HDDを落としてしまったとき、慌ててパソコンに接続して確認していませんか?実は、これがさらに状況を悪化させる原因になることがあります。
落下したHDDは電源を入れるだけで内部が損傷し、最悪の場合、大切なデータが完全に失われる恐れがあります。また、内部の機械部分が故障していることも多く、個人で直すのはほぼ不可能です。大事なデータを守るためにも、まずは専門の業者に相談することをおすすめします。
目次
HDDが落下した場合に発生する障害
HDDが落下すると、内部で深刻な物理障害が発生する可能性が非常に高く、データを失うリスクが大きくなります。落下によるHDDの損傷は、次のような影響を引き起こします。
物理障害の具体例
物理障害とは、HDDの内部部品が壊れてしまう状態を指します。以下は、落下後に発生しやすい障害例です。
- ディスクに傷がつく(スクラッチ障害)
磁気ディスクに傷がつくと、データが永久に失われることがあります。 - 読み書きヘッドの故障
ヘッドが動かなくなり、データにアクセスできなくなります。 - モーターの停止
ディスクを回転させるモーターが壊れると、HDD自体が動かなくなります。 - 接続部分の破損
コンピュータとの通信が途絶え、HDDが認識されなくなることがあります。
落下後に無理に使用するとさらに悪化する恐れも
専門家に相談するメリット
データ復旧の専門業者なら、次のような強みを活かして解決できます。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断を無料で実施し、次の強みを生かしてあらゆるトラブルに対応しています。
- 15,000種類以上の障害事例を蓄積した独自のデータベース
- 専用のクリーンルーム環境と7,000台以上のHDDドナーを完備
- 経験豊富な技術者が一台一台丁寧に復旧を担当
異音がするHDDは、繰り返し通電することで損傷が進行し、復旧が困難になる場合があります。そのため、問題が発生したらすぐに電源を切り、専門家に相談することが重要です。
当社の無料相談サービスでは以下のサポートをご提供しています。
- お電話・メールでの無料相談(24時間365日対応)
- 初期診断で問題の正確な診断と適切な解決策の提案
トラブルが発生した際は、ぜひお気軽にご相談ください。46万件以上の相談実績(2011年1月~)を誇るデジタルデータリカバリーが、大切なデータを守るお手伝いをいたします。
HDDが落下した場合の注意点
HDDが落下した場合は、以下の点に注意しましょう。
電源のオン・オフや通電をしない
HDDが落下した場合は電源のオン・オフや通電は避けるように注意しましょう。
電源が入ることで、状態の悪化や物理障害が拡大し、最悪の場合データ復旧専門業者でもデータを取り出せなくなる場合があります。
落下させた後に、自力でデータを取り出そうと通電し続けることは最も危険な行為になります。
HDDが落下した場合は、すぐに使用を中止するようにしましょう。
コードの抜き差しをしない
コードを抜き差ししないようにしましょう。
コードの抜き差しをすることで一時的に認識したり、通常通りに動作できるようになっても、落下したHDDにとっては負荷の高い動作になります。
電源のオン・オフの際と同様、状態の悪化に繋がるため、電源を切ってコードを接続しないようにしましょう。
PCに繋げたまま作業しない
異音がするなどの症状が出ている場合、保存しているデータの状態を確認したくなるかもしれませんが、ほとんどのHDDでは、PCに接続すると自動的に通電されます。
認識しないからといってHDDをPCに繋げたまま操作すると、HDDは動作し続け、内部の故障が進行してしまいます。
落下したHDDに必要なデータがある場合は、PCに繋げないようにしましょう。
HDDを分解・開封しない
HDDを個人で分解・開封しないようにしましょう。
HDDの内部はナノメートル単位で構成されており、ほこりや指紋が付着するだけでデータが損傷します。
安易に個人で分解・開封すると障害が拡大し、重度物理障害になるとデータが取り出せなくなる可能性があります。
データ復旧専門業者に任せるようにしましょう。
復元ソフトを使用しない
データ復元ソフトは便利に見えますが、物理的な障害には対応できないため注意が必要です。特に、HDDが落下などで物理的に損傷している場合、復元ソフトを使用することは推奨できません。通電することで内部のダメージが拡大し、最悪の場合、データが完全に失われるリスクを伴います。
