突然、録画番組が再生できないという状況に直面した方も多いのではないでしょうか。
特にPanasonic製のDIGAで内蔵HDDは再生可能にもかかわらず、外付けHDDのみが使えない場合は、本体設定や接続方式のミスマッチが原因であることが少なくありません。
この記事では、外付けHDDが認識されないときの主な原因と、それぞれの対処法を丁寧に解説します。
「どうしても消したくない映像がある」「復旧可能かだけでも知りたい」とお考えの方は、24時間365日受付の無料診断をご利用ください。DIGAに特化した技術をもつ専門スタッフが、最適な復旧方法をご提案いたします。
目次
DIGAでHDDが認識されない原因
DIGAでHDDが複数台とも認識されない場合、「すべてのHDDが同時に故障した」と考える前に、DIGA本体側の設定や接続環境、SeeQVaultの非対応などを確認する必要があります。HDDの状態にかかわらず、認識されない根本原因が他に潜んでいるケースが非常に多いためです。
本体設定や電源リセットが不完全
一見正常に見える本体でも、長時間の稼働やシステムの一時的な不具合により、外付けHDDを正しく認識できなくなることがあります。DIGA本体とHDDの双方を完全にリセットすることで、接続不良が解消されるケースがあります。
接続ケーブルやポートの不備
正しいUSBポートに接続していなかったり、USBケーブルが断線していたりすると、正常な認識ができません。特に「USB-HDD」と表記されたDIGA背面ポート以外に接続すると、録画HDDとして機能しません。
SeeQVault非対応のDIGAを使用している
SeeQVault対応のHDDは、非対応のDIGAに接続すると認識されないか、フォーマットを求められることがあります。事前に対応表を確認し、互換性をチェックする必要があります。
外付けHDDが別のDIGAで登録済み
多くのDIGAは、最初に接続されたHDDを専用機器として登録します。別のDIGAに接続しても、登録されていないHDDは認識されず、再フォーマットを促されることがあります。
HDD自体の障害や故障
すべての対処を行っても認識されない場合は、外付けHDD側で論理障害や物理障害が発生している可能性があります。ランプの点灯状態や異音の有無などを確認することで、障害の有無をある程度判断できます。
こうしたトラブルに直面した際には、正確な診断と専門的な対応が求められます。
その点、当社では論理障害・物理障害の両方に対応できる体制を整えており、状況に応じた最適な復旧方法をご提案しています。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで無料でご利用いただけるため、少しでも異常を感じた時点で早めにご相談いただくことが、データを守る第一歩となります。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
DIGA(ディーガ)のHDDが認識しない――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績50万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が8,000件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
DIGAでHDDが認識されないときの対処法
外付けHDDが認識されない場合、まずはリセット操作や接続状況の見直しから始め、DIGAの対応状況やHDDの登録情報も順に確認していきましょう。誤ってフォーマットを行わないよう十分に注意しながら進めてください。
機器の完全リセット手順
DIGA本体や外付けHDDが認識されないときは、すべての電源を一度切り、内部の残留電気を抜くことで復旧するケースが多くあります。
- DIGA・テレビ・外付けHDDすべての電源をオフにする
- すべての電源プラグ(DIGA・テレビ・HDD)をコンセントから抜く
- 5~10分ほど放置して内部電気を完全放電する
- DIGAの電源プラグを先に挿し、電源を入れる
- DIGAの起動後にHDDの電源を入れ、USBケーブルを接続する
USBケーブルと接続ポートの確認方法
接続不良は、見落とされがちな原因のひとつです。HDDのランプやUSBポートの差し込み位置を今一度確認しましょう。
- USBケーブルを別のケーブルに交換してみる
- DIGA背面の「USB-HDD」ポートに正しく接続する
- HDDのランプが点灯または点滅しているか確認する
SeeQVault対応状況の確認手順
SeeQVault対応のHDDは、非対応機種で使うと認識されません。対応表を調べ、使用しているDIGAが対応しているかを調べましょう。
- DIGAの型番を確認し、Panasonicの公式サイトまたは説明書を参照する
- HDDがSeeQVault対応製品かどうかを確認する
- 以前接続していたDIGAと現行機種の対応状況を比較する
HDDが登録済みか確認する方法
登録済みのHDDは、他のDIGAで使用する場合に制限があります。新たなDIGAでは初期化を求められることがあるため注意が必要です。
- 使用しているHDDが以前どのDIGAで登録されたか確認する
- 登録されていない本体に接続した場合、フォーマット表示が出るか確認する
- 録画が必要な場合は絶対にフォーマットせず、HDDの接続状態を保つ
データが大切な場合の安全な対処法
上記のどの対処でも改善が見られない場合、または録画データを残したい・消失を避けたいという場合には、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。
HDDの障害や管理データの複雑な破損は、自力での対応ではさらに状況が悪化しデータ復旧不能になるリスクが高まります。
当社はこれまで多数のディーガ内蔵HDDのトラブル対応実績があり、重要データの復旧支援も行っております。ご希望の場合は、まずはお気軽にお問合せください。
デジタルデータリカバリーは、50万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)という高い成果を上げています。相談・初期診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なレコーダーの復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々のレコーダーの復旧に成功してきました。レコーダーの復旧事例が多いのには、理由があります。
他社で復旧不可とされたケースでも成功する理由
デジタルデータリカバリーが他社で復旧不可とされたブルーレイレコーダーの復旧に成功する理由は、長年にわたる経験に裏打ちされた高い技術力と幅広い対応範囲にあります。
復旧の取り組みは、事前の研究と徹底した検証を経て構築されています。特に、レコーダーに施されたメーカー独自の暗号化技術や、機種ごとに異なるデータ保存形式を正確に見極め、最適な復旧手段を講じています。
具体的な成功事例:SONY製レコーダー「BDZ-A950」
(弊社論理エンジニアの新名晴貴氏〈写真左〉はHDDレコーダーのデータ復旧システムを開発し、多くのデータを復旧してきました。また、金泰賢氏〈写真右〉はファームウェアの修復や完全な環境復旧など、難易度の高いケースを扱っています)
具体的な成功事例として、SONY製ブルーレイレコーダー「BDZ-A950」の復旧成功ケースがあります。この機器は、以下の理由で他社が復旧を断念した非常に困難なケースでした。
- HDDの交換に伴い、ファームウェア(制御部品)が変更されていた
- 内部の記録方式が複雑で、既存の復旧手法が通用しなかった
デジタルデータリカバリーでは、古いHDDに保存されていた情報を解析し、復旧に必要なデータを再構築。その結果、メーカーや他社で復旧が不可能とされた機器でも、データ復旧に成功しました。
「不可能を可能に」する理由
この成功事例は、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数8,000件超」(算出期間:2016年6月1日~)ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。










































