「昔撮影した思い出の動画を再生しようとしたら、ブルーレイディスクが読み込めない…」そんな経験はありませんか?
- ブルーレイプレーヤーやパソコンでディスクを入れても反応しない
- ディスクは回るのに「再生できません」と表示される
- 以前は再生できたのに、突然読み込めなくなった
こうしたトラブルは、ディスクの劣化・傷・記録エラー・再生機器側の不具合など、複数の要因によって発生します。特に、長期間保存していたブルーレイの場合、記録面の劣化により再生不能となり、取り返しのつかないデータ損失に発展することもあります。
本記事では、ブルーレイディスクが再生できない原因を整理し、ご自身で試せる簡単な対処法から、復旧が難しい場合の対応策までわかりやすく解説しています。
「大切な動画を失いたくない」「再生できるか不安」という方は、24時間365日受付の無料診断をご活用ください。専門スタッフがディスクの状態を確認し、最適な復旧方法をご提案いたします。
目次
ブルーレイレコーダーが原因でディスクを再生できない場合
同じディスクで特定のブルーレイレコーダーだけ再生・読み込みができない場合は、ブルーレイレコーダー本体(機器)に原因がある可能性があります。以下の3つの点を確認してみましょう。
ブルーレイレコーダーが故障している
ブルーレイレコーダーの読み取り部分が故障している場合、正常にディスクのデータを読み取れなくなってしまいます。よくある事例として、ブルーレイレコーダーの電源ケーブルが破損・劣化していた場合、ディスクの読み込みに必要な電力が供給されず、ディスクを読み込めない場合があります。レコーダー内に失いたくないデータがある場合は専門業者に相談することをおすすめします。
ブルーレイディスクに対応していない

画像:ブルーレイ対応マーク
そもそもブルーレイディスクに対応しているか確認してみましょう。ブルーレイディスクを再生できるのは、ブルーレイ対応のレコーダーだけです。一般のDVDレコーダーでは再生できないので、確認が必要です。DVDはブルーレイレコーダーでも再生できます。
ブルーレイディスクを再生できる機器には、ブルーレイ対応マークが貼られているので、お使いの機器にブルーレイ対応マークが貼られているか確認しましょう。
ソフトウェアアップデートしてない
ブルーレイレコーダーにもソフトウェアアップデートがあります。不正コピー防止の最新型のコピーガードや、新しく開発された機能を使用するために、不定期に実施されています。アップデートをしていない・正常に完了されていない場合、動作不良につながる可能性もあるため、確認が必要です。
もし、ブルーレイレコーダーが故障していると分かった場合は、以下の記事に故障原因や対処法を詳しく解説してるのでぜひ参考にしてみてください。

ブルーレイディスクが原因でディスクを再生できない場合
上記に示したようなブルーレイレコーダー(機器)に問題が見られない場合は、ブルーレイディスク側になんらかの原因がある可能性があります。以下の4つの点を確認してみましょう。
ディスクにホコリ・汚れがある
ブルーレイディスクの記録面にホコリや汚れが付着すると、その部分のデータが読み取れなくなります。ブルーレイは特に傷つきやすいため、取り扱いには注意が必要です。
市販のディスク専用クリーナーを使用して汚れを除去し、傷が目立つ場合は、自力で読み込めるように直すのは困難です。データを保持するためには専門業者に相談することをおすすめします。
ファイナライズがされていない
ファイナライズは、録画ディスクを他の機器でも再生可能にする作業です。特に一部のブルーレイレコーダーでは、ファイナライズをしないと正常に再生できない場合があります。
ブルーレイディスクの場合は、基本的にファイナライズは必要ありませんが、一部レコーダーやパソコンでは記録形式などの関係で再生できない場合もあります。ファイナライズすると再生できる場合もあるため、ディスクがファイナライズされてるか確認してみましょう。
詳しい操作法は、ブルーレイレコーダーやソフトウェアの取扱説明書を確認してください。
正常に書き込めていなかった
書き込み中に電源が落ちたり、安価なディスクを使用した場合、データが正常に記録されていない可能性があります。
経年劣化による読み込みの不具合
ブルーレイディスクやDVDに目立った傷がないのに再生できない場合、原因はディスク自体ではなく、再生機器に内蔵されたハードディスク(HDD)の物理的な損傷や故障である可能性があります。特に、HDDに一時的な読み書きを行うタイプのレコーダーやパソコンでは、内部のHDDが正常に動作していないと、ディスク再生処理に支障をきたすことがあります。
たとえば、「一部のディスクだけが再生できない」「再生中に突然止まる」「以前再生できていたディスクが読み込めなくなった」といった症状がある場合、HDD内部のセクタ異常やコントローラ不良が進行している可能性があります。これらの障害は、経年劣化や熱によるダメージ、通電中の軽い衝撃でも発生するため、特別な操作をしていなくても突然起こることがあります。
このような状態で再生や録画を繰り返すと、HDDの状態がさらに悪化し、録画データや一時保存されたファイルが消失するリスクも高まります。
当社では、ブルーレイ再生機器やパソコン内蔵HDDの物理障害にも対応した無料の初期診断を24時間365日体制で実施しております。ディスクは無傷なのに再生できないと感じたら、まずはご相談ください。大切なデータを安全に守るための最適な対応をご提案します。
ブルーレイディスクを再生できない時の対処法
ブルーレイディスクを再生できない時の対処法は以下の3つです。
ブルーレイディスクのクリーニングを行う
ブルーレイディスクの記録面(鏡面側)は自分でも簡単にクリーニングを行うことができます。市販されているブルーレイレンズクリーナーを使って、ホコリや汚れを取ることで、正常に再生されることがあります。
もし、市販のクリーナーでの対処が難しい場合は、水またはエチルアルコールで湿らせた布を使用してふき取ることでも代用できます。その際、記録面に拭き残りやくもりが残らないように注意しましょう。
ファイナライズを行う
ファイナライズを行っていなかった場合は、ファイナライズを行うことで再生できるようになることがあります。以下の手順で、ブルーレイディスク・DVDをファイナライズしてみましょう。
- ファイナライズしたいDVD・ブルーレイディスクを挿入する
- リモコンの「ホーム」ボタンを押す
- 「ディスク管理」→「ファイナライズ」を選んで決定するボタンを押す
- 「ファイナライズ実行」を選んで決定ボタンを押す
- 「する」を選んで実行する
- 「確認」で決定ボタンを押す
機器の再起動を行う
ブルーレイレコーダーの動作が一時的に不安定になっていて、機能が正常に動作していない可能性があります。再起動をするだけでも再生できるようになることがあるため、一度ブルーレイレコーダーを再起動してみましょう。
ブルーレイディスク・DVDのデータ復旧は専門業者に依頼する

ブルーレイディスクは、DVDやCDよりもデータの記録密度が高く、レーザーの焦点距離が短い特殊な構造を持っています。そのため、以下のような特徴が復旧を難しくしています。
- 記録層が表面に近く、傷や汚れがデータに直接影響する
- 高密度でデータが記録されているため、微細な損傷でも大きなデータ障害につながる
- 特殊なコーティングが施されており、修復には専用の技術が必要
「データ復旧は一度きりのチャンス」という言葉が示すように、初期対応が結果を左右します。自己対応に不安がある場合や、ディスクの状態が悪化している場合は、速やかに専門業者に相談しましょう。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値91.5%※1」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1(2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。)
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。