Seagate製ハードディスクの故障が目立つ、そんな評判を耳にしたことはありませんか?データ保存中に突然アクセス不能になる、認識されない、異音がするといったケースが報告されています。
- 一部モデルで故障報告が多い
- 通電しても認識しない・異音が出る
- 保存したデータが消えていた
こうした症状は、HDD内部のハード的な障害から、使用状況による劣化まで原因がさまざまで、正確な判断には専門的な知識が必要です。誤った通電や放置によりデータ復旧が不可能になるリスクもあるため注意が必要です。
この記事では、Seagate製HDDが「壊れやすい」とされる理由と、その安全な対処法を順を追って解説します。
大切なデータが保存されている場合は、自力での作業によるさらなる悪化を防ぐためにも、当社の24時間365日対応の無料診断をご活用ください。当社ではSeagate製品の復旧実績も多数ございます。
目次
Seagate製HDDが「壊れる」主な原因
Seagate製HDDが「壊れる」、正しく認識しないといった際の主な原因をご紹介します。
特定モデルの不具合
2010年代に販売されたSeagate製HDDの一部モデル、特に「ST3000DM001」などは、初期不良や設計上の問題で高い故障率が報告されました。現在は改善されていますが、該当モデルを使っている場合は注意が必要です。
過酷な使用環境
高温環境(35℃以上)、湿度の高い場所、落下などの物理的衝撃はHDDに深刻なダメージを与えます。設置場所の見直しや取り扱いに注意することが重要です。
電源・ケーブルの不具合
電源アダプターやUSBケーブルの劣化、接触不良によりHDDが正常に起動しないケースがあります。電源の瞬断や雷サージも内部回路に障害を与える可能性があります。専門業者に相談するのも早期対応の一手です。
制御系・部品劣化
長年使用されたHDDは、磁気ヘッドやモーターの摩耗、ファームウェア障害が生じやすくなります。また、製造ロットによる品質差も存在し、使用年数とともにトラブルの確率が上がります。
HDD自体の物理障害
異音がする、全く反応しない、焦げ臭がするなどの症状がある場合は、内部の磁気ヘッドやディスクの物理損傷が原因の可能性が高く、自力対応は非常に危険です。こうした場合、分解や復旧ソフトの使用はかえって状態を悪化させ、データ復旧が極めて困難になるリスクがあります。
このような場合は、速やかに電源を切り、HDDの状態を保ったまま専門業者への依頼が望ましいです。 当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク
「Seagate製HDDが壊れてしまったかもしれない」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
Seagate製HDDが認識しないときの主な対処法
Seagate製HDDが認識しないときの主な対処法をご紹介します。
他のUSBポート・PCで再接続
まずは簡易的な原因を除外するために、接続環境を変更してHDDが反応するか確認します。
- PCのUSBポートを別の箇所に差し替えて再接続する。
- 別のUSBケーブルや電源アダプターを使用する。
- 可能であれば他のPCで接続して反応を見る。
デバイスマネージャーの確認
Windows環境であれば、デバイスマネージャーを用いてドライバーの状態や認識状況を確認します。
- スタートメニューで「デバイスマネージャー」と検索して開く。
- 「ディスクドライブ」内にHDDが表示されているか確認する。
- 表示されていない場合は「不明なデバイス」などの項目をチェックする。
SeaToolsで診断を行う
Seagate公式の診断ツール「SeaTools」は、HDDの状態チェックに有効です。
- Seagate公式サイトからSeaToolsをダウンロード・インストールする。
- ソフトを起動し、対象のHDDを選択する。
- SMARTチェックやShort Drive Self Testを実行して状態を確認する。
chkdskコマンドで修復を試す
軽度な論理障害であれば、Windows標準の修復コマンドで改善が見込める場合があります。ただし、物理障害の疑いがある場合は自己判断での実行は避けるべきです。
- スタートメニューから「コマンドプロンプト」を管理者として実行する。
- chkdsk <ドライブ文字>: /f と入力してエンターする。
- 修復が完了したら、再度認識されるか確認する。
専門業者に相談する
以上の方法をすべて試しても改善が見られない場合や、明らかな異音・焦げ臭・無反応といった物理障害が疑われる場合は、自力での作業を中止し、できるだけ早く専門業者に相談することが重要です。
当社は、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと。第三者機関によるデータ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2020年)
※2:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































