HDDを使っていると、パーティションが細かく分かれて容量を無駄にしてしまったり、どこにファイルを保存したか分かりにくくなったりすることがあります。そんなときに有効なのが、複数のパーティションを結合する方法です。
- 容量をまとめて使えるようになり、空き領域を効率的に活用できる
- ドライブ数が減り、ファイルやフォルダ管理がシンプルになる
- 不要なパーティションを整理でき、PCの運用がスムーズになる
一方で、結合作業を誤るとデータが完全に消失するリスクがあり、取り返しがつかなくなる可能性があります。とくに業務データや大切な写真が保存されている環境では、慎重な対応が求められます。
本記事では、Windows標準機能である「ディスクの管理」やサードパーティ製ソフトを活用した結合手順をわかりやすく解説するとともに、データ消失を防ぐための安全対策についても詳しくご紹介します。
もし結合操作に不安がある場合や、万が一データが見られなくなってしまった場合は、24時間365日対応の無料診断をご利用いただけます。安全に作業を進めたい方は、まずはお気軽にご相談ください。
目次
HDDパーティションを結合する方法

パーティションの結合は、Windows標準のツールか、AOMEI Partition Assistantなどのサードパーティ製ソフトを使用して行います。どちらの方法でも、事前に重要なデータのバックアップを取ることが不可欠です。以下で、それぞれの方法を紹介します。
Windows「ディスクの管理」での結合
Windowsに標準搭載されている「ディスクの管理」ツールを使えば、シンプルな操作で隣接するパーティションを結合できます。しかし、この方法では結合時にデータが失われる可能性があるため、十分な注意が必要です。
- 「スタートメニュー」から「ディスクの管理」を開く。
- 結合したいパーティションを右クリックし、「ボリュームの削除」を選択する。
- 削除後、未割り当て領域になった部分の隣接するパーティションを右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択する。
- 拡張ウィザードに従い、未割り当て領域を取り込む。
サードパーティ製ソフトでの結合
AOMEI Partition Assistantなどのサードパーティ製のソフトを使用すると、データを失うことなく、簡単にパーティションを結合できます。これにより、Windows標準ツールでは対応できない複雑な操作も可能になります。
- AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールする。
- ソフトを起動し、結合したいパーティションを選択する。
- 「パーティションを結合」を選択し、画面の指示に従って操作を進める。
- 結合が完了したら、PCを再起動して結果を確認する。
HDDパーティション結合のリスクと注意点
パーティションの結合は便利な操作ですが、いくつかのリスクが伴います。特に操作ミスによりデータが消失する可能性があるため、事前の準備と慎重な操作が必要です。また、OSがインストールされたCドライブを結合対象にすることはできません。
- 制限: 同一物理ディスク上の隣接するパーティションのみ結合可能。
- 制限: OSが入っているCドライブは結合不可。
- リスク: ボリューム削除時にデータが失われる可能性がある。
- 対策: 操作前に必ずバックアップを取ること。
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。