今回は、外付けHDDのランプがつかない時の原因から対処法までご紹介します。
「電源が入らないHDDからデータを取り出したい」「久しぶりに外付けHDDを使用したら認識しなかった」などの症状がある方はぜひ参考にしてください。
また、ハードディスクの電源が入らない、メディアが読み込めない、データへのアクセスが困難になった場合の取り扱いには十分注意しましょう。
目次
外付けHDDランプがつかない時の確認方法
外付けHDDのランプがつかない場合は、電源供給が問題なくできているかをまず確認しましょう。
以下の項目を参考にACアダプターやUSBケーブルが抜けていないか、またパソコンの電源が入っているか確認してください。
ACアダプターに問題がないかを確認する
ACアダプターが電源に接続できているかを確認しましょう。電源タップなどの故障や、接続が抜けているケースがあります。
※他社製品のACアダプターを利用するとランプがつかない可能性もありますので、注意しましょう。
USBケーブルに問題がないかを確認する
USBの変換端子を使用せず、直接パソコンのUSBポートにHDDを接続してください。
パソコンのUSBポートを別のポートに変更して、接続できるかを試しましょう。
パソコンに問題がないかを確認する
ノートパソコンが電源に接続されているかを確認してください。他にパソコンがある場合、HDDを他のパソコンに接続して認識するかを確認しましょう。
上記を試してもまだ改善がみられない場合は、外付けHDDに問題がある可能性があります。障害発生後の通電や誤使用によってデータ破損の恐れもありますので、正しい手順で対処しましょう。
外付けHDDランプがつかない原因とは?
周辺機器の問題
USBの接触不良やアダプターの故障も考えられます。
USB端子は着脱を繰り返すため、汚れやホコリが溜まりやすく、端子部分が汚れると接触不良を起こす原因になります。接点回復剤を綿棒やコピー用紙などに塗布してクリーニングすることで修復できる可能性もありますので試してみてください。
また、外付けHDDに使われているアダプターも故障しやすい部品の一つです。
ケーブルの断線やアダプター本体の回路が故障してしまう事で、特にコンデンサーと呼ばれる部品は電解液の蒸発や液漏れにより劣化が進み易く10年ほどで寿命を迎えてしまうと言われています。アダプター自体にも電源ランプが点灯するタイプもありますので、その点も確認し故障の原因を突き止めましょう。
論理障害
論理障害とは、HDD自体に問題はないものの保存されているデータの破損やプログラムの問題によって起こる不具合を意味しています。
「フォルダやファイルが開けない」、「フォーマットを促すエラーが表示される」などの症状がある場合はデータが破損している恐れがあります。
論理障害は、軽度であれば比較的データを復旧しやすいと言われていますが、重度障害が発生している場合は復旧ソフトなどを使用しても自力での修復は難しいため注意してください。
物理障害
物理障害とは、HDDに何らかの衝撃を与えたなどの物理的な要因で認識されない事を意味しています。
「外付けHDDもしくは、パソコンを落としてしまった」など激しい衝撃を与えてしまった場合は物理障害を起こしている可能性が高いと言えます。HDDは衝撃に弱いメディアであり、衝撃によって磁気ヘッドと呼ばれるものがプラッタという円盤状のプレートに接触した場合、データが破損し、HDD自体だけではなくデータも損失しかねません。
また、寿命による経年劣化の場合も、外付けHDDが正常に駆動せずにランプが点灯しないケースがあります。
物理障害の場合、HDDをそのまま使い続けることはできないため、基本的には買い替えやデータの取り出しが必要になります。もしデータ復旧を希望する場合は、通電を避けデータ復旧業者に相談してみましょう。
外付けHDDのランプがつかない時の注意点
ハードディスクなどからファイルが読み込めなくなった場合でも、まだファイル内のデータがそのままディスクに保存されています。ですが、そこでディスクに直接アクセスすることは非常に危険な行為です。重要なデータであればあるほど、個人での操作を繰り返すとデータを復旧できる確率が低下してしまいますので、症状がある場合は以下の点に注意しましょう。
- 電源のオン/オフを繰り返さない
- 障害の程度が分からない状態で復旧ツールを使用しない
電源のオン/オフを繰り返さない
OSが立ち上がらなかったりする時に最も多くしてしまうのが、強制的に電源を落とした後に何度も電源のオン/オフを行ってしまう事です。
パソコンを立ち上げるだけでもハードディスクを使用することになる為、障害を進行させてしまいます。また、プラッタと呼ばれるデータの記録面に傷を付けてしまうと、復旧の難易度が格段に上がります。
障害が進行するほどデータを完全に取り戻せる確率が低くなりますので、電源を無理に落とすなどの危険行為は避けて下さい。
障害の程度が分からない状態でツールを使用しない
パソコンに詳しい方でも、ディスクをチェックするツールや、データ復旧ソフトを使用することはお勧めできません。
障害が重い場合、ツールによるアクセスだけでもディスク内のデータが変化し、かえってデータ復旧ができなくなる場合があります。また、データ復旧ソフトは復旧動作により元々データがあった場所に新しいデータを上書きしてしまう場合があります。
一度データが上書きされてしまうと、専門家に修理を出しても復旧が困難になる為、安易に復旧ソフトやエラーチェックツールを使用するのは控えましょう。
データ復旧ソフトを使用しても外付けHDDのランプがつかない場合はこちら
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
HDDの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
データ復旧業者では、HDDに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
対応メーカー
BUFFALOやI-O DATAをはじめ、各種メーカーに対応
様々なHDDから復旧できる可能性があります!
ハードディスク 復旧対応メーカー表
- IBM
- Western Digital
- Samsung
- Quantem
- MAXTOR
- seagate
- 東芝
- I-O DATA
- ASKA
- アドテックス
- BUFFALO(旧称:(株)メルコ)
- LaCie(ラシー)
- Logitec(ロジテック)
- エレコム
- Silicon Power
- ADATA
- HGST
- トランセンド
- FFF SMART LIFE CONNECTED
- Apricorn
- ハギワラソリューションズ
- プリンストン
- Lenovo
- FREECOM
- SONY
- メルコシンクレッツ
- IMATION
- ASUS
- Apple
- HP
※その他各種メーカーにも対応しております。現状弊社で対応できないメーカーはございません。お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
その他メーカー・ファイルも対応可能です。詳しくはお電話でお問い合わせください。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。