シャープ製のレコーダーでブルーレイやDVDを再生しようとした際、「ディスクを読み込めませんでした」と表示された経験はありませんか?
- 挿入してもディスクを認識しない
- 再生中に突然停止する
- クリーニングしても読み込めない
このような症状が現れた場合、原因はディスクの汚れや傷だけでなく、レンズの劣化や本体内部の故障など、多岐にわたります。不用意な操作を繰り返すと、機器の状態が悪化し、記録されたデータが失われる可能性もあります。
本記事では、「ディスクを読み込めませんでした」と表示される原因を分類し、自分でできる安全な対処法を順を追ってわかりやすく解説しています。
デジタルデータリカバリーは、HDD・SSD・USBメモリ・SDカード・RAID・NAS・サーバーまで幅広く対応可能。365日年中無休・初期診断無料・最短即日復旧で、突然のトラブルにも迅速に対応いたします。お気軽にご相談ください。
目次
「ディスクを読み込めませんでした」が表示される原因
シャープのブルーレイプレーヤーで発生する「ディスクを読み込めませんでした」というエラーが表示される原因は、主に以下の通りです。
ディスクの互換性の問題
シャープのAQUOSブルーレイプレーヤーは、特定のDVDやBDディスクに対応しています。例えば、BD-R、BD-RE、DVD-R、DVD-RWなどが使用可能ですが、ディスクの規格や記録方式によっては読み込めない場合があります。具体的には、海外で購入したディスクや特殊な記録方式を使用したディスクが読み込めないことがあります。
ディスクの挿入方法の誤り
ディスクの表裏を間違えて挿入したり、斜めに入れてしまったりすることで読み込みエラーが発生することがあります。特に、小さな子供や高齢者がディスクを扱う際にこのような問題が起きやすいです。
レンズの汚れ
ブルーレイレコーダーの光学レンズにほこりやゴミが付着すると、ディスクの読み取りに支障をきたします。例えば、長期間使用していなかったプレーヤーを久しぶりに使用した際に、このような問題が発生することがあります。この場合、レンズクリーナーを使用して清掃することで改善できる可能性があります。
ただし、失敗すると傷を広げたり、最悪の場合修復できない状態まで悪化することがあるので、重要なデータが入っている場合は専門の復旧業者に相談することが安全です。
ディスク自体の問題
ディスクに傷や汚れがある場合、読み込みエラーの原因となります。例えば、子供がディスクを床に落としてしまった場合や、食べこぼしなどで汚れてしまった場合などが考えられます。軽度の汚れであれば、柔らかい布で優しく拭くことで改善する可能性があります。
電源供給の問題
ブルーレイレコーダーの電源ケーブルが破損・劣化していると、ディスクの読み込みに必要な電力が十分に供給されず、読み込みエラーが発生する可能性があります。例えば、ケーブルが古くなって断線しかけている場合や、ペットがケーブルを噛んでしまった場合などが考えられます。
レコーダーのシステムエラー
プレーヤーのソフトウェアに問題が生じている場合もあります。この場合、レコーダーの再起動で改善することがあります。例えば、長時間連続して使用した後や、停電後に電源を入れ直した際にこのような問題が発生することがあります。
これらの原因に対処する際は、まず簡単なトラブルシューティングから始め、それでも解決しない場合は専門家に相談することをおすすめします。特に、重要なデータが入ったディスクの場合は、無理に操作せず、データ復旧の専門家に相談することが賢明です。
ハードウェアの故障
ディスクを読み込めない原因として、ブルーレイレコーダー本体のハードウェアに不具合が生じている可能性も考えられます。特に、長年使用している機器や頻繁にディスクの出し入れを行っている場合は、内部の読み取り装置(ピックアップレンズ)が劣化していることがあります。
「最近ディスクの読み込みに時間がかかる」「一度入れ直さないと再生できない」といった小さな違和感を感じていた場合は、すでに故障の前兆が現れているかもしれません。
こうした不具合を放置すると、最終的にはすべてのディスクが読み込めなくなるリスクがあります。異変を感じた段階で早めに対処することが、データの保護や修理費用の抑制につながります。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
「ディスクを読み込めませんでした」の対処法
シャープのブルーレイプレーヤーで発生する「ディスクを読み込めませんでした」というエラーの対処法は、主に以下の通りです。
ディスクの互換性の確認
シャープのAQUOSブルーレイプレーヤーは、特定のDVDやBDディスクに対応しています。例えば、BD-R、BD-RE、DVD-R、DVD-RWなどが使用可能ですが、ディスクの規格や記録方式によっては読み込めない場合があります。具体的には、海外で購入したディスクや特殊な記録方式を使用したディスクが読み込めないことがあります。シャープの公式サイトで、対応ディスクの一覧を確認することが重要です。
- シャープの公式サイトを開きます。
- 「サポート」セクションに移動します。
- お使いのブルーレイプレーヤーモデルを検索します。
- 対応ディスクの一覧を確認します。
- 使用するディスクが対応リストに含まれていることを確認します。
ディスクの挿入方法の確認
ディスクの表裏を間違えて挿入したり、斜めに入れてしまったりすることで読み込みエラーが発生することがあります。特に、小さな子供や高齢者がディスクを扱う際にこのような誤りが多いです。シャープのAQUOSブルーレイプレーヤーは、ディスクの挿入方向を示すガイドがあるため、これを確認して正しく挿入することが重要です。
- ディスクトレイを開きます。
- ディスクの表裏を確認します。
- 記録面(鏡面側)を下(地面側)に向けて入れます。
- トレイを閉じます。
- プレーヤーがディスクを読み込むか確認します。
レコーダーのレンズのクリーニング
レコーダーのディスクを読み取る部品が汚れている場合は、シャープ純正のレンズクリーナー(例:VCP-CL10など)を使用してクリーニングすることが推奨されます。純正クリーナーは、シャープの光学系に最適化されており、安全にクリーニングを行えます。
- シャープ純正のレンズクリーナーを用意します。
- クリーナーディスクをトレイに挿入します。
- プレーヤーの指示に従い、クリーニングを開始します。
- クリーニングが完了したら、ディスクを取り出します。
- 再度、ディスクを挿入して読み込みを確認します。
ディスクのクリーニング
もしディスクに傷や汚れがある場合は、ディスククリーナーで効果的に汚れを取ることができます。シャープが発売している専用のディスククリーナーがあるので、このディスククリーナーを使用してディスクのクリーニングを行ってみましょう。
また、もし用意できない場合は、以下の方法で簡易的にクリーニングを行ってみるのもアリです。
- 柔らかい布を用意します。
- 布を少し湿らせます(アルコールを使用しないこと)。
- ディスクの中央から外側に向かって優しく拭きます。
- ディスクが乾いたことを確認します。
- ディスクをプレーヤーに挿入し、読み込みを確認します。
電源供給の確認
電源ケーブルが破損・劣化している場合は、シャープの公式アクセサリーとして提供されている電源ケーブルを使用することで、電源供給の安定性を確保できます。
市販のケーブルでも大丈夫ですが、ケーブルにも供給できる電気の容量が決まっているので注意しましょう。
- 電源ケーブルの状態を確認します。
- 破損や劣化が見られる場合、新しいケーブルを購入します。
- シャープの公式サイトで適切な電源ケーブルを検索します。
- 新しいケーブルを正しく接続します。
- 電源を入れ直し、ディスクの読み込みを確認します。
レコーダーのシステムエラー
プレーヤーのソフトウェアに問題が生じている場合もあります。この場合、プレーヤーの再起動で改善することがあります。例えば、長時間連続して使用した後や、停電後に電源を入れ直した際にこのような問題が発生することがあります。シャープのAQUOSブルーレイプレーヤーには、システムリセット機能が搭載されているため、設定メニューからリセットを試みることもできます。
ただし、リセットすることで症状の悪化や最悪の場合、データが破損する場合があるので、何度も実行するは控え、専門業者に相談することをおすすめします。
- プレーヤーの電源を切ります。
- 数分間待ちます。
- 再び電源を入れます。
- 設定メニューに移動します。
- システムリセットオプションを選択します。
- リセットが完了したら、ディスクを挿入し、読み込みを確認します。
専門業者に相談する
紹介した対処法を試してもディスクがまったく読み込めない場合、ハードウェアが深刻に破損している可能性があります。このまま何度も読み込みを繰り返すと、記録されているデータに上書きが発生し、復旧が難しくなる恐れがあります。
録画内容など大切なデータを守るためには、早めに専門業者に相談することが安全です。当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」とされたケースも含め、これまでに7,300件以上のご相談(※1)に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い実績を維持しております。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。データ損失を防ぐためにも、まずはお気軽にご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なレコーダーの復旧事例が多いのか