さらに、誤った操作をすると復旧のチャンスを失う可能性が高いため、ソフトを試すこと自体が危険です。大切なデータを守るためには、復元ソフトを使わずに専門業者への相談を検討することが安全です。
私たち、デジタルデータリカバリーは、46万件以上の相談実績と15,000種類以上の障害対応データベースを駆使し、物理障害を含むさまざまなトラブルに対応しています。 クリーンルーム完備の設備と専門技術を用い、最短で大切なデータを取り戻します。
初期診断とお見積りは無料ですので、少しでも異常を感じたらお気軽にご相談ください。データ損傷を最小限に抑えるため、早めの対応が重要です。 24時間365日対応の専用窓口で、専門アドバイザーが迅速に対応いたします。大切なデータの復旧は、プロに任せて安心してください。
落下したHDDに必要なデータが入っている場合は専門業者に相談する
落下させてしまったHDDに必要なデータが入っている場合は、個人で取り出すことがほぼ不可能なため、専門業者への依頼が必須になります。
メーカー修理とデータ復旧業者の違い
どちらの業者を選べば良いか結論から言うと、正常な動作を優先する場合は「メーカー修理」データを元通りにしたい場合は「データ復旧業者」になります。
修理を行うと、ほとんどの場合はHDDを交換され、原則データは全て初期化されます。あくまで機器の修理が目的なので、データ復旧を行うことはできません。
必要なデータがある場合は、データ復旧業者に依頼するようにしましょう。
デジタルデータリカバリーに相談
- HDDが認識しない!ファイルが開けない!
- 壊れたHDDからデータを取り出したい!
- 間違ってデータを削除した!初期化した!
HDDのデータ復旧とメーカー保証の違い
大切なデータを取り戻したいなら
専門業者でデータ復旧しよう
24時間365日受付 最短当日復旧
データが必要な場合はデータ復旧業者に依頼する
データを最優先する場合は、データ復旧業者に依頼しましょう。
落下したHDDはほとんどの場合が物理障害が発生します。最初はデータの読み書きができていても、通電を続けると状態が悪化し「重度物理障害」になることがあります。
物理障害を個人で対処しようとしたり、データの復元を試みてPCに繋げると障害を拡大する恐れがあります。
HDDが落下した場合は無理にデータを取り出そうとせず、まずはデータ復旧業者の無料初期診断を利用して依頼するか検討しましょう。
落下したHDDのデータ復旧方法
HDD内に重要なデータが入っている場合、まずはデータ復旧業者に相談するようにしましょう。
復旧方法は以下のような流れになります。
専用設備内で分解する
まず、HDDの分解を行い、原因と発生している障害を正確に判断する必要があります。
この際、ほこりや塵が入らないよう、手術室と同等の清潔度を保った「クリーンルーム」など、管理された専用設備内で行います。
損傷部分を確認する
どの部分が損傷しているかによって対処法が異なる為、損傷部分の確認を行います。
正確に状態を判断するには、専門的な知識が必要になります。HDDでは、肉眼では見えない傷が原因で、不具合が発生することもあります。
専門のエンジニアが丁寧に損傷部分の確認を行います。
パーツの交換を行う
次にパーツの交換を行うのですが、HDDはメーカーや型番によって互換性のあるドナーが必要になるため、専門知識だけでなく大量の部品のストックが必要です。
ドナー部品の在庫が少ない業者であれば、依頼したはいいものの調達に一週間以上かかり、「思ったよりも復旧時間が長かった」なんてことも少なくありません。
在庫が多い業者であれば取り寄せる時間を省けるため、復旧にかかる時間も短くすることができます。
データを取り出す
パーツの交換後HDDが正常に動作できたら、最後にデータの抽出を行います。
HDDを認識してデータを取り出せれば、復旧完了になります。
エンジニアが何名体制で復旧に当たっているかで、一日に対応できる件数が変わってきます。数十名以上のエンジニアがいる業者であれば、対応できる件数も多いため復旧完了までの時間がその分短くなります。
エンジニア数や業者の規模も、業者を選ぶ際は確認するようにしましょう。弊社では、24時間365日対応の無料相談を実施中です。専門アドバイザーが迅速に対応いたします。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。