新しい外付けHDDへデータを移したい、複数のHDD間でファイルを整理したいと考えていませんか?PCを使ったコピーや専用ツールを使えば、安全にデータを移行できます。
- 外付けHDDから別のHDDにまとめたい
- 容量の大きな新しいHDDへ移行したい
- フォルダやファイルの整合性を維持してコピーしたい
こうした作業は、手順を誤るとコピー漏れやデータ破損につながることもあります。コピー中の中断や誤操作はデータ消失のリスクとなるため注意が必要です。
本記事では、外付けHDD同士でのデータ移行方法を「コピー&貼り付け」「クローンソフト」「デュプリケーター」の3つの手段で解説します。
もし大切なデータの移行に不安がある場合は、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しています。
目次
外付けHDD同士でデータを移行する原因と背景
外付けHDD間のデータ移行は、バックアップ強化や容量不足の解消、新しい機器への切り替えなどで必要になります。主な原因を整理しました。
容量不足を解消したい
古い外付けHDDの容量が足りなくなった場合、新しい大容量HDDへ移行することでデータ管理がスムーズになります。
バックアップを分散管理したい
複数の外付けHDDへコピーしておくことで、災害や故障の際にもデータを守ることができます。安全性を高めるために重要な運用です。
古いHDDから新しいHDDへ移行したい
買い替えの際にはデータ移行が必要です。ただしコピー中にエラーが発生するとデータ消失の危険もあるため、慎重に進める必要があります。重要な場合は専門業者に相談するのも安心です。
物理障害や深刻なエラーがある場合
外付けHDDをコピーしようとした際に「異音がする」「コピー中にフリーズやエラーが頻発する」「アクセス速度が極端に遅い」「途中で認識しなくなる」といった症状がある場合、HDD内部の物理障害やファイルシステムの深刻な破損が疑われます。
これらは自力でコピーを続けるとデータを完全に失うリスクが非常に高く、ソフトウェアやデュプリケーターでは対応できません。特にカチカチ音やカリカリ音などの異音は、磁気ヘッドやプラッタの損傷を示す典型的な症状で、通電や再試行を繰り返すことで復旧率が急激に低下してしまいます。
こうした場合は専門業者に相談することが最も安全で確実な選択です。当社デジタルデータリカバリーでは、外付けHDDの物理障害や重度のエラーからの復旧実績も豊富で、相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しています。大切なデータを守るため、異常を感じた時点で無理な操作を避けてご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「外付けHDDから別のHDDにまとめたい」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、コピー中のエラーや誤操作による初期化・上書きで、大切なデータが失われることがあります。特にHDD自体に不具合がある場合、作業を続けることで状態が悪化し、復旧が困難になる恐れがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
データ移行の手順
以下の手順を参考に、外付けHDD間のデータ移行を進めてください。
両方の外付けHDDをPCに接続する
まず、2つの外付けHDDをPCのUSBポートに接続します。それぞれのHDDがPCで認識されているかを確認してください。
移行元のデータを選択する
移行元のHDDを開き、移行したいデータ(ファイルやフォルダ)を選択します。必要に応じて、データを種類やフォルダごとに整理しておくと便利です。
データをコピーと貼り付けする
以下の手順でデータをコピーします。
- 移行元HDDのファイルやフォルダを右クリックし、「コピー」を選択。
- 移行先HDDを開き、適切なフォルダを選択して右クリックし、「貼り付け」を選択。
- コピーが完了するまで待つ。
データの整合性を確認する
コピーしたデータを開き、移行元と内容が一致しているか確認します。問題がなければ移行は完了です。もし、データが消失していたり一部破損や文字化けが生じていた場合は何らかの問題が発生している可能性が高いです。
データ移行時の注意点
以下のポイントに注意して、データ移行をスムーズに進めましょう。
- 大容量データの場合、分割して移行すると安全です。
- 移行中は両方のHDDを取り外さないように注意してください。
- 移行後も、元のHDDのデータを一定期間保管しておくことをおすすめします。
問題発生時の対処法
データ移行中に問題が発生した場合、以下の方法で対応してください。
HDDが認識されない場合
接続ケーブルが緩んでいないか確認し、別のUSBポートに接続してみてください。また、ドライブが「ディスクの管理」ツールに表示されているかを確認します。
コピー中にエラーが発生した場合
エラーが出た場合、ファイルが破損している可能性があります。他のファイルを優先してコピーし、破損したファイルの修復を検討してください。
データが途中で止まる場合
データ移行中に処理が途中で止まってしまう場合、大容量データを一度にまとめて移そうとすると負荷がかかりすぎている可能性があります。フォルダ単位で分割して移行することで、スムーズに進むケースもあります。
ただし、繰り返し停止するような状況では、ストレージの障害やデータ破損の可能性もあるため注意が必要です。こうした場合は、無理に操作を続けず、データ復旧の専門業者に相談することが安全です。
当社デジタルデータリカバリーでは、これまで7,300件以上のご相談(※)に対応しており、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※)という高い実績を維持しています。相談と初期診断は無料で、24時間365日対応していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。