デジタルデータリカバリーはこれまで数々のレコーダーの復旧に成功してきました。レコーダーの復旧事例が多いのには、理由があります。
他社で復旧不可とされたケースでも成功する理由
デジタルデータリカバリーが他社で復旧不可とされたブルーレイレコーダーの復旧に成功する理由は、長年にわたる経験に裏打ちされた高い技術力と幅広い対応範囲にあります。
復旧の取り組みは、事前の研究と徹底した検証を経て構築されています。特に、レコーダーに施されたメーカー独自の暗号化技術や、機種ごとに異なるデータ保存形式を正確に見極め、最適な復旧手段を講じています。
具体的な成功事例:SONY製レコーダー「BDZ-A950」

(弊社論理エンジニアの新名晴貴氏〈写真左〉はHDDレコーダーのデータ復旧システムを開発し、多くのデータを復旧してきました。また、金泰賢氏〈写真右〉はファームウェアの修復や完全な環境復旧など、難易度の高いケースを扱っています)
具体的な成功事例として、SONY製ブルーレイレコーダー「BDZ-A950」の復旧成功ケースがあります。この機器は、以下の理由で他社が復旧を断念した非常に困難なケースでした。
- HDDの交換に伴い、ファームウェア(制御部品)が変更されていた
- 内部の記録方式が複雑で、既存の復旧手法が通用しなかった
デジタルデータリカバリーでは、古いHDDに保存されていた情報を解析し、復旧に必要なデータを再構築。その結果、メーカーや他社で復旧が不可能とされた機器でも、データ復旧に成功しました。
「不可能を可能に」する理由

この成功事例は、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。