- nasneに接続した外付けHDDが認識されない
- 録画番組が再生できず、一覧にも表示されない
- 保存していた大切な動画が消えたように見える
nasneを使ってテレビ番組や動画を録画・再生するには、外付けHDDが正しく認識されている必要があります。しかし、突然認識されなくなるトラブルも少なくありません。
このような症状は、HDD側の故障やフォーマット不良、接続トラブルなどが原因で発生することが多く、録画データの消失リスクにもつながる可能性があります。
本記事では、nasneが外付けHDDを認識しないときに考えられる原因と、ユーザー自身で試せる対処法についてわかりやすく解説します。大切な録画データが保存されている場合は、専門業者による無料診断の活用もご検討ください。
目次
nasne製の外付けHDDが認識されない原因
外付けHDDがnasneに認識されない原因には、いくつかの要因が考えられます。まずは、以下の原因を確認し、それぞれの対処法を試してみましょう。
nasne HOMEでHDDが未登録
HDDをnasneに接続しただけでは認識されない場合があります。この場合、nasne HOMEからHDDを登録する必要があります。下記の手順でHDDをnasneに登録しましょう。
- nasne HOMEを起動する。
- 「ハードディスク管理」を選択する。
- 「外付けハードディスクの登録と削除」を選択し、「登録」ボタンを押す。
- HDDがリストに表示されたら、登録が完了です。
nasneのネットワーク設定の問題
nasneがネットワークに正しく接続されていない場合、外付けHDDが認識されないことがあります。nasneとPCが同じネットワークに接続されているかを確認し、問題があればネットワーク設定を見直しましょう。
nasne本体の不具合
最終的に、nasne本体に不具合が発生している可能性があります。この場合は、nasneを再起動することで問題が解決することがあります。再起動しても改善されない場合は、nasneのリセットやメーカーサポートへの連絡を検討してください。
HDDの接続不良
まず最も基本的な確認として、HDDがnasneの背面にあるEXT HDD端子にしっかりと接続されているかを確認しましょう。接続が不完全だと、HDDが認識されません。
外付けHDDが認識しない時の対処法は以下記事でも解説していますので是非相談してください。
HDDのフォーマット形式の問題
nasneで認識されるHDDのフォーマット形式はXFSです。外付けHDDがFAT32やNTFSなどの他の形式でフォーマットされていると、nasneでは認識されない可能性があります。PCを使ってフォーマット形式を確認し、必要に応じてXFSでフォーマットしてください。
HDD自体の故障
HDDが物理的に故障することで正常に認識できなくなることがあります。物理的な故障は衝撃や加熱のほかに経年劣化によっても生じます。たとえ心当たりがなくとも故障が生じている可能性は十二分にあるということを理解しておく必要があります。加えて、物理的な故障からの復旧には専門的な知識と特殊な設備を要するため、原則個人での対応は不可能です。大事なデータが保存されている場合は専門業者に問い合わせることをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が46万件以上の相談実績（算出期間：2011年1月1日～）をもとに「初期診断」を行い、障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
また、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。 まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「nasneに接続した外付けHDDが認識されない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
nasne製の外付けHDDが認識されない場合の対処法
以下に、nasneが外付けHDDを認識しない場合の具体的な対処法を紹介します。データが重要である場合、リスクを最小限に抑えるためにデータ復旧業者の利用を検討しましょう。
HDD接続の確認
HDDがnasneに正しく接続されているか確認するために、以下の手順を実行してください。
- nasneの電源をオフにする。
- HDDケーブルがしっかりとEXT HDD端子に接続されているか確認する。
- HDDケーブルが破損していないかを確認し、問題があれば交換する。
- nasneの電源を再びオンにし、HDDが認識されるか確認する。
HDDフォーマットの変更
HDDがXFSフォーマットでない場合は、PCを使ってフォーマットを変更する必要があります。以下の手順でフォーマットを変更してください。
- HDDをPCに接続する。
- 「ディスク管理」ツールを開く。
- HDDを右クリックし、「フォーマット」を選択する。
- 「XFS」を選択し、フォーマットを実行する。
- フォーマットが完了したら、HDDをnasneに接続して認識されるか確認する。
nasne HOMEでのHDD登録
HDDが登録されていない場合は、nasne HOMEを使ってHDDを登録しましょう。以下の手順に従ってください。
- nasne HOMEを起動する。
- 「ハードディスク管理」→「外付けハードディスクの登録と削除」を選択する。
- 「登録」ボタンを押して、HDDを登録する。
HDDの状態確認とデータ復旧
HDDが物理的に故障している場合、以下の手順で確認し、必要であればデータ復旧の専門業者に相談してください。
- HDDをPCに接続し、認識されるか確認する。
- 認識されない場合は、HDDの音や振動を確認し、異常がないか調べる。
- 異音や動作異常がある場合、データ復旧業者に相談する。
nasneのネットワーク設定の見直し
nasneがネットワークに接続されているか確認し、設定を見直すことで問題が解決することがあります。以下の手順を試してみてください。
- nasneの設定画面にアクセスする。
- 「ネットワーク設定」を選択し、接続状態を確認する。
- nasneとPCが同じネットワークに接続されていることを確認し、必要に応じて設定を修正する。
nasne本体のリセットと再起動
nasne本体に問題がある場合は、再起動やリセットを試すことが解決策となることがあります。以下の手順で再起動またはリセットを行ってください。
- nasneの電源を切る。
- 数分後、再度電源を入れる。
- それでも認識されない場合、nasne本体をリセットする。
- リセット後、再度外付けHDDが認識されるか確認する。
外付けHDDがnasneに認識されない場合、適切な対処を行うことで問題が解決する可能性がありますが、物理的な故障や深刻なトラブルの場合は、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1（※1）。累計46万件以上（※2）の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%（※3）と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備
復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます：
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業（専用クリーンルーム完備）
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。（集計期間：2007年～2020年）
※2：期間：2011年1月1日～
※3：2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
