破損して開けなくなったJPGやPNG画像を復元したい場合、市販ソフトを購入せずとも、無料で利用できる画像修復ツールやオンラインサービスがあります。これらを活用すれば、消えた写真やイラストを取り戻せる可能性があります。
- スマホやカメラで撮った写真が突然開けなくなった
- 保存していた画像が真っ黒、または一部しか表示されない
- 「ファイル形式がサポートされていません」と表示される
これらの症状が出たとき、画像ファイルは内部で破損している可能性があり、誤った操作をすれば完全に消失する恐れもあります。
この記事では、JPG・PNGファイルの破損原因から、主要な無料修復ツールの特徴や使い方、修復時の注意点までを丁寧に解説しています。
万が一、自己修復が難しいと感じた場合は、365日対応・最短即日復旧が可能な当社の無料初期診断をご利用ください。失われた思い出や業務用画像も、今なら取り戻せるかもしれません。
目次
JPG・PNG画像の破損原因
画像ファイルが破損する原因はさまざまです。まずは、どのようなケースで破損が発生するのかを確認しましょう。
ファイルのヘッダー破損
画像ファイルのヘッダー情報が壊れると、ファイルが開けなくなることがあります。
不完全なコピーや転送エラー
画像を移動中にエラーが発生すると、ファイルが正常に保存されず破損することがあります。
ウイルス感染やソフトウェアの問題
マルウェアや特定の画像編集ソフトの不具合により、画像が破損する場合があります。
ストレージの不良セクタ
JPGやPNG画像が突然開けなくなった場合、保存先のストレージに不良セクタが発生している可能性があります。これは、HDDやSSD、SDカードなどにある一部の領域が読み取れなくなる現象で、長期間使用したり、落下や衝撃を受けたことがある機器で特に起こりやすいトラブルです。
画像を保存していたフォルダだけが開けなくなったり、特定のファイルだけが壊れているといった症状が見られる場合、すでに不良セクタの影響が出ているかもしれません。そのまま使用を続けると、他の画像ファイルにも影響が広がり、修復が困難になるリスクが高まります。
日常的に使っているパソコンや外付けHDDでも発生しうる問題のため、少しでも動作に違和感を覚えたら注意が必要です。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「スマホやカメラで撮った写真が突然開けなくなった」「保存していた画像が真っ黒、または一部しか表示されない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って削除や上書きをしてしまったり、アプリの設定を変えることで画像データをさらに損傷させてしまうことがあります。特に保存先のメモリやストレージに不具合がある場合、無理に操作を続けるとデータの破損が進み、写真の復元が難しくなるリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
JPG・PNG画像を修復できるフリーソフト
これらのソフトウェアは、注意点として対応できる症状は限られており、対応外の症状の機器に試すとかえって悪化するケースもあります。重要なデータの復元にはデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
4DDiG File Repair
AI技術を活用した高精度な画像修復ソフト。JPEG、PNG、RAWなどの幅広いフォーマットに対応しています。
- ソフトをダウンロード・インストールする。
- 「画像修復」オプションを選択し、破損した画像を追加する。
- [修復開始]をクリックし、処理が完了するまで待つ。
- 修復された画像を保存する。
Picture Doctor
JPEGのヘッダー修復に特化したソフト。修復後のファイルはBMP形式で保存されます。
- 公式サイトからソフトをダウンロードし、インストールする。
- 修復したいJPEGファイルを選択する。
- [Start]ボタンをクリックし、修復を開始する。
- 修復されたファイルをBMP形式で保存する。
File Repair
完全無料のファイル修復ツール。画像以外にもPDFやWordファイルの修復が可能です。
- ソフトをダウンロードし、インストールする。
- 破損した画像ファイルを選択する。
- [Repair]ボタンをクリックし、修復を開始する。
- 修復された画像を確認し、保存する。
PixRecovery
JPEG、PNG、GIF、TIFF、BMP、RAWなど幅広い画像フォーマットに対応した修復ソフト。
- 公式サイトからソフトをダウンロードし、インストールする。
- 破損した画像を追加し、修復を開始する。
- 修復後、画像をオリジナル形式またはBMP形式で保存する。
Stellar Repair for Photo
JPEG、PNG、TIFF、DNG、CR2など多くの画像形式をサポートする修復ソフト。
- ソフトをダウンロードし、インストールする。
- 破損した画像を追加し、[修復]ボタンをクリックする。
- 修復された画像を保存する。
JPGやPNG画像が開けなくなった場合、フリーソフトを使って修復を試みる方も多いですが、注意が必要です。無料ツールは手軽に使える反面、誤った操作や互換性の問題により、画像データがさらに破損するリスクがあります。特に元データに直接上書きしてしまうと、復旧の可能性が著しく低下してしまいます。また、フリーソフトは論理障害(ファイルの破損など)にしか対応できず、HDDやSDカードなどの物理的な故障には対応できません。
大切な画像を安全に取り戻すためには、専門業者への相談が有効です。
解決できない場合は専門業者に相談する
紹介したフリーソフトを使っても画像が開けなかったり、修復できなかった場合は、HDDやSDカードなどの物理的な故障が起きている可能性があります。自己流で何度も修復を試みると、データが上書きされたり、状態がさらに悪化するリスクがあるため注意が必要です。
大切な写真や画像を守るためにも、早めに専門業者に相談することが安全です。適切な診断と対応を行えば、修復できる可能性が高まります。
当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「修復不可」とされた画像データのご相談も含め、これまでに7,300件以上のご相談(※1)に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い実績を維持し、画像ファイルの破損に関する対応経験も豊富です。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。画像が開かない、破損していると感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。