケースや動線が切れていたり、不自然に曲がっていたりすると正常に電力供給されないケースがあります。その場合にはお使いの同じ機種のACアダプタや電源アダプタと交換してみましょう。
PC上の設定を変える
- 省電力オプションをOFFにする
- 相互モードで「ユニバーサルシリアル バス コントローラー」内のドライバーを再インストールする
- ハードウエアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
電源オプションをOFFにすることで再接続する場合があります。
上記の対応で外付けHDD電源が入らない場合はデータ復旧を行う
復旧ソフトを使用する
復旧ソフトを使用し復旧される場合があり、有料と無料のものがあります。
一定以上のリテラシーが必要になるので、知識に自信がある方や最悪データを完全に復旧出来なくなってしまっても問題ない方は復旧ソフトを使用してみてください。
ただし、非常に軽度の論理障害だった場合のみに限られます。復旧の制度にもばらつきがあり、多くの場合はお写真の配色が反転していたりWord・Excelファイル等は文字化けしていたりなど中途半端な状態で復旧されることが多いです。
データ復旧業者に依頼する
大事なデータを安全に復旧されたい方はデータ復旧専門の会社に相談することをお勧めします。データ復旧業者は、復旧ソフトでは対応できない障害からのデータ復元・復旧が可能です。専門のエンジニアが設備を使って正確な「故障個所」や「作業工程」を組んでくれるためより安全にデータを復旧致します。
外付けHDDが認識しない際にやってはいけないこと
HDDが認識されないトラブルに陥ってしまった場合は下記に注意してください。
通電し続けない
HDDを認識しない際は、以下の点に気をつけましょう。
- 外付けHDDの電源をOFFにする(ONにしない)
- 外付けHDDを通電させない
HDDは電源を入れると物理的な部品が駆動し、機器に一番大きな負荷がかかるため、何度も再起動を行うと故障をより大きくする確率が上がってしまいます。
焦って再起動や抜き差しを試してしまうと、復旧できたはずのデータさえも復旧できなくなってしまう可能性も高いです。
PCを強制終了しない
HDDが認識しないときに、PCを強制終了させるのは控えましょう。
HDDは常にデータの読み書きを行っています。データを更新するためには複数のデータ情報を更新しなければなりませんが、その更新が上手く行えない状態で強制的に終了してしまうとデータ消失につながります。
過度な強制終了はデータを失う危険性が高いため、控えましょう。
フォーマットしない
HDDが認識しない場合、PCに接続してみると「フォーマットしますか?」といったエラー画面が表示されることがあります。
フォーマットとは、ファイルシステム(データを構築する仕組み)が読み込めなくなった際に、ファイルシステムを整理し直して、データの管理ができるようにするための操作です。
「フォーマット」は、一般的には「初期化」の意味を持ちます。指示通りにフォーマットを実行してしまうと、HDD自体のシステム的なエラー(論理障害)は解消することもありますが、それと引き換えにHDD内のデータは全て失われてしまいます。
大切なデータが保存されている場合は、安易にフォーマットを試さないようにしましょう。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
HDDの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、HDDに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
対応メーカー
BUFFALOやI-O DATAをはじめ、各種メーカーに対応
様々なHDDから復旧できる可能性があります!
ハードディスク 復旧対応メーカー表
- IBM
- Western Digital
- Samsung
- Quantem
- MAXTOR
- seagate
- 東芝
- I-O DATA
- ASKA
- アドテックス
- BUFFALO(旧称:(株)メルコ)
- LaCie(ラシー)
- Logitec(ロジテック)
- エレコム
- Silicon Power
- ADATA
- HGST
- トランセンド
- FFF SMART LIFE CONNECTED
- Apricorn
- ハギワラソリューションズ
- プリンストン
- Lenovo
- FREECOM
- SONY
- メルコシンクレッツ
- IMATION
- ASUS
- Apple
- HP
※その他各種メーカーにも対応しております。現状弊社で対応できないメーカーはございません。お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
その他メーカー・ファイルも対応可能です。詳しくはお電話でお問い合わせください。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。