dynabookを処分・譲渡する前に「データを完全に消去したい」と思ったことはありませんか？
- 通常の初期化ではデータが復元されてしまうのでは？
- 個人情報や業務データを安全に消したい
- 標準機能で安全に消す方法を知りたい
dynabookでは、専用のユーティリティを使えば外部ソフト不要でデータを完全消去できます。
一度消去すると復元はほぼ不可能になるため、必要なデータは事前に必ずバックアップしておきましょう。
本記事では、dynabook標準の消去機能を使った具体的な手順と注意点を分かりやすく解説します。
もしすでに誤ってデータを消してしまった、または障害があるストレージからデータを取り出したいという場合は、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。24時間365日対応の無料診断で最適な方法をご案内します。
目次
dynabookで全データを消去する際の注意点
dynabookに搭載されているリカバリー機能や初期化機能を利用して全データを消去する際には、いくつかの重要な注意点があります。消去後の復元が極めて困難になるため、事前の準備が非常に重要です。
消去後はデータの復元がほぼ不可能
標準機能で実行する初期化やリカバリー操作は、データを完全に削除するための処理が含まれています。一度実行すると、消去されたデータは基本的に復元できません。重要なファイルがある場合は、必ず事前に外部メディアなどにバックアップを取ってから作業してください。
リカバリーメディアを作成してから実行
初期化後にOSを再インストールするためには、リカバリーディスクやUSBメモリなどのリカバリーメディアが必要です。実行前にこれを作成しておかないと、復旧作業に支障が出る可能性があります。特に内蔵リカバリ領域が破損している場合には、外部メディアが唯一の復元手段となります。
複数回の消去でセキュリティ性を向上
1回の初期化ではデータの痕跡が残る可能性があるため、より確実に消去したい場合は、初期化操作を2～3回繰り返すことが効果的です。これは特に、業務用デバイスや機密データを扱うPCを処分する際に推奨される方法です。
物理破壊による確実な消去方法
セキュリティポリシーが厳しい環境や、外部への情報漏洩を絶対に防ぎたいケースでは、ストレージ自体を物理的に破壊するという選択肢もあります。HDDやSSDを専門機器で穴を開ける・破砕することで、復元が一切不可能な状態にすることができます。自力での破壊が難しい場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「他の人にハードディスクの内容を見られたくない、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
dynabookでハードディスク上の全データを消去しようとして誤った操作を行うと、必要な情報まで完全に失ってしまうケースがあります。特にHDD自体に不良や故障がある場合、自力での消去や再フォーマットを繰り返すことで状態を悪化させ、復旧が難しくなるリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
dynabook標準機能で全データを消去する手順
dynabookに搭載されている「消去ユーティリティ」を使うと、HDD/SSDのデータを安全に抹消できます。シリーズ共通の代表的な手順は以下のとおりです。
準備と起動方法
消去処理中に電源が切れないよう、必ずACアダプタを接続してから開始します。
- パソコンをシャットダウンする
- キーボードの「0（ゼロ）」キーを押しながら電源を入れる
- 「TOSHIBA Maintenance Utility」などの画面が表示される
メニューから消去を選択
表示されたメニューから「ハードディスクの内容をすべて消去」を選びます。
- 画面に表示されたメニューの中から「ハードディスクの内容をすべて消去」を選択
- 「次へ」をクリックして進む
標準消去と機密消去を選ぶ
「◎ 標準データの消去」または「◎ 機密データの消去」を選択できます。機密データ消去は時間がかかりますが、復元困難性が高くなります。
- 「標準データの消去」を選択（通常はこちら）
- さらに強力に消去したい場合は「機密データの消去」を選択
- 選択後「次へ」をクリック
消去開始から完了まで
消去内容を確認し「次へ」をクリックすると処理が始まります。完了後はすべてのデータが消去されます。
- 「ハードディスク上の全データの消去 データの消去を開始します」と表示される
- 「次へ」をクリックして実行
- 所要時間は方式によって異なり、機密消去は長時間かかる
- 消去完了画面が出たら「終了」をクリック
この処理で全パーティション・OS・アプリ、リカバリ領域を含む全データが完全に消去されます。
専門業者に相談する
「消去したいけど正しく実行できるか不安」「すでに故障していて消去ができない」といった場合は、誤操作や障害の悪化でデータが取り返しのつかない状態になるリスクがあります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
